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人間のおかあさん&おねえさんが去年の11月に視察してきたシリーズね。デンマーク、ニーボーNivaa市の地域高齢者センターのマーゲルトフテン・センターSundheds Center Mergeltoften、今回はこちら↓リハビリ室です。ま、むろん、身体トレーニングをするわけでね。ジムがあったり、水泳ができたりするらしく、何度も書くけど、元気な方も、ハンディのある方も、やってくる。理学療法士さんがいるらしい。ポイントは、出来ることが出来なくならないように、出来ることが長くできるようにっていう予防で、ですから、ハンディキャップがあっても出来ることは自分でやってもらうわけです。―これね、簡単なようでなかなか難しい。「あ~、も~、私がやった方が早い!」って、つい思っちゃうんでね。そんなことしてると、ゆっくりなら出来ることが出来なくなっちゃう。で、このセンター、利用は週3・4回まで、利用は無料です。行われているのは、歌やカードやビンゴ、講演会、パーティ、バスツアーとかいろいろ。あ、こういったことの内容は、元気な人が主になって決めたりするのですが、出来ない人にあわせるわけです。ただ、この場合も、「何が出来ないか」ではなくて、「何が出来るのか」ってとこに焦点を合わせて。もひとつは、元気な人が、自分で出来ない人をボランティアで助けます―で、元気な人が、具合が悪くなってからも続けて利用するわけです。来ている人たちは顔見知りになるので、自然とソーシャルスキルのトレーニングになってたり、社会的ネットができるんですね。なお、利用時間は9:00~15:00、月曜~金曜で、カフェも同様です。ニポン的発想だと土日もとか、もっと長い時間開いていた方が、良くね?とか、つい思っちゃうわけですが、あちらはこれがスタンダードらしい。これもね、単純に善し悪しのモンダイじゃなくて、みんなが、どういう社会を選択するのかっていうことですね。...と、年末なのに話が硬い方に流れそうだ。ま、それも嫌いじゃないけどさ、こちら↓二人乗り自転車縦に二人になるヤツは見たことあるけど、横二人座りっていうの、初めて見た!元気な方が漕げば良いわけで。たっだ~、曲がるとき、ちょっと苦労したり、大曲りになるかも。乗ってみて~!←どうもみなさん、一年間お世話になりました ポチ!人気blogランキングへ←来年もよろしくお願いいたします ポチ!この記事で書いた、こちらスモークサーモンと小野菜のマリネ包み材料(4人分)スモークサーモン8~12枚 タマネギ1/6個 セロリ1/2本 グリーンアスパラ4本トマト(小)1個 キュウリ1/2本 生クリーム60cc 塩コショウレモン汁少々オリーブオイル30cc フレッシュハーブ少々作り方1. 下ごしらえアスパラは皮を剥いで茹で、冷水に入れとく2. 野菜を切るアスパラは穂先を残して、茎を5mmの角切りタマネギはみじん切りにして水にさらし、クッキングペーパーで水気を取るセロリは皮を剥ぎ、トマトは皮と種を取って、5mmの角切り3. ソースを作るボウルに生クリーム、塩、コショウを入れて半立てに泡立てるそこにタマネギ、アスパラの茎、セロリ、トマトを入れて混ぜ合わせ、レモンで味を整える4. 包むラップを広げてスモークサーモンを並べ、ソースを載せて包むんで、ラップをねじって、丸い形に5. 仕上げキュウリを薄い輪切りにして丸く並べ、丸めたサーモンを載せるオリーブオイルをかけて、アスパラの穂先、フレッシュハーブを飾る切ったとこ。...たっだ~、久しぶりなんで~、オリーブオイルをかけ忘れてる
2007.12.30
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あ、この日2本目の記事です。1本目のイヴに寿司ネタこちら人間のおかあさん&おねえさんが去年の11月に視察してきたシリーズね。デンマーク、ニーボーNivaa市の地域高齢者センターのマーゲルトフテン・センターSundheds Center Mergeltoften、今回は食堂というか、カフェというか...ま、カフェっすね。まずこちら↓マーゲルトフテンの厨房2ちゃん用語ではない、ホンモノの厨房。ず~っとむかし、ワシがけっこう遊びにっていうか眺めに行ってた頃の2ちゃんではちゃんと「中坊」だったんだけどね。ま、コミュニティがだんだんディープになっていくと、そこのギョーカイ用語ができるのは、まフツーのことっちゃ~フツーのことだわな。それはともかく、2名の厨房スタッフがいて、ちゃんと温かいものも冷たいものも食べたり飲んだりできるらしい。そいえば、ず~~~っと昔、ワシが行ってた飲み屋さんでは、乾き物しかないとこがあったなとか、また関係ないことを思い出すワシ。ちゃんと、床がドライですね。ニポンでは、ごく最近まで、施設や病院の厨房の床がウェットっていうとこが、あったな。...今でもあるかもしれん。で、ウェットだと雑菌が繁殖しやすいんですよね。んで、食中毒とか起きやすいんだよな~。ま、ともかく厨房の床がドライで良かったな、と。マーゲルトフテン、カフェん~、カフェにしてはでっかい感じがする。花が飾ってあったり、テーブルの端とかイスとか、ちゃんと色のコントラストがついてていいですね(色のコントラストに関する記事はこちらとかこちら)。 ...ってゆ~か、人間のおとうさんは~、手前のテーブルの一番こっち側がちゃんとくっついてないのが、気になって気になって~!あ~!直して~!くっつけて~!それもさておき、こちらに食事を食べに来る利用者さんもおられるわけです。有料ですがニーボー市からの援助があるので、全額自己負担ではないとのこと。でね、ここは...っていうかスウェーデンの三つの財団のレストランもそうでしたが、利用者も職員も外部の方も利用します。ひじょうにオープンです。←ここ、やっぱし大事です。...というわけで、このカフェで昼食だったらしい。「視察日程に関するご説明」には「センター内のレストランで(昼食を)取ります。オープンサンドに肉料理か魚料理が選択できます。飲み物とサラダは自由に取ってください」って書いてあるですよ。んで、実際の画像、こちら↓画像右上の瓶にご注目。TUBORGっていうビールです。施設のカフェですが、アルコールが置いてあるってことですね。ん?誰だよ、視察中の昼間っからビール頼んで、飲んでるヤツは~!...あ、主催者のたむらさんでしたか~。...って、いいのか?主催者が飲んじゃって←んで、この主催者の方が、なかなか飲んべで、毎晩ホテルのバーに長居していたらしい ポチ!上の昼食のときのビールTUBORGTUBORGクリスマスヴァージョンもう1年以上も経つのに、ウチの冷蔵庫にまだ1本残ってる。...ウチではこういうの「遠慮のカタマリ」って呼びます。
2007.12.25
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さてと、今日二つめの記事は(あ、前の記事も読んでね~)今度こそ、人間のおかあさん&おねえさんが視察してきたシリーズね。デンマーク、ニーボーNivaa市の地域高齢者センターであるマーゲルトフテン・センターSundheds Center Mergeltoften、まずはこちら↓デイケアセンタースタッフのれくちゃを受ける通訳は、すみよさんですご著書はこちらとこちらこのさ、手前に置いてあるポット!白に黒いラインが入ってるやつと、黒いやつ。な~んかさ、北欧的オシャレって感じする。今回の記事は、マーゲルトフテン、デイケアセンターの内容のうち、手芸工芸のような作品作りと、利用料の若干にしぼります。人間のおかあさん&おねえさんが視察に行ったのは去年の11月中旬です。(で、もっと早く記事を書きたかったのですが、人間のおとうさんってば、忙しくて~)作品作りのとことか、こちら↓左上が利用者さんがスタッフさん?他の利用者さん?にPC習ってるとこで右上が車いすの利用者さんが作ったジオラマ下の2枚がクリスマスバザーに向けての作品作りだから、サンタさんとがあるわけです。でさ、前の記事の「具合が悪くなってからじゃなく、その前から」ってとこでも触れたけども、ここを利用する方は、ニポンのデイケアみたく「具合の悪くなった方」だけではなくて、趣味の活動をしたい方(工具自分で揃えるなんて、むつかしいよね~)誰かといたい方(どんな人でも、ひとりぼっちっていやだよね~)社会的・身体的トレーニングをしたい方(ジムって高いよね~)食事をしたい方(助成があるから、安いんだ)元気であろうが、具合が悪かろうが利用できるわけです。しかもセンターの利用自体は無料。元気な方や知識やスキルのある方が、自分で出来ない方をヴォランティア的にサポートします。...何度も言うけど、具合悪くなったから来るんじゃなくてさ。つまりね、元気な方が、具合悪くなってからも続けられるんですよ。これは大事だ!あ、材料費とかは有料、食事も有料ですが、市の助成があります。それもあって、1日の利用者はその日のメニュー(食事のだけじゃないよ)によって50~90人とのことです。んで、お次はこちら↓左上はクリスマスバザーに向けて作った作品右の着物の女性はともこさん右上は作品(売ってる)左下はクリスマスバザーのご案内右下はセンターが持ってる送迎バス送迎バスは午前のお迎えが4往復、有料ですが、片道5デンマーククローネだいたい100円。バスは、お迎え以外にも活躍していて、ハイキングや見学、買い物ツアー(買い物って社会訓練だからさ)にも使われる。これも有料、片道20キロ以内で25クローネ(500円)、それ以外は10~15クローネ(200円~300円)とのことです。有料に関して付け加えると、パーティーをすることもけっこうあるみたいですけども、生の音楽+飾り付け+食事(前菜+メインディッシュ+デザート)で100クローネ(2,000円)プラス飲み物代とのこと。何度も何度も言うけどさ、元気な方も、具合の悪い方も利用できるっていうの、すごい大切。しかも、ごく普通にさ。ニポンのコンサバ政治家や官僚には、あとコンサバとか国家のことしか考えられないウヨの諸君には発想しろ!っても無理だな。...ってとこが、カナシ~よね。←で、「小さな政府」って、そんなにエライのか? ポチ!人気blogランキングへ←なら、まず、おまえらがち~さくなれって! ポチ!
2007.12.23
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さてと、久しぶりの介護福祉関連、人間のおかあさん&おねえさんが視察してきたシリーズね。デンマーク、ニーボーNivaa市のマーゲルトフテン・センターSundheds Center Mergeltoften、このマーゲルトフテンは、市の地域高齢者センター。ちなみに、デンマークでは1987年に高齢者住宅法っていうのができて、ニポンの特別養護老人ホームにあたるプライエムの建設が中止になったそうです。時間がなくて、ちゃんと調べられないんだけれども、要するに、たぶんこれは、お年寄りの具合が悪くなってから、施設に囲い込んじゃイカン!っていうこと?と思われます。もっと早めに移り住める高齢者住宅(プライエポーリっていうらしい)が整備されているとのことです。←これって、実はすごいことじゃないですか?すっごい簡単に言うと、具合が悪くなってから「特別」に「養護」されるのってどうだろう?ってことです。具合が悪くなる前から、終の棲家(ついのすみか)に移って、そこの生活に慣れて...というわけですね。もういっこ言うと、具合悪くなってからだとどうしても、「移される=慣れた場所に見捨てられる」感がないかな?そういえば。これってさ、人間のおとうさん、これ書く今の今まで気づかなかったんだけれども、きっちり考えてみる必要があるな。ついでに言うと、発達障がいのある子どもたちに、今年度から「特別支援教育」っていうの始まったんですけれども、こう考えていくと、障がいを持つ子どもたちにとって、その子に合った関わりがなされるのは、ちっとも「特別」じゃなくて、当たり前のことじゃん。別に何かスペシャルなことなんかじゃないじゃん。『ノーマライゼーション』っていう言葉があって、今じゃ一般化してますが、福祉領域では、いっとき、こういう「ノーマル=正常」にするというのは「健常者」サイドの発想で、本当は『ナチュラリゼーション』つまり「その人が一番その人らしくナチュラルに生活すること」が大切じゃないのか?って考えの枠組みが提出されたことがありました。私は、今でもこの考えがより妥当であると思っていろいろな方と関わっています。それにしても「健常者」、これもイヤな言葉ですね。「病者」の対語は「非病人」であると、中井久夫先生は看護のための精神医学で述べておられますがまったく賛成です。←マーゲルトフテンに話が行く前に、長くなっちゃったよ。マーゲルトフテンの記事改めて書きます。 ポチ!
