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妊娠判明



結婚して10ヶ月。もともと、子供が欲しくて結婚したようなもので、同じ時期に結婚した友人から、ちらほら妊娠したとの話を聞くようにもなり、私もはやく子供が欲しいと、切実に思っていた。
「子供はまだいらない」と非協力的な旦那を尻目に私は、基礎体温を測り始め自分なりのタイミング法をやってみた。

そして2ヶ月目。
生理が予定日より1週間過ぎたけれど、来ない。毎朝、下がるな!下がるな!と、どきどきして測っている基礎体温も高温期を維持したままだ。
ただ、本に書いてあるような、妊娠の兆候はそんなにない。
おりものが増えたりもしないし、乳房が張るのはいつものことだし。
なので、いまいち自信が持てなかった。
でも、今回こそいけてるかも!!!と、期待大。

ところが、である。
生理が来てしまった。
がっかりして、やけくそでたっぷりナプキンを買い込んだ。
しかし、次の日になっても生理が本格的にならない。それどころか、止まってしまった。基礎体温を測ってみたら、まだ高温期のままである。
あれ?おかしいぞ。
昔友達から聞いた妊娠生理なるものの存在を思い出す。もしかしてそれかしら?

結局、その後もう1週間しても生理が始まらなかったので、検査薬で調べたところ陽性!!!!
やったー!ついに待ち望んでいた妊娠である。明日さっそく病院に行こう。陽性だったのはうれしいけど、1週間前の出血が心配だった。もしかして、正常妊娠じゃないかもしれない。本で子宮外妊娠の記事などを読みこわくなる。

旦那に妊娠したかもしれない、と報告する。
「あ~?」と複雑な表情。
きわめつけは「お前一人で育てろよ。俺知らん。」である。
ここで、普通の夫婦なら奥さんブチギレか、大泣きかと思うけど、うちは旦那にさほど期待してないので、平気なの。ふーんだ、生まれたらそんなことも言ってられないでしょ。
最初から旦那は子供いらない、と言うのに私が無理矢理協力させていたので、この気乗りのしない反応は、予想していたものだったし。
(だいたい、結婚も私が無理矢理したようなもんだし)
悪態つきつつも、少しだけ嬉しそうにしてくれた。それだけで、私は充分満足だった。
(旦那が大喜びしてくれる、という典型的な展開にもあこがれたけど)

翌日、会社の帰りに病院へ。
ちゃんと、子宮内に胎嚢も確認され「正常妊娠ですよ」と先生に言われ一安心。
やっぱり、あの出血は妊娠生理だったんだ。

次のページへ続く


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■コメント■
「妊娠生理」ってのはいわゆる「着床時出血」ってヤツですね。
基礎体温つけて二月目でアタリだったのよね・・・
だから、てっきり私は「妊娠しやすい身体」なのだと思っておりました。

ところが、どっこい、二人目で苦労しています。
人生何があるかわからんね。

妊娠時の兆候は特別なかったようですね。
おりものも増えなかったんだって。
じゃ、おりものの量に一喜一憂するのはやめよう。o(*^▽^*)o


それにしても、しょっぱなから夫の極悪非道ぶりが発揮されております。
夫の極悪はさらにエスカレートしていきます。
乞うご期待。(笑)


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