『ばく』のつれづれ日記

『ばく』のつれづれ日記

経過1


今日はもう少し自分のパニック障害について書いてみる。
最初の発作は、残業が続いていたある日の夜、確か10時はまわっていたように思う。
ちょっと小用がしたくなり、トイレにたどり着いた途端、目眩が起こる。
同時に気分も悪くなり、突然「脳の病気か何かで死ぬんじゃないか」という恐怖感に襲われた。
急いで居室に戻ったが、1人だけ一緒に残っていた友人に「救急車を呼んでくれ」と頼むのが精一杯で、入り口付近で立てなくなった。
全身に震え(悪寒?)が走り、必死で意識を保とうとしていた。病院に着くまでのことはよく覚えていない。恐怖感と戦うのが精一杯だったからだと思う。
その日は、明け方まで眠れず(眠ったら目が覚めないんじゃないかという気がしたから)、駆けつけた嫁さんに「しんどい、しんどい」と訴えていたのだけは覚えている。
結局、検査の結果特に異常は無く、「ちょっと肝機能が落ちていますね」と言われただけで、翌日退院し、タクシーで自宅に帰った。...つづく


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