2007.12.23
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今日は、おとなしめにいくです。昨日の記事は「モンクたれ」だったしね~。さてさて、11月30日の記事(こちら)と、おんなじパターンでいっ人間のおかあさん&おねえさんが福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅でスウェーデンとデンマークに行って、撮ってきたのが、こちらっ!↓コペンハーゲンのオンコ(イチイ)(ただし1年前)で、こちらは↓北海道のオンコ(イチイ)えとね、オンコっていうのは、たぶん北海道弁で標準語がイチイ?北欧と北海道は、とっても気候が似ていてそのせいか、オンコにしてもナナカマドにしても向こうにもあったわけ?です。でもオランダのは刈り込んでて、おしゃれっつ~かやっぱし違った手の加え方をするんですね。そこらへんの違いが興味深いなり。←そういえば、紙のどこにステイプラー(ホッチキスね←ホッチキスって登録商標だったと思う)をするかも ポチ!人気blogランキングへ←違ってるってことを、前に書いたなり ポチ!記事はこちら。今日ね、遠くの山、撮れたです。ね、山に雪積もってる。んで、このときの空がわりとキレイだったです。
2007.12.05
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え~と、あれはもう1年も前のことじゃのう人間のおかあさん&おねえさんが福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅でスウェーデンとデンマークに行ってのうたくさん記事にしたんじゃけんども(左の「Category」の「スウェーデン・デンマークから」っつ~のをクリックしていただけるとありがたいのう)福祉テーマは、ハンパな気持ちでは書けんくてのうスウェーデンからデンマークに入ったところで止まっておってのう。とゆ~わけで福祉テーマとはぜんぜん違う。こちら↓コペンハーゲンのナナカマドただし1年前この頃は、ワシとウチのカレのふたりでま、頑張っていたのじゃった。んで、こちらは、まえにも使った画像↓今年10月始め今年10月半ば今年11月下旬北海道のナナカマド←いや~、ちゃっちゃと書いちゃおう!と思ったら ポチ!人気blogランキングへ←古い画像探すのに、えっらく手間取ったなり ポチ!介護福祉のことは、時間見つけて、書く!んで、せっかく見つけたから、こちら↓去年のナナカマドの実去年のナナカマドの木んでもってつい最近のウチのカレ
2007.11.30
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え~と、人間のおかあさん&おねえさんが去年行ってきた福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のことですけど~、延々と~、60回やってきて、やああっとスウェーデン終了。←で、名残惜しいので、最後にホテルから見える風景を撮ったりするわけです。んでもって、昼ご飯食べたあと、スウェーデンで視察のコーディネートと通訳をしていただいたいんげさんとともこさん(こちらとかこちらとかこちらとかこちらとかこちらとかこちら)とお別れ。ランドヴェッダ空港にミニバスで向かいます。←途中の風景で、SK439便でコペンハーゲンに向けて出発!コペンハーゲンのカストロップ国際空港に到着←え~と、ランドヴェッダ空港なのやらカストロップ国際空港なのやら、記事書いてる今ここに人間のおかあさんいないので不明。すまそん。デンマークに入国するときは、入国審査ホールでパスポートに入国スタンプを押されるだけで、特別な手続きはいらないらしい。空港でデンマーククローネ(5クローネこちら)に両替して、ヴェドベック駅に列車で向かい、駅からタクシーでホテルに入ると。←デンマーク到着!ホテル画像は、また今度。んでね、この日の夕食は、各自で摂るはずだったんですけれども主催者のたむらさんのご配慮で、こちら↓たむらさんの娘さんご夫婦のお宅にお呼ばれ。この、おっされ~なダイニングに人間のおかあさんは~激しくココロを動かされたのであった!←で、去年のクリスマスに ぽち!人気blogランキングへ←さっそくマネした取り入れたのであった! ポチ!
2007.08.03
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3週間ぶりに、福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。硬派記事で、しかも長いよ~!29日は選挙で、もちろん「鉄槌!」しに、ちいちゃい1票を入れに行くわけですがさっききっこのブログ見に行ってうろちょろしてたらば、きっこさんがこちらを紹介してて、見てみた。したっけ! 今回、姫に退治されそーな下ぶくれの虎が、ふんぞりかえって、インタビュアーとか一切無視して、しゃベリ散らかしてた。この虎の口のとがらせ具合が、安倍晋三そっくりだな。でさ、「国民は低負担、低福祉を選択した」とか言ってやがんの、虎が「なのに、低負担、高福祉ばっかり要求する」だとさ、虎がゆーには「全部国民のせい」らしーよ。下ぶくれの虎が言うには。し~か~も~、シラフでですぜ~! 酒には酔ってね~な~、虎なのに。「あ、片山虎之助、オレってば、い~コトゆってるっ!」とか、自分の言葉に酔ってることは間違いないです。...こいつもナルかよ。ナルばっかじゃん。あのさ、片山虎之助が断言しているとき、実際のデータでは半数の方が、高負担と引き換えに高福祉を希望してます。ちなみに、今年の7月はじめには、半数どころじゃなくて7割の方が希望してます。「痛みを覚悟」してんだよ!「低負担」を望んでるのは、御手洗(「おてあらい」ではなくて「みたらい」って読む)CANNONの偉いさん兼経団連の偉いさんだ~ね~。しかも御手洗は企業の法人税を主張する一方で「愛国心」だってさ~!怒れよ。...ってか何で怒らないの?ネットウヨの諸君。安倍晋三にしても片山虎之助にしても、「美しく」ね~!安倍晋三は「私がこの国の最高権力者」「私の内閣」「私を勝たせてくださいっ」ぜーんぶ「私」そのくせ「権利」ばっかし主張するコクミンを非難するんだな~「国家の最高権力者」が、絶叫して最後にわけ分かんなくなって候補者名を連呼して「改革できるのは民主党しかありません!」って墓穴掘って、...バカ丸出し頼むから落ち着けよっ!「最高権力者」っ!...言ってもムダか。だ~れ~が~「低負担・低福祉」を選択した? オレはしてね~。そもそも、こないだの衆議院選は、小泉が勝手に、郵政民営化を争点にしただけじゃん。福祉と負担、争点じゃなかったじゃん。国民投票法も教育改革も争点だったとは思えんが?つまりさ、今回、自由民主党と公明党に、万が一投票したらたぶん知らないうちに残業代ゼロ法案も共謀罪もなんもかんもみんな選択したことになるらしーよ。狩られろ、虎! 姫に。安倍晋三! あんた日曜深夜、当選のバラの花30いくつしかつけらんないのに出てこれるか?無理な方に賭けるねオレ。それはともかく、で、今回はスヌーズレンのご紹介なんだそれ?えとですね、たとえばこちら↓こういうのとかこちら↓こういうのとかこちら↓こういうのとかをつかって視覚・聴覚・触覚などの五感に訴えるというか、刺激する。もともとはボールプールとか発達障がいの子どもたちへのアプローチ、環境設定法のようです。2枚目3枚目なんて、なんつーか坂本龍一のLIVEの時とかにありそーとかワシは思っちゃいましたが、違うらしい。利用者さんが見たことのないものもあるわけで、...ってか、ほとんど見たことないと思うわけで、はじめはこちら↓こういうフカフカのイス。これならわかるな~。次にはこちら↓ベッドただしこれが、タダモノではない。下に、小さいボールがいっぱいあって、寝ると身体が沈み込む掛け布団はずっしりと重くて包み込まれるようで、かなり、心地よいらしい。「寝ると胎児に戻る」そうです。う~ん、どうだろう?で、こちら↓ツアー参加者が寝てるとこそんで、2枚目のを触ってるとこでこのようにアプローチは進んでいくらしい。あ、この2枚目と6枚目で触ってるこれは光ファイバーで、点灯すると2枚目右のように、光の波ができるそうです。う~ん、どうだろう?発達障がいの子どもたちには、良いかもしれない...という気がしないでもないが...。リラックスを目標にしてるのは分かるけども。1セッション30分だそうですが...実際、拒否する利用者さんもいらっしゃるそうです。落ち着く利用者さんもいらっしゃるそうです。説明してくださったえれのあさんは光の波(2枚目右)や映像(3枚目)は、それほど効果があるとは思えないと、おっしゃていたそうです。利用者さんが、ベッドに横になっている間はスタッフさんはイスに座って手を握って「大丈夫よ」って言っているとのことですが、フカフカのイスが気持ち良くて、一緒にうとうとしたりする。この「一緒にいる」ことの効果の方が大きい、とえれのあさんは感じておられるようです。この話を人間のおかあさんからきいたとき、「これは、大事なのはシュヴィング的態度だ!」と思いました。人間のおとうさんは、この共にいる/あることが大事なのではないか?と判断します。こういうふうに一緒にいることをシュヴィング的態度と呼んで、私たちはとても大切にします。(シュヴィングさんは看護師さんだった方ですが、こちら(『精神病者の魂への道』という本)が出ています。古典的な名著です。専門家だけが読むのはもったいないです)もう一点...というか一点から、ふたつを指摘します。その一点は「寝ると胎児に戻る」これも気になります。まずひとつめ。つまりここでは「胎児に戻るのは、良きことである」という前提があってアプリオリにそう決めつけてしまうのはあんまり良いことではないと思うぞ...と考えます。もちろん、気持ち良くなるかたもいらっしゃるでしょうが夢野久作のドグラマグラの巻頭歌「胎児よ/胎児よ/何故踊る/母親の心がわかって/おそろしいのか」のように心地良いとは限らないと思います。おそらく感覚をインプットというか受容するまでは、ヒトは共通すると思うのですが、それを「どのように意味づけ/価値づけるか」はその人その人で違うし、ご高齢の方の場合、その方がどのような人生を歩んでこられたかそれが、「意味づけや価値づけ」に大きく影響するでしょう。その人の生活歴を大切にするということを繰り返し繰り返し語っていたはずそのことを指摘したいと思います。これがひとつめ。ふたつめ。この「胎児に戻る」こと、難しく言うと「早期の発達段階に戻ること」を『退行』と呼びます。「赤ちゃん還りや子ども還り」のことですが、『退行』は、そもそもの定義上、「情緒/感情/気持ち/心の一部が赤ちゃん還り/子ども還りすること」のはずです。全部ではなく一部。ですから当然、こころの大半は退行していない年齢相応の部分。わたしたちが働きかけるのは、この、退行していない部分に対して、のはずなのです。わたしたちが「だいじょうぶ」と呼びかけるとき、それは、退行した「胎児」だけに呼びかけるのではなく今、ここにある/いる、目の前のその人に呼びかける。つまり、退行していない部分に、たくさん、たくさん、呼びかけているのです。ふたつめはそのことを、ちょっと、指摘したいなあ...と思いました。ただし、1回の時間が30分と限定的であること、利用者さんが拒否したら即座に中断すること拒否する利用者さんに、言葉でこれがどんなに良いものであるかと説得しようとはしないことスタッフさんの、うとうと、を非難しないことこれはさすがだ!と思います。←ハナシ硬くて~、しかも長くて~ ポチ!人気blogランキングへ←ごめんね~ ポチ!ついでに言うけどさ、安倍晋三と自由民主党の言う「戦後レジュームからの脱却」って、戦前への退行じゃん!身も心も全部、胎児になって踊りたいヤツが、どれだけいるかをみる選挙と、位置づけるオレ。で、そういう美しい胎児になりたいかい?
