ほろ酔い日記

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バカボン2850

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フラワー

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2006.06.12

全く言葉も喋れない字も全く書けないのに何かしら日本に似た風景や建物のせいか
安堵していられました。

空港に着けばその国の匂いがすると言う話を良く耳にしますが
空港内は特別な匂いは感じませんでした。
ただ空港を出た途端に空気が澱んだような匂いがしました。
街を歩けば香辛料の匂いなんでしょうか？
スパイシーな香りが鼻を突きます。
中国人のガイドさんに尋ねると全く匂わないって不思議な顔されました。
匂いに蔓延しているのでしょうね。
アジアは韓国に次いで二回目ですが韓国とは異なった部分を持っています。
先ず皆ポーカーフェイスと言うか愛想がないです。
ホテルのフロントもボーイも二コリともしないし
店で買い物をしても「有り難う」と言う言葉を聞きません。
「謝謝」以外にも「有り難う」と言う言葉があるのかも知れないけど
とにかく「謝謝」と言う言葉は旅行の間じゅう聞きませんでした。
4日間一緒だったバスの運転手も「おはようございます」の代わりに会釈をしても
表情一つ変えません。
確かに英語や日本語を喋れる人が少ないけど言葉が喋れないだけでは
ないような気がしました。
町のアチコチには漢字で書かれた看板が掲げられているのですが
10文字あれば3文字程度が理解できる文字で後は日本では見たこともない漢字です。
ハングル文字ならお手上げだけど漢字なら読めなくても
大体の意味は分かるなんて考えていた自分が恥ずかしかったです。
数字ですが中国では９は目出度い数字ですが
８は末広がりで８は９以上に好まれている数字だそうです。
車のプレートや電話番号には大抵８が使われています。
中国は車よりもナンバープレートの方が高く
しかも８と言う数字を加えると更に金額がアップするそうです。
道行く車を見ると殆どに８という数字が入っています。
一つより二つ、二つよりは8つ、裕福度が伺えます。
因みに平均的な車両価格の倍も掛かるそうです。
車を買ってもプレートが買えなくて車を持てない現状だとか‥
車の話しのついでですが中国では人よりも車が優先なんです。
車は右側通行で赤信号になっても右折可能。
横断歩道の信号は渡ろうと思ったら赤になるというほど短いのです。
だから自分と対角する車の信号が赤になった時点で渡るという状況です。
そして並行する車の信号が青になっても横断歩道を半分ほど
渡った状況なので右折する車に注意を払わなくても
渡れるという仕組みです。
そして渡りきった頃に丁度信号が赤に変わるのです。
青で横断歩道を渡っていても車優先ですから右折車はスピードを緩めません。
例え事故に遭っても歩行者が罰せられるそうです。
横断歩道が恐くて渡れなくて引き返して来たくらいです。
翌日には「皆で渡れば恐くない」なんて数人で出かけましたが
やはり恐かったです。

上海は高速道路網が発達しているのですが
人工2000万もいるのですから車の数も半端じゃありません。
交通渋滞を避ける為に通勤時間帯になると上海ナンバーしか利用できない
高速道路もあるのだとか‥
車も多いですが自転車も多いです。
何列にも並んで走っている画像をテレビで見たことがありますが
朝の通勤時間帯にはその光景が見られました。
中国に居るって実感を味わった瞬間でした。