苗床 backyard

なぜ間隔をあけて蒔くのか

なぜ間隔をあけて蒔く必要があるのか・・・


発芽した苗の植え替えを一度でもやったことがある方なら
お分かりと思いますが、本葉が2、3枚の小さい苗でも
地下の根は結構伸びてお互いに絡み合っており
苗が密集していると、一本ずつに分けるのがそれはそれは大変・・・
根を傷めてしまうと、その後の生育に大きく影響が出てしまいます。

また、発芽した苗同士の間にスペースがあるということは
徒長の防止にもなります。
この徒長というのは、いちばん多く見かける失敗のひとつ。
徒長の原因は
1.日照不足 2.水分過多 3.密植状態
がほとんど・・・

小苗のときに徒長させてしまうと、ガッチリした株に育てるのが難しくなります。

パンジー・ビオラに限らず、隣の苗と葉が触れ合うようになったら
植え替える・・・せめて置く間隔を触れ合わない程度にあける

ということが大切です。
横にスペースがないと苗は上に上に伸び徒長してしまいます。
よく商品の回転の悪いホームセンターなどで
トレイからひとつ苗を取り出して見るとコタっと倒れてしまうことがありますね。
日当たりが良い場所でも、密集状態で置かれて
ホースでジョボジョボ灌水されていると、どんどん徒長してしまいます。

はじめから間隔をあけて蒔いてあれば
作業もラクだし、植え替えのダメージも小さくてすむ、
徒長も防げるというわけです。
プラグトレイに蒔けば、さらにラクで安全ですね。
場所さえあれば・・・ですが。



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