2007.07.28
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まだまだ福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。人間のおとうさん土曜日もガッツリ仕事で、しか~も、えらそーにレクチャーとかする側の仕事。で、さっきちょっと寝ちゃったけど、まだ眠いし、手短に。重度の認知症の方の中にはゲームのできる方やお好きな方、結構たくさんいらっしゃいます。で、こちら↓ゲーム板です。左上に、ゲームの駒を持っておられるえれのーるさんの手が写ってます。お気づきだと思いますが、ゲーム板もおっきい!ゲームの駒もでっかい!手の機能が低下している方でも大丈夫なように大きくしてあります。今はどうか知らないけど、ほんの数年前まで、私の知る限り大きな囲碁とか将棋とか、見たことなかったです。今はどうなんだろう?これも、とっても大事なことですね。あ、私の思い出話ですけども、10年?15年前?医療機関に勤務してた頃(精神科です。介護は同じ医療法人内の施設のアドヴァイザーだったので、利用者さんとの直接的な関わりは少なかったです)作業療法のサブリーダーしてたことあります(作業療法なわけだから、リーダーは、当然、作業療法士さん)で、「ババヌキとかのトランプやUNOやろーよ!」って提案してほんの数人の統合失調症の患者さんとやり始めたこともありました。(...ゲートボールもやったけど、私、こてんぱんにやられました。くやし~!)はじめはほんの数人だったんですけど、だんだん増えていってしまいには30~40人の大所帯になったんです。やっているうちに、何年も、何十年も入院しておられた方の中から退院して一人で生活できる方が出てきました。だって、ほかの治療や薬は、何にも変わってなくて、変わったことといえば、ゲームに参加するようになったってことだけだったんです。すごく嬉しかった~!その方々は、ババヌキ始めたばかりの頃、カード取るのに右から順番に取って、それを自分のカードの一番右側に置くことしかできなかったんです。それがだんだん、カードの取り方、置き方に、自然と工夫できるようになっていきました。駆け引きができるようになっていった。難しい言葉では、ババヌキが「社会技能訓練(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)」として機能して、しかもそれを、ご自分で工夫できるようになっていったのです。今は、そこを、いろんな事情で辞めて、メインの仕事は個別の言葉による対応、副業は専門家やその卵へのレクチャーとコンサルテーションですが、このときの体験、良い思い出ですし、たいせつなたいせつな懐かしい思い出です。たくさんのこと、患者さんに、この中で教えていただきました。たぶん一生忘れないし、私が、ほかの同業者に比べて、プレイフルな活動や幅広い方に対応できるのはこの体験と、これに参加してくださった患者さんやスタッフさんのおかげだと心底思います。ありがとう、本当にありがとうございました。って、感謝の言葉では足りないかもしれないけど、でも、言いたいなあ、って思います。もうひとつ、これをお読みくださたった方にも、ありがとうって言いたいです。本当にありがとうございます。←私も、「生きがいとしての思い出」、蘇りました。ありがとう。 ポチ!人気blogランキングへ←「思い出」に付き合わせて、ごめんね。 よろしければ、ポチ!
2007.07.07
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ども。硬派記事に凝ってる人間のおとうさんです。福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。以前、04月05日の記事に重度認知症の方のエプロンのこと書きましたが、補足情報!あのとき、見ていただいた画像がこちら↓上の黒チェックが男性用、下の赤チェックが女性用です。エプロン下の紐に、その方の一人ひとりかけがえのない生育歴を良くうかがってお馴染みの道具を触れるように下げておくこれは触覚・視覚・道具同士を叩くと音がする聴覚を刺激する試みでした。ところがっ!まだまだ工夫がいっぱいある!たとえば、こちら↓男性用にはサスペンダーのようなものがついてます自分で開けたり閉じたりできて。それからこちら↓女性用には手を入れられる横ポケットあり!これは、中も凝ってるよ~!こちら↓横ポケットの、中素材はファー、ヨーロッパは、リアルファー使用に批判があるし、お手入れがたいへんなのでフェイクファーね。暖かくて柔らかい(メイがさわって、安心してすやすや眠った『トトロ』の手触りですね)。まだまだあるよ! こちら↓女性用、胸のところのハートマーク、他とは違う素材でできてます。ここ、画像では触ってますが、ちょっとざらざらして、カサカサ音がする!ああ、音をお聞かせできないのが残念です~!言うまでもなく!触覚や聴覚、つまり感覚を刺激する意図と工夫満載!使用条件は、重度の認知症の方です。重度の認知症の方は、いつも何か触っておられます。触覚がとても大事!触っておられると、安心されます。推測ですが、触覚、特に手触りが保存(残存)しておられ、そこを大事に大事にすることが重要なのではないでしょうか?←「介護する!」っていう意思がステキだあ! ポチ!人気blogランキングへ←安倍にも柳沢にも分かるまい! ポチ!
2007.07.06
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今回も福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。いんげさんのレクチャー、基本編の7色を上手に使うってことをもう一度。たとえばね、こちら↓はい、お茶会です。テーブルの上に、カップ・アンド・ソーサーです。で、いんげさんは、「テーブルの上のこれでは見えない」と、おっしゃって「コントラストを作る!」「こうする」、こちら↓正直、トイレや洗面台の壁面や床と壁面、ドアまわりのコントラストは、設計段階からそのことをわかっている人が関与していないと難しいです。でも、こういうちいちゃい工夫は、すぐにできますね。改めて言うまでもないでしょうが、テーブルの色、テーブルクロスやランチョンマット、皿の色のコントラストを工夫します。すると、食べ物や飲み物を目立たせることができます。これも繰り返しですが、認知症という病気・障がいは、その症状としてコントラストの差異が小さいと(正確には、コントラスト、色相、明度、彩度の差異が小さいと、だと思います)識別しにくいわけです。もう1枚、クリアな画像を、こちら↓視察に、人間のおかあさんやおねえさんと一緒に参加されたともこさん撮影です。ずっと後から、改めて記事にすると思いますが、こういう工夫、そういう「生活を彩る、楽しむ」っていうこと北欧では、そもそも、日常の生活に根付いているみたいです。いんげさんは、こう言って、お話しを締めくくりました。小さなことを見て、言って、変えることが大事←このブログっていうよりも、いんげさんにポチ!人気blogランキングへ←ほかのネタもたまってきたので、明日から違う内容行きま~す!で、高度福祉は、また予習します。 ポチ!
2007.07.01
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あ、さて~、福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。いんげさんのレクチャー、基本編の6昨日は、重度に進行した認知症の方のお部屋。つまり、お部屋の方は、ベッドに横になっていることが多いならば、今、こうなっているお部屋↓ こういうお部屋を、こうする~、こちら↓ までいったわけです。で、次にいんげさんは、テレビ、私ならこうする!って、こちら↓ アクアリウムのDVDとかAQUAZONEをうつすわけだ。お部屋が楽しくなる!おおおおおおお!ただしっ!いつも映しっぱじゃダメ! ときどき!だそうです。実際、いんげさんが関係している施設ではデイルームの大きな部屋のテレビに暖炉で火が燃えている映像を映すときがあるそうです。そうすると、利用者さんがみなさん集まってこられて、そこで、スタッフさんとかボランティアさんが本を読む。人間のおとうさんは「読み聞かせ」っていう表現が、なんだかエラそうでキライなのですがまあ、そういうことをする、と。う~ん、なるほどっ!←これもね~、聞いたとき「おお、すげっ!」と思いました。 ポチ!人気blogランキングへ←いんげさん、ただものじゃないっす! ポチ!
2007.06.30
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あ、よいしょ! 福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。いんげさんのレクチャー、基本編の5今日のはさ、キモは視線...ってこと、最初にゆっとこう。別に、ペンキ塗ったりとか必要ない。何をどこに置くのかってこってす。んなので、汎用性高し!人間のおとうさんは、これ見てぶったまげたです。...ちなみに、ワシってば、ローラーでうりうり、あんなことしたりこんなことしたりペンキ塗り、けっこう好きです。まず、そもそものお部屋がこちら↓お部屋の様子。ご自分の馴染みの写真とか、時計とか置いてあって、ああ、さすが福祉先進国スウェーデン!利用者さんのことを考えているねっ!って感じ。...っていうか、人間のおとうさんそゆふうに考えてました。ところがっ!いんげさんが指差してるところに注目!ここに、空気ポンプみたいなこれがあるってことは、ギャッジアップとか、体位交換とか自分ではできない重度に進行した認知症の方のお部屋ってことです。つまり、このお部屋の方は、ベッドに横になっていることが多いわけですよ。ワシの目からは、「おお!さすがスウェーデン!」みたく見えるのにいんげさんの目からは、「ダメじゃん!これ!」に、なるわけです。つまり、視線の問題で、ワシが「おお!」とか思ったのは、非病者の視点でしかないわけです。ベッドに横になっていることが多い方が見るものは、まず、こちら↓ベッドの真上のシャンデリアこれは、この施設で気合いのモノではなくて、利用者さんが長年使ってきた、自分のものです。そのほかに見えるものは、ちょっと首を傾けるとこちら↓施設の洋服箪笥、戸棚、台所、それからテレビ、まことに殺風景です。ベッドの頭のところに、利用者さんにとって大切な大切な方の写真があって、こちら↓しかも、左右のは、お孫さん?お子さん?でしょうか?引き延ばした顔写真がかけてあります。でも、これってば、ベッドに横になっていると見えない!見えなきゃダメじゃん!意味ないじゃん!...で、いんげさんはおっしゃるわけです。「私なら、写真はここに移す!」って。こちら↓確かにその通りだっ!こうしたら、大切な大切な人が見える!←気づかないうちに、視点が安倍晋三になっちゃってるぞ、ワシ! いかん、いかんぞ! ポチ!人気blogランキングへ←安倍晋三と金正日、兄弟みたいに似てる。「この国の最高権力者」とか言うあたり特に。 「それはイヤだ!」という方だけポチ!
2007.06.29
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引き続き、福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと。いんげさんのレクチャー、基本編の4今回はドアのまわりの工夫です。前日視察した認知症高齢者グループホームのドアこちら↓ ほんとうは、もっと大きい画像を使いたいのですが、そうすると、人物写真も大きくなって、プライバシー問題が出てくるので、ごめんなさいね。(このくらいの大きさだと、仮に画像を右クリックしてマイドキュメントのマイピクチャに「名前をつけて保存」してプレビューやフォトレタッチで拡大しても、顔は分かんない...と確認済み)↑なんでこんなことわざわざ書くかというと、ま、あとでね。それはともかく、床と壁面の色が違って、コントラストついてますしドアのところ枠というかの部分、コントラストつけてあります。「ここがドアですよ」と分かりやすくしてあるわけです。なら、ドア全部濃いめの色にすればいいじゃんとか思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうすると、ドアも含めた壁面全体の色目が変わって、暗くなってしまうと思います。で、暗いと、認知症の方にはよく見えないという別の問題が生じるわけで。そういうことが関係しているので、枠の部分のみなのでしょう。このへんはこちらの画像一番上をご覧いただいた方がわかりやすかも...です。なお画像中央のネームプレートと人物写真は、ドアの右側のを拡大したものです。これは、「ここが誰のお部屋か」認知症利用者さんがきちんと分かるようにするための工夫です。認知症の程度によって、たとえばこちらのように↓ した方がよい場合もあります。ただ、このキモは「手書きである」ということだと、人間のおとうさん思います。ワードプロセッサーでキレイに印刷したものよりも手書きのチカラって、すごいし、大切で、なにより温かみが違います。それと、もうひとつ、いんげさんは、この画像の一番右側やこちらの画像一番上と上から2番目の画像壁面に飾ってあるものを指し、問題点というか、改善の余地を示されました。小さくてよく見えないと思いますが、実は、この飾ってあるものはカレンダーです。6月くらいから12月くらいまでのカレンダー。たぶん、カレンダーとしてではなく、絵や写真のインテリアとして飾ってあるのですが、いんげさんが、ここのスタッフさんに「入所者さんで字を読める方がいらっしゃいますか?」と尋ねてみたところ、スタッフさんは「いらっしゃいますよ」と答えたそうです。アルツハイマー型認知症の症状として見当識障害(これは症状ですので『障害』と表記します)があり、今がいつなのか分からなくなるわけです。ならば、利用者さんが「月を間違えてしまう」ような刺激を提示してしまう可能性がかなりありますカレンダーではなく、今の季節にマッチした写真や絵を刺激として飾っておいた方が良いでしょう。ドアの枠は難しいかもしれませんが(あ、でも、枠のペンキ塗りはそれほど難しくないですよ)こういった、工夫は、誰でもできます。コツを知ると、できることはたくさんあります。←以前勤務していたところでは、一番安いペンキを使用してたので、そんなこと考える余地はなく、ひじょーにケバい色を塗ってました。 何だよソレ! ポチ人気blogランキングへ←聞くところによると、今もそんな感じらしい。 ぽち!あ、さっきの、画像にポインタ当てて右クリック「名前をつけて保存」ですけど、以前の記事で「おまけ」として載せていた富士丸君画像を、順番に保存して、ビューアーで次々見ていくと、丸君のラスト鼻載せパックンのパラパラ動画に見えます。別系統の記事の「おまけ」で載せてましたが、丸君好きの方は、「おまけ」探してみるといいかも。ただし個人で楽しむ以外のご使用は控えてください。
