★ばりばり通信★バリBAGUSらいふ

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2002.7.19まきまきVS警察!



ここでは、免許代が高くて払えず、無免許でバイクで乗るインドネシア人が多い。そういうインドネシア人を取り締まるために、日本でスピード違反を取り締まるときのように、道路で警察が網をはり、取り締まるということが、ここではよくある。そういう時に、かっこうのターゲットになってしまうのが,在住外国人。外国人を見つけると、バイクなり車をとめさせて、免許証とバイクや車のレジストレーションのチェックをする。これが又,新聞少年同様、うまく、外国人と見抜くんだよね。ここで問題があれば、例えば、無免許だったり、更新してなかったりすると、「罰金」を求めてくる。でも誰もこの「罰金」がほんとうに警察の本部まで届いているかどうかは、?????。大方、担当警察官のポケットにいれられ、タバコ代かビール代かなにかになっているだろうと私はみている。

先日も通勤途中にバイクを止められた。バイクを止めると、必ず,免許証とバイクのレジストレーションの提示を求めてくる。おらー、あるんだよー、これで文句ないだろーと思いながら、ふてぶてしい態度でいると、「ところで・・・」(おっ きたきた)「結婚してるの?」(でたーナンパ系)「僕 シングル どう?」 なにが どう?だぁ おまえがシングルなわけないだろー(40過ぎに見えるおやじだった)ばかやろーと思いながら振り切ってバイクを走らせた。このポリスのナンパ系にはけっこうな確立で遭遇する。「あっ 日本人?」「どこいくの?」「ディスコ好き?」「一緒にいこうよ」などなど。

もしくはおねだり系。このおねだり系はたちが悪く,悪いことはなにもしていないので、罰金をとる余地がなくっても、「ビール代・・・」「シガレット・・・」と言って、(言わない場合は、そのジェスチャーで)要求してくる。これもばかやろー、おめーらにやる金はねーと、心の中で叫び、でも顔で笑って、「NO.NO MONEY」を連呼し、なんとか逃げきっている。

お金で解決するので、都合のいい場合もある。必要にせまられて、バイクに乗らなくてはならなくなり、バイクに乗る練習をしていたときのこと。友達に後ろにのってもらいながらよちよち、バイクを運転していたら、横からすーっと白バイの警察が。(しまった ばれた)当然無免許の私は、そのとき言う言葉もなく、おとなしくしていたが、かわいそうな、後ろに乗っていた友達が、さんざん絞られたものの、最終的には、お金を払って解決した。日本円にして800円くらい。最後に警察が一言、「練習するなら夜しろ」(夜なら無免許で練習してもいいのか????)

こういうこともあった。忙しくて免許の更新ができずに期限切れの免許証で車を運転していたある日。警察が例によってバイクや車をとめて、チェックをしていた。まずい、5人も警察がいてチェックしてるぞ、ひとりに5万ルピアとして25万ルピアくらい要求されちゃうじゃないか!!と咄嗟に計算した私は、とまれの合図を無視して、車を走らせた。(ほとんど反射的な判断)ところが世の中そんなに甘くなかった。なんと白バイでおいかけて来たのだった。自分が悪い事をしているにもかかわらず、あまりにも威圧的なおまわりに、まけちゃーいられねーと、私も威圧的な態度にでたものの、やっぱり悪いのは私だとあきらめて、おとなしく罰金の交渉にはいる。ねぎりにねぎって、5万ルピア(800円くらい)で解決。あとから、これを友達に話すと、警察の制止を振り切るようなことは二度とするなと戒められた。5万ルピアなんかじゃすまないらしい。怖いことを知らないということほど怖いことはない。



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