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2009.09.08

桃狩りの話

(1)

カテゴリ：カテゴリ未分類

もひとつ、夏休みの思い出の話です。書こう書こうと思って、書いていなかったこと・・・。さかのぼること、2ヶ月？夏休みに入る前です・・・。

今年もＮさんの果樹園で桃狩りを体験させていただきました。

しかし・・・。

その日は、悲しいことに土砂降り・・・。

土砂降りの桃狩り.JPG

こんな感じになってしまいました。

長男は、果物が苦手で、お泊り保育を控えていて、風邪気味だったので、自ら、ばあちゃんちで、留守番を選びました。

果物大好き次男は・・・。朝、起きた瞬間から「わ～い。わ～い。桃狩り、やった～♪」と、はしゃいでいたので、親子２人の参加でした。

でも、悲しいかな、果物って、晴れた空の下で、食べるのが美味しいよね。テンションをあげきれぬまま、雨もあがらぬまま、ぶるぶる震えながら、すごすごと帰って来ました。翌日は晴天だったのにね～。くすん。

Ｎさんの果樹園に初めて行ったのは、２年前のみかん狩り。

みかんにでこぽん、桃、今年は柿も作られているそうです。そして、その果物を使って、様々な加工品も作られています。たとえば、超高級みかんジュース・・・。何が超高級かというと、規格品のみかんを使っているというところ。普通は、出荷できない傷物をジュースやジャムにしますよね。そして、農薬を使っていないゆえに出来ることだと思いますが、ジュースの中に皮が入っているところです。

お値段も、正直、高級かな・・・？気軽にお子達の口に入れてあげることは出来ないけど、でも、本物の味を教えるという意味では良いのかな～。本物を少しだけ・・・。う～ん。お誕生日の時のおご馳走・・・。う～ん。う～～ん。なかなかお子たちには判って貰えないかな～。美味しかったら、もっと、もっと～！！だもんね。

それならっと、今年は、夏のギフトに利用させてもらって、大変喜ばれました。

ところで、「ライスショック」というＮＨＫのドキュメンタリーを見たことがありますか？
私は、テレビでは見ませんでしたが、後で、人の勧めで、パソコンの動画で見たのですが、
東北の無農薬の高級ブランドのお米を、海外に輸出する話です。
こだわって作ったお米を、日本人は選ばない、ならば、海外の富裕層に買ってもらうという取り組みです。

感想は、すごく、ショック！です。海外にお米を輸出・・・、それも、とても美味しい良いお米・・・。日本人が食べれなくなるのでは？？？っと思いがわいて、とても不安なことに思いました。実際、外国の安いお米の市場として、日本のマーケットはは注目されているようです。外食産業では、すでに、中国米が取り入れられていて、コストも安く、味も落ちないのだとか・・・。ショックです。

でも、作り手さんの側に立って考えると、そうしなければ、作り続けられないのなら、仕方のないことなのかもしれません。心を込めて作った美味しい作物、必要とされるのであれば、日本人である必要はないのかもしれません。

実際に、超高級のお米を買い支える力なんて、ちっぽけな私にはないし、顔見知りのＮさんのジュースだって、子どもに与えるのに、ためらうのですから・・・。

突然、ライスショックの話を書きましたが、何故かというと、Ｎさんはこの高級ジュースを香港に輸出されています。「酸味が少なく、飲みやすい」と評価されているそうです。

こんなに愛情を貰って育った果物、美味しいに決まってますよね～。

もうすぐ、大好きなみかんの季節がやってきます。あ～！！楽しみ。

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