2007.06.28
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さてと、福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと、続けます。いんげさんのレクチャー、基本編の3(1はこちら、2はこちら)復習しますが、いんげさんモデル=人間のおとうさん的には三位一体モデル環境、とりわけ内的環境=生活する場としては色をうまく使うことが重要じゃん?ってこと。それは認知症の方には、病気や障がいによって、非病者/非障がい者には、体験として分かりにくいハンディキャップが生じざるを得ないからです。(ついでに言うと、病気や障害者の反対語は健康や健常者ではないという中井久夫先生の見解に、私は強く同意・共感します)ですから環境をシンプルで明解にする工夫が必要になりますしそれは、介助を受ける/介助する方双方の負担の軽減になるということです。別に難しいことではないんです。たとえば、トイレではこちら↓画像左は、パステルカラーで統一された色彩で、『健常者』にはたいへん好感が持てるかもしれません。通訳のともこさんは「色のコントラストがそれほど強くない」と、いんげさんのスウェーデン語を訳されました。ですが、認知症の方にとっては曖昧で、便器の場所がわかりにくいようです。これを、画像右のように、トイレがトイレであることを強調する必要があります。これは、研究(たぶん、認知心理学の色彩研究)の裏付けもあるようです。「コントラスト」を強くすると、便器の場所が分かり認知症の方も、介助者に頼らずに一人で行き、用を足すことができます。つまり、介助者の負担という点でも、要介護者さんのQOLからしても、なかなかのスグレモノと言えます。洗面台でも、こちら↓同じことが言えます。画像左のパステルカラーで統一された色彩は、認知症の方には、たいへん、見にくいでしょう。洗面台付近は、白と濃いブルー。これなら「コントラスト」があるので手を洗うのはどこなのか、はっきり分かります。こういうことが色をうまく使うということです。←これ、見てみて、感心したなり! ポチ!人気blogランキングへ←言われてみると、そのとーりだっ! ポチ!ただし、これは、個々の介助者が直接的にどうにかできることではないな。施工主とか施設建設/リフォームで補助金を出す役人がちゃんとこういうこと知ってるかどうかの問題。つまり、自己責任じゃなくてシステム構築の問題です。んでも~、ニポンではそ~はいかない。トイレを汚しちゃう利用者/患者の『問題行動』とか、うまく誘導出来なかった介助者の問題に、すり替えられるんとちゃいまっか?安倍晋三や自民党が、年金問題を社保庁の労働組合の問題にすり替えるようにさ。少なくとも、読売を読んでると、社説でものの見事にすり替えてます。産経なんて読む気もしないから、...ってか、ここではそんなくっだらない新聞売ってすらいないからよくわかんないけども。ま、読むまでもないや~ね~。違う?あ、今日ってば、産経新聞、この記事眺めに来ないかな~。これってば、ワシ、挑発してるんですから。コンサバな方とかの批判を待つ!(で、単なる非難―それも読売や産経の得意技だよね?―、単なる非難はためらわずに削除するから...って、今から言っとく)
2007.06.27
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久しぶり、1か月以上久しぶりに、福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと、書きます。今回も、いんげさんのレクチャー、基本編の2です。あ、いんげさんっていうのはかな~りすごい方でいらっしゃるわけです。まず、介護構造っていうか、介護する側のスタンスですね。いんげさんのレクチャーの様子こちら↓プロジェクターで説明しておられるのがいんげさん、右が通訳のともこさんです。スライド、っていうかパワーポイントは心構えっていうか、大事なことっていうか三点人間のおとうさんの言い方では介護構造、介護する側のスタンスああ、表現硬くてスマンまず、お世話をする方はどんな方かよーく知っておくこと具体的には生活歴の把握ですがまず第一に、認知症なら認知症のヒトっていうんじゃなくてもっと、その方の生きてきた歴史そのことをちゃんと知っておいた方が良いに決まってるってことです。ニポンの介護は、残念なことに医療の下部構造みたいなカン違いをしているヤツが多くてここ、アマいんです。次に来るのがケアスタッフが病気や障がいについてよく知っておくことこれには補助器具の使い方を知っていることが大事です。器具は、あるだけじゃダメでスタッフに使う能力と技術がないといけないこれも当たり前っちゃー当たり前ですけど...でもさ、こないだ新聞記事とかワイドショーネタになってた介助者用パワースーツ人間のおとうさんはばっかでい!と思いました。ちょっと訊くけどさあなた、ガンダムやエヴァンゲリオンに介助されたいですか?ワタシはまっぴらです。だいたい、な~んのためにそんなコストかかることしなきゃなんない?もっとコストパフォーマンスが良くて便利なのあるんだからさ。それと、病気や障がいについて知るっていうのは症状を知ってるだけじゃ、ぜってーダメ!日常生活にどんな支障があって、それを軽減するためには何が必要か?そゆことです。それから環境色をうまく使うことを、いんげさんは力説してます。パワースーツに戻るけど、認知症の方、あんなので介護されるとビビるだけだってば!そんなことも分かんないヤツが介護とかゆーな!これ、このいんげさんモデルって、三位一体モデルじゃん!品格みたいなペペペ!なモン読んでるヤツは金と時間ドブに捨てるよりサイテーだぜ~。三位一体モデル読みなよ!!!認知症の方は、認知症という病気・障がいのせいで、考え方に特徴が発生してしまうし視界が狭くなったりするわけです。で、こちら↓さて、この絵は、何が描いてありますか?いうまでもなくうさぎにも見えるしアヒルにも見える私たちは、「あ、そうそう! おもしろ~い」ですみますが認知症の方は、この曖昧さに混乱します。だからシンプルで明解にする必要があります。そういうシンプルで明解な環境を作る!具体的にはどうするのか?それは次の記事のココロだ~!←こういうこと官僚も政治家もちゃんと考えないからあり得ないことが起きるし、安倍晋三みたいに「年金のうんたら1年以内に」とかあり得ないタワゴトほざくバカがのさばる。ポチ!人気blogランキングへ←それを信じるバカもいる~。カンベンしてくれよ~! ポチ!
2007.06.26
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久しぶりに、福祉先進国 北欧高齢者ケア視察の旅のこと、書きます。...あ、昨日消えちゃったヤツです。昨日中に書こうと思ったんですけど、昨日は09:00~19:00まで昼ご飯食べる暇も休憩もなしノンストップだったので、くたびれ果てて、書き直しできませんでした。...ウチ帰ってサバの味醂干し、うまうま食べてソファで寝ちゃいました(足つってイタくて、目、醒めたんですけど)今日は真面目記事です。ついでに言うと、真面目記事もう1本書きます。そんで、今回は、かな~りすごい方でいらっしゃるいんげさんのレクチャー、基本編です。スウェーデンとニポン、「当然ながら文化・習慣、国の組織が違う。システムを考える際にはまず地域の特性を知る必要がある」というところからレクチャーは始まります。日本と比べて、スウェーデンはまず人口密度が違います。スウェーデンは2.19と、少ないわけです―人工は900万少々。しかも北部のキルナ市。面積はスウェーデン最大ですが人口は2万4千です。一方、最大の都市は南に位置するストックホルム。周辺のベッドタウンも含め人口は100万(それでも、札幌より少ないですね)。つまり南部にスウェーデンのほとんどの人が生活しています―時間がないので未確認ですが、たぶんこれには地形が関連しているのでしょう。以上が、地理というか地政学的特徴。高齢者ケアについて2005年のデータでは、市自治体が直接運営する公共の施設が87% 民間委託が13%とりわけ在宅ケアは、公共の施設が90% 民間委託が10%―選挙で政権交代したので、今後民間委託が増えると思われるそうですが、『三つの財団(Tre Stiftelser)』(こちらからこちら)は数少ない民間委託、しかもとてつもなく歴史のある民間委託財団といえます。ニポンの感覚からいうと、民間委託の少なさにびっくりします。小泉純一郎とトヨタの奥田とかオリックスの宮内たちの『官より民へ』キャンペーンに私たちはまんまと乗せられましたし、実際、公務員の生ぬるさに、私自身も少なからず同意しました(実際、公務員―実は一部―の不勉強ぶりは目にあまりました。ただ、冷静にふり返ってみると、不勉強なのは実はウケ狙いの議員で、それは「ナントカ還元水」松岡や「産む機械」柳沢に象徴されており、大多数の公務員は、無勉強―『不勉強』ですらない―くせに声を荒げて恫喝する議員への説明に忙殺されています)。税金という私たちのお金で、まず、システムを適切に構築するのは、たぶん公務員で、いきなり民間に任せるということは無理があるように、今は、考えます。加えて医療ケア、人口千人に対して、医 師 スウェーデンが2.9人 日本が1.9人看護師 10.2人 7.4人ベッド数 3.7床 16.4床また、1回の平均入院日数 スウェーデンが8日 日本が34日つまり、ニポンは医師も看護師も少ない上に平均入院日数が多い。したがって、メディカル、コメディカルスタッフは入院患者さんへのケアやキュアに時間をかけざるを得ないことが、容易に推測されます。もっとも、スウェーデンサイドでは、病院が少ないのではないか(でも医師や看護師数は日本より多い)、入院日数が少ないのではという声があるようです。プライマリケアに関して地域の地区診療目標としては「1,500人の患者を診る」ですが、実際には2,250人を診ている現実があるとのことです。実際に、メディカル、コメディカルスタッフは、スウェーデンでも数値目標が達成できていません。あ、講師のいんげさんと通訳のともこさん、こちら↓ 左が講師のいんげさん、右が通訳のともこさんさて、ここで、マスメディアを含めたプロバガンダについて考えます。少なくともここ20年間、政府・行政・マスコミはニポンには医師が多くなりすぎる/なりすぎているだから医師の養成機関が養成する医師は、今後、少なくする必要があると繰り返し述べていました。そしてそれを補強するかのような、彼らにとって都合の良いデータが繰り返し繰り返し引用されてきました。その結果が産婦人科・小児科のこのありさまです。産む場所がない、産んでも診てもらえない私は、おちゃらけテーマで(穴の開いたコインは珍しいというウソ、ブッシュドノエルというウソ)について書きましたが、それと同じことがここにもあるのではないか?と考えます。―おまけ―鼻乗せパックンコマ割り、続き↓↓←ときにはまじめになんなきゃならないときだってあるさ!人気blogランキングへ←と、思うなり
2007.05.16
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人間のおかあさん&おねえさんが空港で見つけたトナカイのマスコットこちら↓ホーカン君と命名も一度こちら↓今、ホーカン君がどーなったかというと実はまだいるのです。こちら↓ウチのれ~ぞ~このドアに住んでます。つげ義春さんの李さん一家風にまとめてみました。←トナカイかわいーと思った方も、李さん一家って何?って思った方も楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.04.20
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デンマークのコンセントはかわいいぞ!こちら↓人の良さそうな表情が好感度高し!←「おっ!かわいい」と思った方も、「なんだこれ」とか「そ~かあ?」と思った方も楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとなスウェーデンのことは、もうちょっと勉強してから書きます。ごめんなさい。記事上は、まだスウェーデンなのに、忙しくて記事考える時間がないので、ほんとうはもうちょっと先にしようと思ってましたが...もひとつネタが浮かばなくて...ってか、ネタはあるけど、画像を撮ったりする時間が持てません。ごめんなさい。
2007.04.19
