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人はなぜ殺すのか。その答えを探すため、元FBI心理分析官ベントンは、収監中の殺人犯と対峙していた。面談のなかで未解決事件の手がかりを得た彼に、斬殺死体発見の知らせが届く。遺体にべたべたと残された赤い手形は何を意味するのか?ベントンは助言を得るべく、恋人の検屍官スカーペッタに連絡をとる。
【中古】文庫 神の手(上)
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1ヶ月以上このシリーズの読書感想を書いてまいりましたが
本日最終回!
(コレ以降の本は持ってないので勝手に最終回さ!)
長々とお付き合いいただき皆々様ありがとうございます~。
今作はここ最近続いた国際犯罪シンジケートとか (そういえばシャンドン兄弟はやっつけたけど元締めの一家無傷じゃん。また後から登場させる気かしら?)
政治的陰謀とか やたらとスケールの大きい事件
じゃなくて初心に戻ったかのような地味な(十分猟奇的だけど)ものです。
そのほうがリアリティーがあって好感。
・・と思ったけどそういえば 壮大すぎてうっかりスルーするところ
だったけど、前作では『ラスト・プリシンクト』なる”私的捜査機関”を作ったルーシ-が今度はなんと 『全米法医学アカデミー』
を設立。
国家予算レベルの収入がある
ようですね、ルーシー・・・。
なんだかね、ここまでくると登場人物たちの正義感がちょっと勘違いに思えてくるのよね。
ルールにのっとって”正義を行う”のはやっぱり正規の機関であるべきで。
目的のためには手段を選ばないってのはFBIだとかほかの機関も同じだとしても”私的”機関が行うとはちょっと図に乗ってるような。
要するに 有り余る知性とお金で道楽やってるのね
、って感じに思えちゃいます。
ま、今作ではルーシーに脳腫瘍が見つかるのでこのアカデミーも次作ではどうなることやら。
今回の犯人は子供のころの虐待が下人で多重人格になり殺人鬼になってしまった女性。(当然美人)
今までの作品と違って多少犯人にも人間味が加えられたような。
マリーノはなんだか急にカッコよくなりました。
やっとまともな女性とめぐり合えたようです。
ベントンは相変わらず理屈っぽく犯罪者を解析しようとしてます。
ルーシーの病気をスカ姐さんに隠していたことがバレてけんかになりますが仲直りした模様。
しかしスカ姐さん何かってば『ルーシーは私が育てた』って言うけど夏休みとか冬休みのとき面倒見たくらいでしょ?
実際に来る日も来る日もオムツ替えたりミルク飲ませたりはしてないはずなのにそんな尊大なこと言っていいのかなぁ。
次作は『異邦人』ですが残念ながら入手していません。
次回帰国の際にでも買ってきます~。
のでとりあえず検屍官シリーズの感想は終了~。
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