紙袋ランタンフェスティバル実行委員会/ NPOアートチャレンジ滝川 のワークショップで
私が作ったばんえい競馬・ シンエイファイト （享年8歳）の切り絵もどき。

「どこかで見たような・・・」と思ったあなた、
そうなんです、私の楽天ブログ・プロフィール用写真がシンエイファイト。

数年前にツレの方をジーッと見詰めるシンエイファイトを、
彼がカシャッ！と写した一枚です。
この後、シンエイファイトは1着になりまして、
「ばん馬が瞳で何かを訴えたときは、その馬の馬券を買いに走れ」と学んだのですが、
いまだにその教訓を生かせていない私たち。。。

ロウソクを灯す前、明るいうちの紙袋ランタンはこんな感じ。
赤い紙袋の内側に白い紙袋を重ねています。
いま気づきましたが、滝川の雪って札幌の雪よりずっと白くて綺麗ですね。

切り絵（もどき）をするのは始めてで、しかも作業のタイムリミットは30分ほど。
何としても時間内に仕上げたくて、カッターをビュンビュン動かし一気に切りましたよ～
ここ数年でいちばん集中したかも（苦笑
きれいに切れずボソボソのところや、一部もどかしくてちぎった箇所もあり（ちぎり絵か？）、
エイヤッと書いたマーカーのあとも残ってます。

不器用な女がいきなり馬の形を切り出せるハズもなく、
ワークショップに参加できると知りシンエイファイトの写真をパソコン画面に表示し、
そこに白い紙をあてて輪郭を写したのを持参しました。
しか～し、それを赤い袋の後ろ側に置いても透けて映らずしばし呆然・・・
そこで通りかかったスーツ姿の人にボールペンを借りました。
スーツ姿の人って、ボールペン持っていそうでしょ。
輪郭を書いた紙を赤い袋の上に置きボールペンで強くなぞり、
袋の表面を凹ませて跡をつけ、
その線に沿ってマーカーで線を引き、その線を切り取ったというワケです。
ワークショップでお借りしたカッターの刃が切れなくて切り口がボソボソになるも、
家にあるのと違う形状のカッターでどこで刃を折るのか分からず、
たまたま近くに居たおじさんに刃を折ってもらったり等々、お騒がせいたしました。

裏側はこんな感じ、
ばんえい競馬 と滝川・紙袋ランタンフェスティバルを"勝手にコラボ"。

ばんえい競馬に、額に銀河星雲のような模様があるシンエイファイトという
最期まで力いっぱい頑張った馬がいたことを、
何人かでも気に留めてくれたろうか。

そう、 Pinさんのブログ でシンエイファイトが1/5に亡くなったのを知ったのが1月末。
1/5の8R、第2障害を越えたところで倒れ、死因はおそらく心臓発作だろうとの事でした。

「楽天の機能が変わる」云々で私がプロフィールの設定をしたのがたぶん1/10頃。
私はシンエイファイトが亡くなったことを知らずに、
彼がこちらを見つめる眼差しをプロフィール用写真に選んでいたことになります。

それも何かの縁、またどこかで会えるよね。

ロウソクノアカリ　ソラノウエカラ　ミエマスカ

冷たく白い雪の上で燃えるロウソクの炎が、シンエイファイトのシルエットをゆらゆらと浮かび上がらせていました。