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クングスバッカ市のモーハーガ特別高齢者住居(Mahaga aldreboende)何人かずつに分かれて、利用者さんのご自宅や居室にうかがったあとはここで、えれのーるさんとかな~りすごい方であるいんげさんのレクチャー。この様子はMPEG4で動画を撮ってきているので、それを何回も見直してまた、別の機会に触れるかも知れません。今日のご案内は、ご自分達が考案した認知症の方のためのエプロンこちら↓エプロンの腰の部分にその利用者さんに合った道具類を下げます。認知症の方は、何かを触ってると、とても安心されます。そこで、生育歴をちゃんと詳しくうかがってアセスメントしてその方が身近だった安心できるものをつけます。その際、触ったりしても危険がないように安全な素材で、その道具はできています。画像上のえれのーるさん(きれいな方です)の黒白エプロンは男性利用者さん用で工具が付いてます。スパナとかさ画像下のいんげさんの赤白エプロンは、胸のところの赤のハートマークがかわいいんで、なんていったっけ? あの、料理でかきまわすヤツとか。スウェーデンのスタッフ数と違って、ニポンだと、スタッフ数の確保が、ど~しょもなくアマいし、そもそも、ちゃんと確保しようという意欲が施設側に皆無なところが多いし「目が届かないから、ヒモのところが危険!」とか言うヤツ、ゼッタイいるぜ。...んで、問題を余計にこじらして、抑制とかになんの。介助しやすいようにっていう考えもスウェーデンのリフターとか、フレキシベルトといった介助者と利用者さんフレンドリーじゃなくて、ヘタしたら抑制みたいな利用者さんabuse(虐待)に走るし。あ、コレ、「だからニポンの個々の介助者の質が悪い」とか、あべしんぞややなぎさわが言う「自己責任」とかゆータワゴト言いたいわけじゃないからね(ならまつおかのナントカ還元水はど~なるんだよ!)。制度の問題じゃ!あえて言えば政治責任あるいは制度責任じゃないか!→こういう奴らの同類がうじゃうじゃ立候補してるよ!←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.04.05
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クングスバッカ市のモーハーガ特別高齢者住居(Mahaga aldreboende)何人かずつに分かれて、利用者さんのご自宅や居室にうかがいます。人間のおかあさんは、みんなにうらやましがれつつイケメンのおにいちゃんと一緒に利用者さんのお宅に訪問。あ、イケメンのにいちゃん、そこの事業所では唯一の男性ヘルパー。でもって、人間のおかあさんはプロだし、個人情報のからみで、いっさい画像撮ってません。この記事、画像なしです。あと、今日の記事、人間のおかあさんが書いてくれた文章を、ほぼそのまま使用しています。一軒目下肢筋力低下のため車椅子を利用しておられる女性高齢者さんのお宅に訪問。車で15分ほど、農村部の一軒家で一人暮らしをしておられます。まず、寝室のポータブルトイレのお掃除、その後、歩行器を使って歩行トレーニングを10分程度。このリハは広~~~いリビングで。それから、近況などをお話ししながらキッチンのお片付け、コップ2個とお皿1枚を洗って収納。んで、おみやげをお渡しして訪問終了。時間は全部で20分程度。二件目車でそこからまた15分の男性利用者さんのお宅へ。訪問の目的は服薬状況の確認。ご本人は自室でベッドに寝たまま、声かけにもあまり反応なし。お話は同居しているお兄さんと。訪問時間5分このお宅では、訪問時に靴の上からカバーを装着(ホラ、ニポンみたく玄関で靴脱がないし)、訪問後は「靴の上からカバー」をとって、ウェルパスのような消毒薬で手指を消毒。おそらく、家族が同居しているので、お掃除のヘルパーサービスは受けられないのだと思われます。そこからモーハーガ高齢者住居内のステーションまでは車で25分。5分の訪問のために25分かけるけれど、ペイは1回につきいくらと決まっているとのことです―つまり何分以上とかいう縛りがないわけです。イケメンのおにいちゃんが言うには「スウェーデンでも、介護職になる男性はあまり多くない。自分と一緒に始めた人は転職したけど、自分はこの、介護という仕事に誇りを持っている」。弱冠21歳の好青年が、こう話してくれたのが印象的だった...と人間のおかあさんは語る。...ま、人間のおかあさん、イケメンに弱いし...とか思う人間のおとうさん(言わなかったけど)。ただし! 一緒に始めた人がなぜ転職したかというと、やはりペイが問題だったようです。この彼も、1回につきいくらという時間給だから、月額の保障はなく、もう少し働きたいとのこと。人間のおかあさんは「どこの国も同じような悩みがあるんだ」「制度は違っても、訪問ヘルパーさんはたいへんな仕事」と感じ入ったようです。ただね、ニポンでは男性介護福祉士は、たとえ常勤で月給であっても、結婚しても家族を養っていけないくらいの額しかもらえないという現実があるということを、人間のおとうさん&おかあさんは声を大にして言いたい。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.04.04
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クングスバッカ市のモーハーガ特別高齢者住居(Mahaga aldreboende)何人かずつに分かれて、利用者さんのご自宅や居室にうかがいます。人間のおねえさんは学生さんなわけですが、看護師さんと一緒に利用者さんを訪問したわけです。こちら↓あ、今日の記事の画像を撮影してくださったのは主催者のたむらさんです。ありがとうございました。で、まず男性の利用者さんこちら↓左上:学生さんでもできるお手伝いをして右上:東洋から来た若い娘さんと会ってともかく嬉しい利用者さん喜んでいただけて、やっぱり嬉しい人間のおねえさん左下:みんなで記念写真撮って右下:記念品をお渡しして握手!今度は女性の利用者さんのお宅こちら↓左側:スキンシップじゃなくてタッチングして、こちらとか、こちらみたく「トゥレーヴリッテゥアトゥレッファデイ(お目にかかれて嬉しいです)」とか「ヤーヘーテル(私の名前は)人間のおねえさん」とか「ヴァーヘーテルデュウ(あなたのお名前は?)」とか、必死に暗記して、話しかけてる(と思われる)右側:やっぱし記念撮影中央、赤やピンクのカーディガンをおめしになって座っていらっしゃるのが利用者さん両端が看護師さん、で、左から二人目が人間のおねえさんです。皆さんに喜んでいただいて、よかったねえ。嬉しい気持ちになって良かったね←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.04.03
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クングスバッカ市のモーハーガ特別高齢者住居(Mahaga aldreboende)何人かずつに分かれて、利用者さんのご自宅や居室にうかがいます。今回は看護師のともこさんの場合。←グループホームにうかがったときの様子。リフターを介護器機のデモだけでなく、実際に使っています。左の方が利用者さん、中央と右の方がスタッフさんです。←ベッドサイドの床頭台。上にのってるのが、処置の道具とのことです。実際の処置も見学したところ看護師の目から見ると、ニポンでは考えられないくらい簡単な処置で、おそらくニポンだと先輩や上司の指導対象になるのではないか?という感想を、人間のおかあさんは、うかがったようです。看護水準の違いのようにも思えますが、おそらく何をどこまでするのを良しとするか。そういう、基本的な考え方の違いであって力のレベルの問題とは、ちょっと違うのではないか?と人間のおとうさんは、推測します。←滅菌に使うもの。...すいません!人間のおとうさん、ついつい、スタッフさんの胸に目がいってしましました。もひとつ。けっこうかわいいかたで、顔修正するのがもったいなかった...とか思っちゃいました。←このグループホームの名物利用者さんらしいです。デイルームのソファに横になってこちらを見ておられます。←スタッフさんとともこさんせっかくだから記念撮影!真ん中で椅子に座っているのが男性スタッフさんですげ~イケメン!!!だったらしいなり。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.04.02
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さて、スウェーデン視察最後の日だ!クングスバッカ市のモーハーガ特別高齢者住居(Mahaga aldreboende)でお昼まで視察!んだがっ! その前にマストフンゲット教会を見学こちら↓ 外から見学になっちゃったらしい(おまがっ! まだ閉まってたらしい)んで、とりあえず来ましたよ~とゆー、記念撮影画像はいっぱい撮ってきて、教会がいろいろな表情を見せています。まずはこちら↓フォーカスとか明るさを空にあわせると、こうなる。人間のおかあさんは「失敗!」って言ってるけど、人間のおとうさんは、けっこう好き。それからこちら↓ 露出を補正するとソフトフォーカスっぽくなる。コレもまた良し。...って人間のおとうさんは感じたりする。それとこちら↓ 露出だけ見ると、これが一番バランスが良い。秋で葉の落ちた樹がアクセントになってるし、塔も空もちゃんときれいに撮れててて好き。朝ご飯食べてからクングスバッカ市のモーハーガ特別高齢者住居(Mahaga aldreboende)に向かいます。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.04.02
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このごろ、エグい画像とか、王蟲のよーに、怒り爆発!とかだったので今回は風景を。こちら↓タイトル通り、スウェーデンの日の出忙しかったので、なるべく短めの...とか明日も忙しくて更新できないかもしれないしとか人間のおかあさんもけっこー忙しくてレクチャーうけらんないとかそ~ゆ~ことではない...わけでもない←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.03.22
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認知症連合イェーテボリ支部の方々+イェーテボリ市の認知症家族介護サポート会メンバー+家族介護をしておられるよせふそんさんご家族+ゲスト(今回のツアー参加者)のパーティその4。なんかあざといタイトルつけちゃいましたが、まず画像はこちら↓この、ギターを弾いてるひげのおじさんがくりすてる・かーねるさんま、メガネかけて、ヒゲたくわえてるってとこが、○ンタッキーのかーねるさんと一緒ってことでひとつ。いやいや、言いたいのは、そ~ゆ~コトではない。昨日の記事 にjupiter481110さん がコメントくださったように↑jupiter481110さん、ありがとうございました。パーティ自体は、とても素朴で質素です。←もちろん、悪い意味じゃないからねお茶と揚げ菓子とサンドイッチを飲んだり食べたりしながら、くつろいで楽しんで、語らうわけです。別に、ハイソでセレブである必要は、全然ないわけでね。人間のおかあさん&おねえさんのお着物も、手作りの『和』テイストなおみやげも、楽しんでいただくためのパーティグッズのよーなものでしょう(...と人間のおとうさんは、今、勝手に決めた)んだがっ! 人間のおねえさんにとっては、かな~りキッツい『パーティグッズ』だったよ~で(着慣れてないし)ゲストが『SUKIYAKI』歌ってるとき 座ってたのは、歌を知らないのではなくて、帯が苦しくて立ってらんなかったから、らしい。でもね、キモノも手作りの匂い袋もたいへん好評でご家族や当事者さんもとても喜んでくださって、ハグされたり、握手求められたりしました。もうひとつ! 上の画像にもあるよ~に、高齢者施設や集会にギターと歌で参加者を楽しませる男性あり。日本にもゼヒ呼んでほしいと、名刺を配りまくる。その名もくりすてる・かーねるさん(呼んでほしいとアピールするので、フルネーム書いちゃいました)はいこちら↓スウェーデンの皆さんおなじみの曲を、ず~っと演奏した後「日本の皆さんからリクエストを」とふられる↑「何でも弾きます!歌えます!」と、自信満々!ゲストのニポン人、コソコソ話し合って「やはしスウェーデンだし、それはアバでどうでしょう」とみんなで元気よく答えると「残念ながら、アバはレパートリーに入ってない」(「おいおい、なんでもって自信満々だったじゃん!」などということは、奥ゆかしい(キモノ着てるし)ニポン人はけしてゆわない―思ってるけど。以下人間のおかあさんの説明文↓「で、歌ってくれたのは、ニポンでも誰もが知ってる、有名なアノ曲(*)ラ・ラ・ラ、ラーラーラ ラ・ラ・ラ・ラーラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラー ラ・ラ・ラ・ラーラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラー ラ・ラ・ラ・ラーラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラー ラ・ラ・ラ・ラー・ラー・ラー・ラー・ラー・ラー・ラー (*)繰り返し」ゴメン! すまん! 『ラ』だけじゃわからん!...ってか、ドレミファドン!じゃないし、わからんて!...つったら、歌ってくれましたおおおおお! 確かに知ってる!んだがっ! タイトルと歌手が思い出せない!くやし~!で、おともだちのまゆみさん(この人は、クイズ番組で優勝してもらったオーストラリア旅行を新婚旅行にしたとゆ~ツワモノ&博識人間のおかあさんが電話口で歌った2時間後悲しき天使:歌 メリー・ホプキン(昔はメリー・ホプキンスって呼ばなかったか?)、んで日本語版は悲しき天使歌:森山良子とハンメー!良かった、良かった!←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.03.15
