失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2013.10.13
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以前、こちらで「おすすめ」として紹介した、アメリカ人臨床心理学者のLinda Martinez-Lewiさん(Ph.D)のサイト・ The Narcissist In Your Life(身近なところにいる、自己愛人間)




【送料無料】Freeing Yourself from the Narcissist in Your Life [ Linda Martinez-Lewi ]

(すみません、本は買っていないんです...もっぱらブログの方、愛読しています。)


アーニー(Ernie)さんと名乗る、中年の男性の方からのコメントです。あまりにも哀しく、そして、感動的な内容だったので、翻訳してご紹介します。原文は こちらです。


* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …* … * … * … * …* …

リンダさん、ありがとう!
(以前、違う場所に返信してしまったような気がするので、再投稿します。)



この記事は、僕の母親をごく細部に至るまで完璧に描写していました。
その母親の子供であるわれわれは、母を主役に展開するドラマの、単なる小道具にすぎませんでした。



お察しの通り、僕の母親も身内や友人たちには愛され、尊敬されていた人物でした。
よその人に対しては、もっぱら「美しい人」の顔でしか向き合っていませんでしたから。
しかし、家での母は、人を操り、都合のいいように使おうとする、いじめ行為の加害者そのものでした。
精神も、時には肉体も、母にはひどく虐げられたものでした。




僕は母のいじめのターゲットとなった子供でした。
ごく幼い時から母親の裏の顔を見抜いてしまい、面と向かってそれを問い正そうとした、というのが大きな理由だと思います。
また、母は僕の中に、どこか父の面影を見ていたのかもしれません。




何か問題が起こると、決まって犯人にされるのは僕でした。
ベルトでひっぱたかれたり、心理的な虐待を受けたりといったことはしょっちゅうです。
何ら悪いことをしていないのに、虐待されていました。



そんな母を野放しにしていた僕の父親も、母から肉体的に虐待を受けるようになり、
遂に家を出て行きました。
母は、父が自分の気に食わない答え方をすると、平手打ちで返すようになったのです。
それでも母は自分の責任をまんまと逃れたばかりか、逆に、
「お父さんは精神に問題があるのよ。だから出て行ったの。」と全て父のせいにしました。
これが僕の少年時代を通してずっと続きました。




中学時代、僕は児童心理学の専門家のところへ連れていかれました。
知能テストでは天才児の領域にも入るような点数を上げたにもかかわらず、
学校の成績が振るわなかったからです。



面談を終えると、先生は僕の両親だけ自分のオフィスの中へと招き入れ、ドアを閉めました。
その間、僕は誰もいない待合室で、ドアの向こうから漏れてくる話し声を盗み聞きしていました。
先生は父と母にいくつか質問をし、二人の答に耳に傾けました。
すると先生は、僕の母親に向かい、声を一段と低くして「お子さんは、あなたのことを尊敬していませんよ。」と告げ、その理由を説明しました。




僕達親子がオフィスを出る時、先生に言われたことで母がどんな反応をしているかが気になり、母の方をちらりと横目で見ました。
その表情は、完全なる憤怒以外の何物でもありませんでした。
それからの二ヶ月間、僕は、一言たりとも話しかけようとしない一人の女が全てを取り仕切る家の中で暮らさねばなりませんでした。
母についての真実を公にしてしまった僕は、裏切り者でしかなかったからです。




その日、全てが明らかになりました...
これは全て、母の方に問題があるのだ!...と。
心理学の先生のところで問題とされたのは、子供である僕から見た母親の姿の方であって、
成績不振の僕と、その解決法ではなかったのです。




後年、母が死んで、遺品整理のため家を片付けていたところ、あの日、
心理学の先生が書いた報告書を発見しました。
僕の記憶に間違いはありませんでした...「この少年は、女性に対しマイナスのイメージを抱いている。彼にとって女性とは、威張り散らし、人を操り、嘘をつくような存在である。」
と、記載されていました。
自分にとっては女性の代表格であった母親。
あの報告書は、母親に対して僕が突き付けた告発文、と言っても過言ではなかったかな、と思います。



そして、ここからはまさに「論より証拠」といった話になります。
母親が育てた4人の子供のうち、1人は企業絡みの悪事に手を染める精神病質者。
もう1人は、型で押したような、典型的自己愛人間(自己愛性パーソナリティ障害)。
僕を含む残りの二人にも、自己愛的傾向が見られます。




個人的な感情を一切脇に押しやって、客観的な目線で両親、きょうだい、そして自分自身を見つめ続けました。その結果、ようやくいろいろなことが理解できたとともに、真実へとたどり着けました。
...これは僕にとって、子供時代の傷から回復するための第一歩でもあり、
また同時に、自分を癒していくプロセスの始まりでもありました。



母が亡くなり、後に残されたのは自己愛的な4人の子供たちだけ。
でも、「何一つ欠点が無いのが、私の欠点。」と考えるような人々との間に、正直でオープンな関係を結ぼう、なんて努力は、やるだけ無駄なのです。
これは全ての自己愛人間に共通して言えることですけどね。



それに、僕の自尊心は本来あるべき健全なレベルにまで上昇して久しいので、
これ以上のひどい待遇や、さげすんだ物言いをきょうだいに許すことは今後一切しないだろう、と思います。
僕のそうした態度は、他のきょうだいたちにとっては非常に癪に障るようです。




彼らの理屈によると、僕は本当のことをしゃべったばかりか、
「いつまでも悪いことばかり覚えていて、そこにとどまり続けている」ことから、
「毒になる」兄(弟)、なのだそうです。
妹たちは、未だに亡くなった母のことを理想化し、ロマンチックな人物像へと仕立て上げていますが、僕に言わせりゃ狂気の沙汰でしかありませんね。





【送料無料】毒になる親 [ スザン・フォワード ]

(「子供時代、あまり幸せじゃなかった」と感じる方、「家族みんなで楽しく笑い合った思い出が浮かんでこない」という方、一度こちらの本をお読みになってみてはいかがですか。ひょっとしたら、その理由がみつかるかもしれません。
初めは辛すぎて、なかなかページも進まないかもしれなせんが...。)





「毒」同然の扱いを受けている僕ではありますが、素晴らしい女性と結婚して既に24年目を迎えました。
二人の子供も無事成長し、今、充実した大学生活を送っています。



僕にとって、人生のお手本となってくれるのは、自然です。


毎日、「無条件の愛」がどんなものかを身をもって教えてくれる、我が家の愛犬たち。


厳しい条件にありながら、立派に成長し、美しい花を咲かせてくれる植物。


長い人生の中で幾度となく雷に打たれ、風雪にさらされて枝を折られながらも、それでもなお高く、古く、そして賢くなろうとする、樫の老大木たち。



自己愛人間の母親に人生を左右された全ての人が、どうか平和を見出せますように。


* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …* … * … * … * …* …




【送料無料】シック・マザー [ 岡田尊司 ]




人の子の親として、我が身の生き方を振り返り、闇の力(ダークフォース)に呑まれていないか、未消化の怨念や怒りといった黒い感情をそのまま子供に丸投げしていないか、冷静に観察することって大事ですね。





これ以上、哀しい大人たちを世に送り出さないためにも。





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Last updated  2013.10.13 07:24:56
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