べるにーにのブログ

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June 5, 2009

L'afrique

(2)

カテゴリ：音楽

今日はもう一人のお友達の話をしよう。

とーるさん。

彼独自の「音楽アンテナ」は世界中を網羅している。
世界のどこかで誰かが発信した、いわゆる「商品的」ではない音楽が彼に届く。

印鑑を彫るお仕事なのに精神科医のよう、私が癒される音楽を処方してくれる。

先日DVDをプレゼントしてくれました。"AYO"という名のアーティスト。

名も知らぬ女性、私にはまったく知識も先入観もない。

でもパリの「オリンピア」っていったら有名な由緒ある劇場、
昔はピアフやイヴ・モンタン、アズナブール、昨今ではストーンズも出演した。

音楽はシンプル、彼女のアコギの弾き語りから始まる。地味なステージもボン・サンス。

フランセーズ？アフリカ系の素朴な女子、歌詞は英語でメッセージ性も強い。

ルワンダ、ソマリア・・・・・アフリカ各地での内戦や飢餓を嘆く曲。

かつてアフリカはとても豊かで「一つ」だった。
小競り合いはあっても、多くの部族が平和に暮らしていた。
ヨーロピアンと英国人が富を奪うために無理やり国境を作った。

そこから悲劇が始まる。

愛あふれる心、そして去り行く恋・・・・・
彼女の爪弾くギターはリフレインし、そこに自分の言葉とメロディを被せる。

シャデー、ローリン・ヒル、トレイシー・チャップマンを思い出す。
もし彼女が来日したら、観に行きたい・・・・・

とーるさん、いつもありがとうございます。

べるにーに、いいのか？
最近は素晴らしい「いただきモノ」ばかりだ、幸せ者です（汗）

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