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認知症連合イェーテボリ支部の方々+イェーテボリ市の認知症家族介護サポート会メンバー+家族介護をしておられるよせふそんさんご家族+ゲスト(今回のツアー参加者)のパーティその1 、その2 に続き、その3だっ!人間のおかあさん&おねえさんのように、ツアーに参加した人たちはゲストなわけで、ゲストは、やは~し! おみやげをみなさんにお渡しするわけです。人間のおかあさん&おねえさんのおみやげは、「手作りのおみやげ」作り 「手作りのおみやげ」はコレだ! クラブ・ヴェーガでおみやげを渡すその1 クラブ・ヴェーガでおみやげを渡すその2 で記事にしたやつで、パーティーでお渡ししているところがこちら↓トゥレーヴリッテゥアトゥレッファデイ(お目にかかれて嬉しいです)なんてなことを、今度は必死に暗記して、ごあいさつしてお渡ししてます。そうそう! これがとっても大事だと思うんですけど、参加者全員(認知症連合イェーテボリ支部の理事も含めた方々も、認知症家族介護サポート会メンバーの皆さんも、当事者さんも、ご家族も、もちろんゲストも)、みんな15クローネ(1クローネ=20円×15=300円)を、参加料として出します。ニポンみたく、理事はタダ/逆にご祝儀いっぱいではないし、当事者・家族は無料でご招待でもない。これはたとえ少額ではあっても、みんな、きちんと平等に、自らの責任において支払うわけです。―ニポンの『自己責任』とかいう、ヨ○ウリやサン○イお得意、カスそのものの、『排除の感情』とはぜ~んぜん違うからね。で! 15クローネでピンクと青のくじが引けるわけです。みんなで食べたり飲んだりという『結果の平等』のほかに、くじをひく機会があって、これはさ、『機会(チャンス)の平等』なんですよ。かつてニポンは『結果の平等』がかなり徹底されていて(だから運動会で徒競走の順位を決めないとか、何かビミョーに変なことが行われた地域がありました)、カスのしょ~もない非難(批判ではない)は、コレに『戦後民主主義』というレッテルを貼ってグダグダ言ってたけど、ま5%くらいは当たっていないこともない。でも最近のニポンは、ちっとも『機会(チャンス)の平等』もないのに、やっぱカスどもは、お題目のよ~に『機会(チャンス)の平等。それがグローバルスタンダード』とかほざいてます。あ、いっとくけど「グローバルスタンダード」なんてエーゴないからね。つまり、ここにあるのは当事者や家族をかわいそうなひとという同情ではくくらないという意志だし当事者や家族であってもちゃんと参加料を払う=対等という意志ですほどこしじゃあないんです―いろいろ欠陥はあるし、官僚がズタズタにしたけど、自立支援法は「障がい者も対等に」という一点だけは、人間のおとうさんは支持します。システムの整備がまったくなされていないのはダンコ許しませんが。それはさておき、↓ くじに当たって、うれしい様子。人間のおかあさん&おねえさんが当たった景品はこちら↓ 上左:ほかの景品をのっけているのがテーブルかけ?タペストリー?―タペストリー右上のサンタさんはサンタ、サンタ~ で紹介済み。上右の2枚:木のキャンドルローストターキーの前後で照らす 下左の2枚:ドライフラワー。きれいだよ~。ニポンでは100均で売ってそうですが9.9クローネの値札が付いてます。下右:木を削って作ったハートのネックレス。たぶん、いんげさん の手作り。なんでもできる人だなあ、この方は。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.03.14
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認知症連合イェーテボリ支部の方々+イェーテボリ市の認知症家族介護サポート会メンバー+家族介護をしておられるよせふそんさんご家族+ゲスト(今回のツアー参加者)のパーティ昨日の記事にも書いたけど、介護している家族をきちんとサポートしようとか、介護する側を大切にするスタンスがちゃんとあるわけです。今回の画像はこちら↓まず画像上段左:ピンク色のシャツがいんげさん。人間のおかあさんに認知症協会のパンフレット渡してます。右:そのパンフレット。ちゃんと日本語版! すげえもうひとつの変わった生き方―あなたは決して孤独ではない『認知症』と診断された方々へのお知らせ認知症協会って書いてあります。(あ、スウェーデン版は写真とかついた立派なものと思われます)病気を患者さんに「誰が、どのように告知するか」っていうのは、とても重要なことで、スウェーデン医療についてはよくわからないけど福祉や介護サイドでも、きちんと『告知後のケア』が配慮されていることがよくわかります。あ、余談ですけど、画像右上のパンフレット、ピンクの○で囲んだ、用紙右下のところをステイプラーで留めてあるところに注目!ニポンと逆だ!つまり、綴じた用紙をめくるとき、ニポンは上にめくり上げますが、スウェーデンでは右下にめくり下ろします。こういうちょっとしたところにも文化の違いが垣間見られて、興味深いなあ。んでもって、一緒に認知症協会のピンバッチもいただきました↓左:鳥さんのピンバッチですね。Dmensforbundetが認知症協会のスウェーデン表記でしょうか?かわいいピンバッチだなあ。右:Pfizer―製薬会社のファイザーが協賛してます(←これはきちんと書いとくです)んで、パーティー画像に戻ると、下側はゲストの『出し物』!みんな、「聞いてないよ~!」って言ったんだ~とか、人間のおかあさんがゆってるけど~、主催者のたむらさんの事前学習用説明資料には「またとない経験かと思いますので、披露する出し物を準備して下さい。毎回視察に参加した皆様は趣向を凝らして盛り上がってます。皆様で相談して出し物を決めて下さい」って書いてあるじゃん! 読めよ! みなさん!人間のおねえさん&おかあさんはピアノ弾けるし、人間のおねえさんなんかダンスとゆ~パフォーミングアートできるじゃん!...だがしかし、ピアノもなく、人間のおねえさん、いくらなんでもお着物じゃムリだ!そいでもって右:『SUKIYAKI』を歌い(人間のおねえさんは知らないらしい)―ギターで伴奏して下さったくりすてるさんのことは、回を改めて左:お手玉を拾うじゃなくて披露!ニポン人は最低2個でできるのだがっ、現地の方は2個ムリ!文化とか習慣の違いが、ここにも現れて、興味深いなり。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとなえ~と、明日の記事は、あんまり時間がないので『持ち物自慢』になりそーです。
2007.03.11
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さて、久しぶりのスウェーデン・デンマーク旅行記の続きだっ!『三つの財団(Tre Stiftelser)』のクラブ・ヴェーガ(Club Vega)を出てすぐトラムに載る前がこちら↓このときはまだ明るいのにトラムを降りて、いったん、ホテルに戻るときには、もう暗い↓駅の向こうにホテルがあるらしい。何でいったん戻るかというと、お着替えのためだったりします。なんせ、「パーティ用の服装に着替えて下さい。男性は上着にネクタイ・女性はフォーマルな服装かドレスを着用して下さい。服装もそれなりに自分を表現できるものが良いと思います。参加された方々にそれぞれがお渡しする、日本から持参したお土産も忘れないで下さい」なわけです。―実はこのとき、『ヤ○オクで(人間のおかあさんが)落札したけど、何か、今風の柄ではないので人間のおねえさんが却下した着物を着る!』とゆーのが人間のおねえさんに出された条件だったりするわけで―んで、当初の予定ではトラムで移動するはずだったんですけど、お着物が三名だったし、路面は雨で濡れてたので、ツアーを企画したたむらさんがタクシーに変更してくれたわけで。したっけ、タクシードライバーも女性の方で、ホンモノの人間のおかあさんも、ツアーで一緒のやまうちさんも、通訳のはんそんさんも、タクシードライバーさんも、女性はみんなお母さん目線というか、お母さんスタンスというか、...ともかくお母さん憑依状態になって、車に頭から乗ろうとする人間のおねえさんに「頭からじゃなく、尻から乗る!」だの「着物の裾、濡れちゃう!」だのお母さんがいっぱい!だったらしい。(「...うわ、うぜー!」と人間のおねえさんが思ったかどうかは不明)ウチの人間のおねえさんの立ち居振る舞い、男らしいからなあ...ってかむしろ、漢(おとこ)っぷりよしっ!って感じだし。...ま、それはさておき、認知症連合イェーテボリ支部の方々えーと、イェーテボリ市の認知症家族介護サポート会メンバーの皆さんとよせふそんさんご家族を招いてのパーティです。この認知症家族介護サポート会というのは自宅で認知症の家族をケアしている方々をサポートするNPOで、2006年12月30日・2007年02月11日の記事で触れたいんげさんは、この団体の支援者です。パーティはこちら↓テーブルの左側が当事者とご家族、右側がサポート会メンバー、奥の小さいテーブルのところに理事の方々(理事はすみっこってところが好感持てるなり)んで、自己紹介してるところがこちら↓右が人間のおかあさんで、左が人間のおねえさんなり。みなさんから「親子というより姉妹のように見える」とか言われて...ってかみなさんがそうおっしゃっているとはんそんさんに通訳してもらって「うれぴ~」とか思ってる人間のおかあさんと、一応笑顔ではあるけど、内心まではわからない人間のおねえさん。スウェーデンでは、まあ、こっちがガイジンなわけでガイジンの年齢(とし)ってわかんないよな~とか思ってるのがコレを書いてる人間のおとうさんそれもともかく!利用者さんというか当事者さんはもとより介護している家族をきちんとサポートしようとか介護する側を大切にするスタンスってのがとても自然で、ほんとうはそれはものすごく大切なことだ。そしてそれを単なるスローガンじゃなく、ほんとに自然にやっちゃうそういうとこ、ホントにすごい。そういうことが自然にできるのが美しいってことだ。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.03.10
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』のクラブ・ヴェーガ(Club Vega)利用者さんの話をうかがいます。こちら↓ブルーのジャージ姿の方が利用者さん。まだ50代で、英語も話せる方です。(ま、いかんせん、人間のおかあさん&おねえさんが、ニポン語以外はほんのちょびっとしか話せないってあたり......って、人間のおとうさんは、もっと話せないわけですが)渡辺謙さんの 明日の記憶 明日の記憶―書籍版はこちらでも主人公が、自分の病気についてだんだん気づいていきましたが、初期から中期の認知症の方は自分の病気について自覚している方もたくさんいらっしゃいます。ことに、若年性認知症の場合、まだ働き盛りで、一家を支える方が認知症という病気にかかることは、とてつもなく辛いことでしょう。家族は、まだ、というか、働き盛りの一家の支え手が病気ということになると、その分も仕事に追われて、ひじょうに忙しいかもしれません。患者さんは、ひとりで思いをめぐらせる時間がたっぷりあって、なおかつ当たり前のことだった能力が徐々に減ってきている状態で、ひとりぼっちで家に残されることになります。そういうとき、クラブ・ヴェーガのような場があると、利用者さんが、同じ境遇にあるほかの利用者さんと出会って、お互いに自分の体験を話し合う社交の場とすることもできるしスタッフから専門的な支援を受けることもできます。ここでは、その人その人の能力や要望に応じてさまざまなアクティビティ(活動)を行っています。ですから、その日その日、どなたがいらっしゃるかによってプログラムは違っており、前もって1日のプラグラムは決められていないそうです。つまり、お仕着せのメニューじゃないんだね。もし、人間のおとうさんが認知症になったとしたら『(うそっぱちの)音楽療法』とか称してみんなといっしょに“ちーちーぱっぱ、ちーぱっぱ♪”とか歌うのは絶対イヤだし、『音楽療法士(実は中学を定年退職した音楽教員)』とかの指揮にあわせて童謡とかにあわせてカスタネットとかタンバリン叩くのもイヤだし演歌唄うのもぜって~ヤ!。でも、タイムマシンにお願いだったら、歌っちゃうかもしれない。なんせ、ワシ、初代サディスティックミカバンド観てるし。―あれは、ずーっと昔のことじゃった。久しぶりに岡林信康が「金色のライオン」とかで復活して、岡林と高田渡と西岡孝と加藤和彦が『四人の会』っつーのをやってのー、そんで加藤和彦はミカバンドで登場してのー...(ず~っと、ず~っと話は続く)おっさんの話、長いよ~!そ~だ! この流れで、明日は持ち物自慢してみっかな~?...それはさておきこういう場があると、家族も安心して息抜きが(ってゆーか...息継ぎつった方が適切なような気がする)できます。ず~っと、だと煮詰まっちゃうからね。んで、この方にも、ジャパネスクっつーか『和』な手作りのおみやげをさしあげました。↓ やっぱし人間のおねえさんがお渡ししてて、人間のおかあさんがトゥレーヴリッテゥアトゥレッファデイ(お目にかかれて嬉しいです)なんてなコトを(カンペ見ながら)お話ししてます。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.27
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』の『ヴェーガ施設』↓チーフの看護師あん-ぶりっどさんが説明してくれました。クラブ・ヴェーガ(Club Vega)はひとことで言うと、若年性認知症の方のためのデイサービスセンターです。70歳以下の初期から中期の認知症の方が週に1~3回通い、社交やレクリエーションを行って過ごすところ。開所時間は平日が09:00~15:00、木曜日は20時までです。どんな感じかというと、こちら↓2005年試験的運営開始、当時は週2回の開所でイェテボリ市の認知症連合が財政支援を実施し、製薬会社のファイザー(Pfizer)(←これはきっちり書いとく)とイェテボリ市から助成金を得て、同年開所日を増やす必要から国のファンドであるAllmanna Arvs Fondenからも助成を受けられるようになりました。2006年から認知症連合の活動によりイェテボリ市が全費用を負担することになったほか、2007年から正式に三つの財団の常設ユニットとなり、三つの財団のスタッフによりケアが提供されることになっています。北欧はさまざまな疫学的調査がしっかり行われています。スウェーデン社会省によるとスウェーデンには現在70歳以下の初期から中期の若年性認知症者が2万人くらい。イェテボリ地区にもだいたい1,000人の方が生活しています。現状では、クラブ・ヴェーガでは16名の方が利用できますが、これは対象となる方々の、たった2%弱にしか相当しません。つまり、まだまだこれからの領域ですが、わずか2年で財政問題を解決する裏付けというかシステムを構築しています。また、イェテボリ市には認知症の末期に近い高齢者を対象としたデイサービスはいくつかありますが、初期認知症の方がこのタイプのデイサービスに通うことは、ご本人にとって不幸であり不適切です。加えて、必要な場合には、ややこしい手続きなしで、利用の費用負担もなく、複雑で時間のかかる行政査定員(ニポンの介護支援専門員-ケアマネージャー:ケアマネか?)による査定(ニポンのケアプラン?)なしで利用していただけます。↑おお!これってすごい!←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.22
