亜矢羽ノ国

059+月明かり



あって無いようなものだ。


時計の針は深夜を指していても。

外に出ると明るい。

黄色い光が支配する。


月明かりしかないところで歩いてみたい。

一歩ずつ。

しっかりと確かめながら歩いてみたい。


そんなこと。

夢でしかないのだろうけれど。


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