
Sweet
freedom wispered in my ears
You're a butterfly,
And butterfies are free to fly
Fly away, high away
bye bye
*
映画「Wings
of Desire」の中の天使は、
堕ちることで人間になれました。
ならば人は
落ちることで天使になれるのでしょうか。
わたしは
天国も地獄も信じていません。
少なくとも、書物や子供の頃に聞かされた
ひとつのイメージとしての天国や地獄は、私には通用しません。
この世に誕生するまでのことはおろか、
人が生きることをやめた時にどこへ向かうのか、向かわないのか。
まったく未知のもので、わたしにはわからない。
けれども
愛するものがこの世を去った時、
絵空事のような天国や地獄でなくてもよいから、
とてもこころ休まるところがあって、
そこに行って欲しいと思うのです。
映画「City
of Angels」の中で、
天使はこの世を後にする人に向かって
『この世で一番何が好きだった?』と尋ねます。
もしも本当にそう聞かれたら、
数え切れないほどの愛おしいもの中からわたしはきっと、
『ディノ』
そう答えるでしょう。
Lonelyness
was tough,
The toughest role I ever
played...
*
もしも今
自由にどこかにいけるとしたら
わたしはポルトガルに行きたい
世界で唯一
わたしが「神さまのいるところ」と表した場所
その空の下で
見えない大きな力にいだかれて
夢も見ないほど
ゆっくりと
永く
眠りたい
もう誰も わたしを置いて行かないで