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』のヴェーガヒューセン(Vegahusen)高齢者住宅からクラブ・ヴェーガ(Club Vega)に移動します。↓ 人間のおとうさん、何か勘違いしてたようで、ヴェーガヒューセン高齢者住宅とクラブ・ヴェーガをあわせて『ヴェーガ施設』っていうみたい。クラブ・ヴェーガは、若年性認知症者のケアを行うところです。認知症って、人間のおとうさん方面の領域では、皮質性と皮質下性とかの分け方もあるし、血管性と変性性っていう分け方もあるし、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症とに分けて、アルツハイマー型認知症を別名老年認知症って言って、だから40代後半から発病するアルツハイマー型認知症をアルツハイマー病って言って...とか、さらにさらに、Dementiaを「認知症」って呼ぶようになったのは2005年ですが、そのちょっと前からアルツハイマー病は発病年齢が違うだけなんだから若年性アルツハイマー型認知症と呼ぶ...とか...いろいろあったりします。定義って難しい。でも、介護や福祉学では、なんか、ちょっと、微妙に違ってるらしくて、ともかく、ケアを必要とする方がそこにいるんだから、『若年性認知症』! 四の五のゆーな!↑現場の感覚としては、こっちの方が絶対に自然だな。若年性認知症は去年公開された渡辺謙さんの 明日の記憶明日の記憶―書籍版はこちらを見ていただくのが一番良いと思う。クラブ・ヴェーガ見学に話をもどそー。当初は、利用者さんが帰ったあとで、施設だけ見学の予定だったらしいんですけどいろいろな事情で(この事情ってのが高度福祉の国っぽくて、人間のおとうさんは好きなんですけど)、利用者さんがいらっしゃる時間帯になったんですね。で、手作りのおみやげ(2006年11月12日と24日参照)↓ジャパネスクっつーか『和』な感じの匂い袋のとーじょーだっっ!!右側に座っている利用者さん(帰りのタクシーを待っておられる)に渡しているところ↓ 人間のおねえさんがお渡ししてて、人間のおかあさんがトゥレーヴリッテゥアトゥレッファデイ(お目にかかれて嬉しいです)なんてなコトを、(おそらくあんちょこを見ながら?)お話ししてるとこです。とーっても喜んでくださって、このあと、この利用者さんに抱きつかれてそりゃ~も~、うれしかったって人間のおかあさん&おねえさんは語る。そりゃそーだ。よかったねえ。がんばって作ってった、かいがあったねえみんなが笑顔で、うれしいね!ああ、これ、モザイクかけたくなかったなあこういうあったかい気持ちに、今、水さされた。御手洗(「みたらい」って読むんだけど、「おてあらい」の間違いなんじゃね~の?)のキャノンが「キヤノンの正社員に手ほどきを受け、超高精度のレンズを作ってきた。事実上キヤノンに派遣されたも同然の偽装請負状態だった」まま7年も働いてきた方との交渉を拒否しているようだ!不肖ともるー、ここに宣言しちゃうぜ!いくらキャノンのプリンターが印刷速くてデザインもかっこよかろ~が、IXYDIGITALがかっこよくても、一眼レフデジタルEOSがど~であっても!今後絶対CANON製品は買わない!←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.21
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このスウェーデン・デンマーク旅行記はちょっと、かなり、真面目にならざるを得ない介護とか福祉がテーマであるだけに、4くらいからかなり生真面目になって。まあ、他のカテゴリでは遊んでるからい~っちゃーい~んだけでも。今回は、インターミッション、幕間(まくあい)。認知症の方のグループホームから、次のヴェーガ施設に行く途中にあった(らしい)建物。時計台?...の画像です。おおおっ!きれいに撮れてるじゃないですかああ!人間のおかあさん、グッジョブ!ただね~、何の建物なのかが...不明なり。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.19
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認知症高齢者グループホーム1日のスタッフの人員数とか。昨日の記事に付け足そうかとも思ったんだけど、別の記事にしました。 画像は、左上2月13日の画像とは別のお部屋の照明。やっぱ豪華だぜええ!あ、照明の隣にスプリンクラー?火災報知器?付いてますね。プロのコメント「ニポンでは火災報知器が作動した場合、管理者のところに連絡が行き、管理者から消防署にという流れが大半であるのに対し、このグループホームではダイレクトに消防署につながるようになっています」とのこと。誤作動があるかもしれないけど、それよりも消火や救助を優先という考えですね。右上、冷蔵庫とクローゼット右下、スタッフ記録用のノートPC。左下、ホワイトボードにあるのがこの日の勤務表です。昨日も書きましたが、スタッフルームというものがなく、デイルームの一角に置いて/掛けてあります。暮らしておられる方々がお茶している様子も分かると思います。んで、昨日よく分からなかったニポンの人員について。プロは語る。人員基準は要介護(要支援2)者3人に付き介護者1名という3対1の基準です。多くのグループホームでは、早出・日勤・遅出の勤務ローテーションが組まれているのですが、早出07:30~16:30 日勤08:30~17:30 遅出10:00~19:00夜勤者は16:00~翌朝09:00というシフトになります。つまり19:00から翌朝07:30までは、たった一人で9名の入所者の介護を行うということです。(それならまだ良い方で、18:00~翌朝08:00は一人のところも多いです)つまり、ナイトケアもモーニングケアも、たった一人のスタッフが行います。また、仮にスタッフの誰かが急な用事ができたり具合が悪くなったりした時に交代要員も、スウェーデンでは確保されているのに対し、ニポンではそれが不十分で夜勤者がそのまま勤務を続けたりといったスタッフに負担がかかることになります。スウェーデンのグループホームのシフトを見ると07時から21時という入居者の活動時間中に最低3人が確保されています。ですから、入居者は、夕食後もゆっくりとくつろぎ、安心して眠りにつくことができるのではないでしょうか。ニポンでは夜勤スタッフが入居者から「一人で大変だねえ」とねぎらわれたりします。せめて二人夜勤を制度上義務づけてほしいものです。ただし、その分の人件費が、入居者の費用負担や介護報酬の増額につながってしますのですが。以上、プロっつーか、人間のおかあさんのコメントでした。つまりさ、ニポンでは、介護スタッフは朝や夜、たった一人でケアしなきゃなんないしおちおち病気にもなれないしなっちゃうと、他のスタッフに負担がかかるこういうのも、たぶん、自己責任とか言われちゃうんでしょう、きっとあべしんじょお気に入りの人材派遣会社の社長に言わせれば。制度やシステムの問題を、個人の責任に押しつけてさらに制度やシステムを、自分たちだけに都合良く変えようとしてるからね。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.18
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え~と、認知症高齢者グループホームスタッフの記録とか、1日の人員数とか あ、上の画像は、何て言うか、廊下?籐の椅子の間にある小さいテーブル、敷物が敷いてあってグリーンもあって、2月11日の記事にも書いたように、灰皿があります。これだけ見ても、人間のおとうさん的には「介護の質高し!」って感じ。...というのは、ここで暮らしているのは、やっぱ2月11日の記事書いたように、認知症が進んでしまってクッキー作りとか手伝えない方々なわけです(改めて考えると、単純に「手伝えない」とだけ受けとめない方が良いんじゃないかとも思いますが)。で、敷物を引っ張って鉢植え落としちゃう人とか、敷物をしゃぶる人、植物を食べようとする人、灰皿を持ってっちゃう人がいないから、こういう物を置けるわけです。つまり異食とか攻撃的言動、「ゴミ屋敷」みたいな物のため込みがないわけです←こういうのは介護力がなかったり介護の質が低かったりすると生じるものだから。で、画像左下のPC、コレがスタッフ記録用で、記録はコレに行うのみです。しかもコレ、デイルームみたいなところにさりげに置いてあって、スタッフルームとかはありません。記録も簡単なもの(らしい)。ニポンみたく、いろんなのに事細かく書き込んでくわけではないので、スタッフは介護自体に専念できます。逆に言うと、簡単な記録でOKなくらい、介護全体というか全般というかの質があらかじめ担保されていると言えます。画像右下がこの日の1ユニット(8・9名の入居者)スタッフ勤務表です。7時から15時とか9時から13時とか、12時から21時とか。朝起きるくらいの時間から夜寝るくらいの時間までは8・9人の入居者に対し常時3人以上のスタッフがいることになりますよ、これは。こりゃーすごい!ちなみに、夜勤は2ユニットで1名。ニポンの現実は、悲しくなるから書かない(...というのは嘘。もうすぐ楽天ブログ、メンテナンスの時間になっちゃうのと書いてる今は深夜で、人間のおかあさんはもう寝てて、正確な人数がいまいちわかんないから)←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.17
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さてと認知症高齢者グループホームの居室バスルームとかです。 左上、トイレとバス...ってかシャワー。1月13日の記事でもふれましたが、スウェーデンでは、ふつう、バスタブ使わないらしいです。シャワーのみ。ただ、いずれにしても、やっぱ、広~い!車いすとかでも使いやすそう。介助しやすそう。右上、洗面台。何か、「生活してる!」って感じです。左下、ミニキッチン。ガスとかよりも安全度が高い電気ですね、これ。ただし、見学したお部屋の方は、今は、使っておられないみたいです。右下、ヒーターつきタオル掛けホテルだけじゃなくて、どこにでもあるのね、コレ。ひじょーに便利くさい。―電気料はどーなんだ? って、今、貧困妄想に陥っている人間のおとうさんは今、ちょっと思った。...思ったけど、やっぱ、いいなあ、コレ。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.16
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え~と、昨日のグループホームの記事についてプロからコメントをいただきました。こちらは、昨日とは違ったお部屋とか角度のスウェーデンの認知症高齢者グループホーム↓...ので、以下に記します。日本のグループホームも、使い慣れた家具をできるだけ持ち込んでいます。ただ、北欧との大きな違いは1. 居室面積が、北欧35平方メートルに対して、日本は10~12平方メートル程度→持ち込むものが限られる。小さな仏壇やチェスト、鏡台、冷蔵庫等で、あとはベッドスペースを確保するのがやっと。2. 自宅から入居するよりも、病院からの入居が圧倒的に多い→使い慣れたものは処分されていることもけっこうある3. 家族のうしろめたさや恥の文化→新築グループホームに古びたものは恥ずかしいとか、家族が思う→この2と3などが組み合わさって、新品を揃えられることが誇りにつながる場合もあるようです。4. 現在80代くらいの高齢者の方々は、畳文化で暮らしている/いたはずで、それを無理に洋式で暮らしてもらうことこそ問題ではないかと思う。ただし、和室があってもひざが悪いと座れないわけで、掘りごたつを考えつくホームがどうしてないのか、謎!...だそうです。お~!プロの意見すげえ!やっぱたいしたもんだ!う~む。35平方メートルと10~12平方メートルかあ○休.comとかベ○トリ○ーブ経由で調べると...ぢゃなくて!楽天トラベルで調べるとシティホテルのエグゼクティブツインとビジネスホテルのシングルくらいの違いがあるな!ワシ、ど~せなら、シティホテルのエグゼクティブツインのほ~がいいなあ。それと、ワシ、首と腰のヘルニアじゃけん、畳、ツラいなあ、掘りごたつ好き!...って、人間のおとうさんの好みを言っても、○十年早いな。ちなみに、この、プロって言うのが誰かっていうと人間のおかあさんだったりします。こ~ゆ~ふ~に、ジブンのパートナーを、いけしゃーしゃーと褒めたりするからいろんなおともだちに「へっ!」とか鼻で笑われたりするよ~な気がするなり。い~じゃん、べつにー。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.14
