家事&育児・熱帯魚・愚痴・悩み・・・etc

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ミナミヌマエビ


ミナミヌマエビ
Neocaridina denticulata

体長 2.5cm
分布 日本 
飼育 2002.8~現在




ミナミヌマエビはコケ取り用のエビとしてヤマトヌマエビと並んでアクアリウムにはポピュラーなエビです。そのヤマトヌマエビとの違いは何と言ってもその体の小ささです。普通2cm程度、大きい物もまれにいますが3cm弱くらいでしょう。小さな熱帯魚のアクアリウムにはスケール的にベストマッチするエビです。ショップ価格は300円/10匹程度と、そのコストパフォーマンスも注目です。

【特徴】このエビは日本の淡水河川に普通に生息しており、北海道から九州まで分布しているそうです。いつか機会があればワイルドものも手にしてみたいですね。このエビ、個体によって体色に様々なバリエーションが見られます。また同個体でありながら日によってそのボディカラーが違っていたりします。その色彩変異も美しく、こんなに小さいのに見どころ満載のエビです。


【飼育】うちの水槽では、主に流木や水草などほぼ区別無く、まんべんなくコケ取りに精を出して貰ってます。時折水の中を飛ぶように泳ぎ回るのが面白いです。コケ取りパワーはそんなに強力ではないのですが、量を入れる事でカバー出来ます。
繁殖も容易に可能で、淡水中で普通に抱卵し小エビが泳いでいたりします。他のエビに見られるようなプランクトン状の幼生期間が無く、生まれた時から親と変わらない立派な姿形をした小さなエビが出てきます。
そういう点も魅力的な、コケ取りだけに終わらすのは勿体ない、奥の深い楽しみ方が出来るエビです。なお抱卵が活発になるのは春先の1~3月頃です。
注意点ですが、このエビ、大きな魚がいるとエサとして食べられてしまいます。また子供の生まれたての小さなエビも魚たちに食べられてしまいます。抱卵しているエビを見つけたら、魚のいない別のエビ専用の飼育容器に移した方が良いです。そうする事によって、まず絶やすことなく安定してエビの数を維持する事が出来ます。またエビが脱皮すると、抱卵している卵ごと捨ててしまうようです。

総じて、趣味と実用的要素を兼ね備えた面白いエビだと思います。







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