映像】美術展が終わって

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2006年05月23日

(13)

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8880)

カテゴリ：はるるさんちの日常生活

自分たちで主催してた、まつりのあとのような気分。

続いていた移動祝祭日が、あっという間に去って行きました。

一週間もの期間のあいだじゅう、ずっと吹き荒れた嵐のような親子展覧会が終わった最後のゆうぐれどきは、みんなで５トントラックに乗って家族揃って展示作品の撤去作業。
どういう訳か、ハンドルを握ってるのは中年女性の配偶者で、今回のおいらは助手席。

親子展６

★終了した会場のきりんとじてんしゃ。・・・そして、受付のちびうさ。すでに壁の写真パネルは撤収済み。

もろもろの写真関係は自宅の８畳の和室へ、大谷石のオブジェは玄関先のエントランス空間。
大物の流木を使った「きりん」と「じてんしゃ」は、どちらも３メートルあまりなので自宅に置き場所はなくて、ひとまず身内の経営する会社のロビーの片隅に移動。
今までは、出身高校の美術関係のスペースに間借りさせていただいていたんだけど、さすがに場所ふさぎになっていたし、後輩たちの新しい作品もどんどん増殖して来るので、いつまでも甘えてはいられない・・・と、言った事情も。

後片付けをしたあと、自宅に戻って食事といっしょにみんなでちょっとだけお酒を飲んで、それぞれ早めに風呂に入って２階の自分の部屋に行き、ぐっすりと寝てしまった。

５月１８日から２３日の６日間で、３００名あまりの来場者は、自分たちの個展が初体験の身には多いのか少ないのか良く判らないけれど、ちいさなギャラリーの割合には、けっこうお客様が多かったほうではないかと思う。
ネットでのともだちも、首都圏を中心に１０人ほどＪＲの快速や新幹線などでわざわざ足を運んでいただき、会場で声をかけてもらってオフ会状態になってました♪

変則的な展示だったけれど、２００枚ちょっとのはるるさんの写真も好意的に受け止めて下さるひとが多く、身内以外の感想でも、ゆめの制作した彫刻への励ましの声はさらに大きいものがあって、活躍中の彫刻家や美術評論家のひとたちに「年齢などに関係なく、作品そのものは十分に通用するホンモノなんだから・・・もっと、発表の場所を増やして、さらに広い場所へどんどん飛び出して行くべきだ」との、いくつもの声をいただきました。

もちろん、不備な部分や素人作業の範囲を出られない、至らぬ箇所はいろんな部分にたくさん存在したんだけれど、それを反面教師にして（あるとすれば）次回に繋げてゆきたいなあ。汗

親子展１

★会場には、お祝いの生花がいっぱい！

ひとりだけ１階に残って、もう１缶だけ追加したビールを黙って飲んでいると、１９歳のムスメと２３歳の息子、そしておいらと配偶者の家族４人が同じ屋根の下に同時に存在してるとは思えないくらい。
みんなずっと張り切っていたけど、実際はとても疲れていたんだなあ・・・と、実感するくらいに家の中がひっそりしてしまって、無人の家にひとりきりで居るよう。

濡れたわたのようにひどく疲れていても、深い満足感といっしょの気持ちの良い眠りの世界なんだろうと思う。

親子展４

★最終日の最後の最後に飛び込んできた（旧姓）みずいまちこさん。もとＣＲＴ花形アナウンサー！にも、花のおすそわけ。

会場に持って来ていただいた沢山（１２～３くらい）のブーケや大きな鉢入りの生花は、最終日の午後に来てくれたお客さまたちに、笑顔といっしょに殆んど持ち帰っていただきました。。。

中でも、年配の男性が「ちょうど、これから９４歳の母親のところに会いに行く」ところだと言って、本人もとても喜ぶと思いますと言い残して、ありあわせの新聞紙に包んだ花を持っていった後姿の弾んだ足取りが目に焼きついています。

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