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最北の国境をのぞむ利尻島で、一人の男が変死を遂げた。警察が自殺として処理しようとする中、謎のメッセージと一枚のCDを託された浅見光彦。調査を進めていくうちに、背後に蠢く巨大な謀略が見え隠れする―。光彦と兄・陽一郎の思いは、“国”を動かすのか。戦後、日本人が喪った「覚悟」をテーマに描いた渾身の長篇小説。
氷雪の殺人
浅見光彦シリーズ
82作目、2003年発行の作品です。
テポドンとか、自衛隊とかなんだか実際にあった騒動を
髣髴とさせるテーマ。
メインになっている1件の殺人は結局口封じってことで
納得できてもそれを解決しようとしていたトップの人間は
結局やぶへびなことをしてしまったってことですね?
自分の隠し子が殺されたからその調査を頼んだら
同業者の自衛隊のカラクリが出てきたわけだから。
“巨大な陰謀”
にしては ずさん
だけど
巨大な組織って 案外そんなもの。
でも陰謀云々よりも“予算”がついたら無駄でも何でも
プロジェクトはとめることは出来ないという
(たとえ国家を危険さらしても)
のも本当のところなんでしょうね・・。
世の中を動かしているのは理念でも理想でもなく
“予算“。
はぁぁ。
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