デジカメ・アルバム郷土篇
ゆうやけぐも
とりあえず、17枚の映像UP!(←宇都宮のゆうぐれどき8枚追加。1/27)計25枚。
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2002年の<末吉>新年(笑)を迎えて以来、毎日のように素晴らしい夕焼け空がつづいています。
北関東の宇都宮は、あきれるくらい晴天が途切れません・・・。
ゆうぐれどきの喧騒が、一瞬。空白になるような空。
東京街道と、宇都宮市民が呼ぶ道路の交差点。
いまの季節は何故かここに、夕焼けが集まって来る(笑)
それにしても、木枯らしは吹く。
思い出すのは、ついこのあいだのようなアンダマン海の熱帯の風。
そして、ふと風の途切れるたそがれどきの、真っ赤に染まった南国の波打ち際。
夕映えを写すビルのうえに、どこまでもたかい空。
重力によって地上に縛り付けられ、金儲けや色恋や日常のさまざまな雑事に目をうばわれているひとたちの頭の上に、いつでも静かに広がっている。
別の日の、同じ場所。
東京街道と、宇都宮市民が呼ぶ道路の交差点。
しつこく、いまの季節は何故かここに、夕焼けが集まって来る(笑)
さらに、ふいうちの裏切りのようにつよい風の吹いた、別の日の夕暮れ。
誰も、空なんて見上げたりしないで、先を急いでいる。
ひとびとの遥かな高み、を。雲が飛ぶ・・・
新年会の帰り道、宇都宮外環状線を走行中に、信号待ちのあわただしい合間に撮影したもの。
ふわふわ、ちいさくて、ひどくはかない雲のむれ、だった。
1月23日の日没ちかく。
さすらいのひとり雲が浮かんでた。なんだか、さかなにも、見えた。
はるるんちの、目の前はおおきな雑木林です。
ガレージの前で、どんどん変化してゆく雲をつかまえました。
けれど、つかまえたような気がしただけ(笑)
渡り鳥のむれも、視界の端を過ぎて行ったけど、ここには写っていない。
この夜も、寝室のある2階のベランダからは雑木林の上に、あふれる星空が冴え渡りました・・・
両手いっぱいの、あかね雲がひろがるひろがる・・
ビデオのロビンソン・クルーソを観ていたら、いつのまにか窓の外には、こんなあかね雲が広がってた。
あわてて、2階のベランダや、サンダルをつっかけて玄関前の道路に出て、でじかめ撮った(笑)あっという間に、色褪せてゆくゆうぐれ。雲はみんな灰色に染まっていった・・・。
デジカメ・アルバム海外篇
ゆうやけぐも
タイの国内線でバンコクから南部の港町クラビに向かう飛行機からの眺め。
すぐそこまで、夕闇が迫って来てる。
1泊100円のポカラの宿の屋上に上って、8000メートルの山脈に1対1で対面する。黙って染まってゆく夕映えのヒマラヤ・アンナプルナ山群。それを、黙って見続ける視線。
ネパールの山々を越えると、インドの大地が続く。やがて、おおきな河が網の目のように入り乱れる、国土全体が巨大なデルタ地帯のようなバングラデシュに差し掛かる頃。遥かな神の意志のようにゆっくりと地球が傾いて、夕闇が迫って来る。
ふと、手前のつばさの下を見れば、夕映えのジェット・エンジンが、かなしいくらいに染まっていた。