一緒に成長する育児

一緒に成長する育児

子どもの味覚



離乳食の時期には、一生懸命いろいろな野菜をすりつぶしてあげていたのに、
だんだん子どもの自我が芽生え、好き嫌いを言うようになってくると、
子どもに迎合してしまって食卓に並ぶのは子どもの好きなメニューばかり
なんていうことはありませんか。

嫌いなものを食べさせるのには、親の方にも体力がいるものです。
調理を工夫したり、子どもに言い聞かせたり。
そんなやりとりをしながらついにあきらめてしまって、
「この子は野菜が嫌いだから」と、
栄養剤を飲ませてしまうお母さんも少なくないようです。

小学校入学前くらいになれば、「○○は体のこんな働きを助けてくれるのよ」
などという言葉が理解でき、子どもも努力するようになります。
少し無理しながらでも食べ続けていると、
そのもののおいしさがわかってくる。それが味覚の発達です。
子どもの時期だからこそ親が味覚を育ててあげましょう。



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