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昨日は、認知症高齢者グループホームの共用空間でしたが今日は、利用者さんの居室です。こちら↓ ベッドだけは『三つの財団(Tre Stiftelser)』のものを使用しますが、あとは住んでいらっしゃる方が慣れ親しんでいる私物です。―ベッドだけは、その方の身体状況に応じて変えると思われます―たとえば、こちらは別の方の居室ですが↓たぶん、これは電動ギャッジアップできるベッドです。ともかく、ベッド以外は慣れ親しんだソファだとかテーブル、置物、絵画。上のお部屋の方はお花がお好きなのでしょうか?「住んでらっしゃる方のお家、お部屋」に!というコンセプトで徹底しています。ちなみにニポンの場合は、多くの場合、施設にあらかじめ出来合のものであることが大半です。こちらは「みんな、なるべく平等に、同じものを!」というコンセプトなのでしょう。やはり基本的には、これは考え方の違いであって、どちらが良いとかいうたぐいのものではないとは思います。ただ、慣れ親しんだものを使っているとそこは「家」に近くなりますし、出来合のものだと「ここは家ではない」となりやすいし、「じゃあ、私はお客さん。家に帰りたい」と考えるのが人間として自然なのではないでしょうか。つまり、ニポン式は知らないうちに徘徊促進的になってしまうのではないだろうか?しかも構造的に。...そう思われてなりません。また、鍵をかけることについても、「自分の家」ならば、出入り口に施錠するのは当たり前ですよね?そんなふうに思ったのです。どうなんでしょう?人間のおとうさんの考えとか予想、違っているのでしょうか?あ、あとここってば照明がこちら↓うおおおお、豪華だぜ!←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.13
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』の「認知症高齢者グループホーム(Otium)」のひとつ、三つの財団の本部?に隣接している新築のものです。1月28日の記事に書いたように←全体的に落ち着いた色彩でまとまってます。壁と床、壁とドアのさかい目をくっきりとつけてある点に注目!それと、照明がふんだんにあります。しかも、この照明、たぶん電球色で、白っぽくない光と思われる。壁の、ドアとドアの間にも照明があって、ドアのところに住んでいらっしゃる方のお名前と写真があります。ただ、照明をはさんで飾ってあるのは(最初、住んでいらっしゃる方の写真かと思ったんだけど)どうやらカレンダーみたい。←こちらの壁にもカレンダーがよっつ飾ってあります。...これ、みんな月が違ってるんだよね、大きな画像で見ると。「いんげさん(画像右の方:2006年12月30日の記事参照:かな~りすごい方です)が利用者さんが混乱するから『これはダメだ』って言ってた」と人間のおかあさんから説明を受けて「ああ、言われてみるとその通りだ!」と思いました―認知症という病気はその主症状として、見当識障害(今がいつで、ここはどこかが分からなくなってしまう)があるわけですから。ただね、それを抜かすと、ソファとかテーブルとか、かなりい~感じですし、時計とかソファ脇の照明とかもナイスな感じ。←キッチンです。この方はスタッフさんで、これから家族会があるので、その時に出すケーキ?を作ってます(で、家族会に来た方は、参加の費用?参加料?を少額ですが、ちゃんと払うわけです←このへん、ニポン人の感覚とちょっと違うかも)。キッチンも広くて、冷蔵庫とかレンジとかはめ込み式になってて、なんてゆーか(たしか、なんとかシステムキッチン?とかゆーんだよな)、使い勝手が良さそーだ。「利用者さんは一緒に作らないのですか?」という質問が出たようですが「ここに住んでいらっしゃる方は、認知症がとても進んでしまっているので」そういうことは難しいとのことでした。う~ん。人間のおとうさんの立場からすると、ちょっと、微妙。←ベランダから見える中庭。画像左にある黒いのはバーベキューセットです。これもちょっと微妙ではあるのですが、ベランダ(と、このフロアへの出入り口)、きっちりがっちり施錠してあったみたい。これも微妙。う~ん、ニポンだと良心的?なマスコミとか理想的な介護を求める/求めたいヒトから叩かれそうではある。「鍵かけて閉じこめようとしている!」っつって。ん~、そういう声は皆無なのだろうか? 謎。ただね、画像にはなるべく利用者さんが写らないように写真撮ってるんですが、ソファに腰掛けてゆっくりお茶しておられたとのことで、人間のおかあさんが拝見したところ、利用者さんは、とっても落ち着いておられたそうです。外部の方も利用できる場所にとっても近いところにグループホームはあり、レクとかリハとかでそういう場所にいつも行っておられることが関係しているのでしょうか?...だとしたら、トータルにはひじょうに有機的・機能的構造が考えられてます。ただ、進行した認知症のせいだと思うのですが、会話とかはみられなかったとも人間のおかあさんは言います。←こちらは別のコーナーのソファとテーブル。上から2枚目の画像のソファ&テーブルとは違ってるところが良いですね。ちょっと変えるだけで雰囲気が違います。...ってことは、違った刺激が提示されてるってことです。これも大切だわ。もひとつ!テーブルの上の青いガラス製のものは、灰皿です。ガラス製で厚くて大きくて、吸いさしを置くところも広いのが秀逸!考えてますよ~、コレは―次あたりにお見せしますが、あちこちのテーブルや居室内にも灰皿が置いてあります。喫煙室以外での喫煙が共有スペースでも自室でもOK。何でかって言うと、『ここは家』だから。今まで生活してこられた環境になるべく近くするためです。これも微妙?今は喫煙嫌悪フォビア(強迫)が、アメリカとかそれに追随するニポン、もちろんヨーロッパでも主流です。でも高齢者が生活してきた歴史的時間の中では、そうではなかったわけです。フォビアの国でも、家の中の喫煙まで禁じてないですし。ただこれには、ジレンマがあります。このグループホームは全室スプリンクラーがついてます。だから可能なのですが、万が一火事が起きると、全室が水びたし、そういうリスクがある中で、あえてOKにしているのですし、全室スプリンクラー設置でないところでは、事情が違ってきます。ここまでに書いた、「ちょっと違う」「微妙」を整理してみると家族会参加料:参加するからには、少額でもお金を出します。それが参加したあかし/参加する責任になります。責任というのは『権利を行使したときに、当然発生する不可避のもの』っていうニュアンスで、「そんなの当たり前じゃん!」っていうふうに皆さん感じておられる←これは大前提にあると思います。「タダ(無料)はかえってヤバイ!」感覚がたぶんあります。お料理/ケーキ作りについて:「ニポンの良心的介護観」を持ってらっしゃる方は、認知症が進行していたとしても「ケーキ作るけど、お手伝いしていただけませんか?」って声かけすると思います。すると、クッキングパパ(73)の「COOK.715 母のチュロス」のように、慣れていたことなら楽々できるってことがかなりあったりします(一瞬なのですが)。そういう刹那の/持続しない『回復』にはネガティブなのでしょう。...たしかにその通りかもしれませんが、人間のおとうさんには、「持続しない刹那」を重視したい気持ちもぬぐい去れないのです。同様に、ベランダや出入り口の施錠について:これは『徘徊を避ける』意図があるはずです。フレキシムーブ(1月8日と1月3日、2006年12月30日参照)に書いたように)介護者の負担を少なく、「ファンタシーよりリアル(現実)重視」ってことです。これはこれで確かにあり得る!『徘徊』は「いまここにはないどこか」を探すための試みですが、以前『美談』とされた「歩き回る利用者さんにどこまでもついて行く(そのために利用者さんもスタッフも疲れ果てる)」ってことは現実検討(リアリティ・テスティング)からすると意味の薄いことです。(ああ、確かに)何度も言うけど、これは文化やスタンスの問題であってどっちが正しいってことではないと思います。←励みになります。クリック一つよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.11
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』のエングゴードバッケン(Anggards backen)高齢者住宅...の、お庭。その3!人間のおかあさん&おねえさんが行ったのは晩秋?初冬?だったわけで、春から秋にかけては、いろんなパンフレットやレクチャーから推測するしかないわけです。んで、パンフやレクチャーから春~秋にかけての画像をかき集めてきたのがこちら。↓ ダンスパーティしたり、ランチしたり、お茶したりそれから植えたり、観賞したり、いろんな実もなるし、お!ひよこもおるしたくさんの花花というと、中井久夫先生が、阪神淡路大震災のときの記録昨日のごとくに書いていらっしゃるエピソードを思い出します。あ、中井先生は阪神淡路大震災の時、神戸大学精神医学教室の教授で...いろいろホントすごい方ってか天才なんだけど。ともかく、震災の時加賀乙彦さんが中井先生に「何を持って救援(ヴォランティアだったか?)に行けば?」って訊いたらば、「リュックにいっぱいの花」って。こういうことの意義とか意味って、説明してもわかんないヒトにはわかんないし、どっちかっていうと人間のおとうさんも、ホントはあんまわかんないヒトなんだけども、まあともかく、とっても柔らかいかたちでひとを勇気づけるらしいってことはたしかだな。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.02
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えーと、『三つの財団(Tre Stiftelser)』のエングゴードバッケン(Anggards backen)高齢者住宅...の、お庭。その2!ここはすごいよー!ニワトリだけじゃなくて庭師もいるらしーぜ。ガーデナーでっせ、ガーデナー。←今日の画像は、みんな、全部、庭師(ガーデナー)の造った庭おおっ!手前の茶色の落ち着いた色のベンチと奥の白いベンチと形も違うぜ!考えてるな~。昨日も書いたけど、11月の晩秋?初冬?で咲く花がないのがとっても残念だぜっ!庭はね、まず、目で見て美しい花が春から秋までずっと咲いてるように『三つの財団』専属の庭師の方が気を配ります。で、これは生活の中で視覚と嗅覚を心地よく刺激しようっていうセラピーの意義が、言うまでもなく、あります。それだけじゃなくて、スパイスやハーブガーデンもあります。美しく(視覚)、いい香りで(嗅覚)、しかも料理に使える(味覚)。そこのアロマテラピスト!(...ってそういう方が見てくださるかなあ?)オイルたらして匂ってる場合じゃないぞ!...って感じ。いっこの感覚よりももっとたくさんの感覚を刺激したほうが良いに決まってるじゃないかあ~。そうそう! それだけじゃないんですよ。01月25日の記事に画像のっけた、三つの財団のPR誌―人間のおとうさんの目が、ちょっと違うだろ!ってとこに釘付けになっちゃったヤツ―、あの冊子の表紙の桃、ここでとれた果物なんですよ~。ほかにもいろんなベリー(ラズベリーとかストロベリーのベリーね。ぐすべり=グースベリーがあると人間のおとうさん的には狂喜乱舞しちゃうんだけどな)、ブドウもできます、作ってます、ハーブとかなんて買う必要ないらしーです。あと、ポテトも植えてるみたい。ジャガイモの花ってかわいいんだよな~。この間までってかさっきまで庭に植わってたの食べる。で! 庭師の方と一緒に利用者さんも手入れする、世話する(ふと思ったけど、こうなると園芸療法っていうサイコセラピー(心理療法)で、とすると、庭師は園芸療法士でもある。こりゃ~楽しい!画像にはないけど、プランターの置き方ひとつにも、高い位置に置いて、車イスの方や歩行補助器具を使っている方にも園芸を楽しんでもらえるように工夫しているらしい。 ↑一番下のこちらの画像、イェーテボリ市は鉄鉱石集積場の港町として栄えたところで、つまり、海岸があるわけです。この画像は、その海岸を模したもので、ムール貝の貝殻がさりげにちりばめてあったり(う~ん、あちこちに置いてあるむ-る貝の貝殻見えるかなあ?)、イェーテボリの人たちならば「あ! 海岸と同じだ!」って気づくようにしてあるんです。箱庭っていうか、庭の中に「世界を凝縮する」コンセプトは、たぶん、ニポン人の感性に近い。コンセプトとしては竜安寺の石庭といっしょですよ。すごいなあ昨日も書いたけど、こういうのとか(個人的には教育も、って人間のおとうさんは思うけど)きちんと財政の裏付けがあるシステムを作れば、ニポン人、頑張ると思うんだけどな~。口先だけで「美しひ」とか「品格」とか戯言(たわごと)っててもダメなんだよ。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.02.01
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さてと、『三つの財団(Tre Stiftelser)』レクチャーでは、方針もやっぱし三つあって人間中心の家庭らしい環境で高いQOL(quality of life:ふつう「生活の質」とか訳される)の中で生活できることだそうです。こういうスローガンならニポンにも腐るほどあって前に勤めてた某病院では昼休みつぶしてやる研修のたんびにいんちょーりじちょーが言ってたな。研修、昼休みつぶしてやるもんだからスタッフはぜ~んぜん休めないんだね。ヘタしたら、夜勤で夜通し仕事した看護師さんが1回帰ってからまた出てこなきゃならなくって気の毒だった。そーゆーびよいんにかぎって医療法人○仁会とかつけるんだね。...あ、わるぐちはなるべく書かないんだった。一番上の画像が、「エングゴードバッケン(Anggards backen)高齢者住宅」の、なんつーの、看板? つーか、なんつーか。―上に書いたよーなコトを思い出して、っつーかま~た悪口書いちゃったので、投げやりなキモチになっている。イカン!イカンぞ、ジブン!←こちらが裏側?から見たところで、←こちらが、横?から見たとこ。もともとのとても歴史のある建物(なんせ、江戸時代ですから、この財団ができたのは)ともう少し新しいっていうか、あとで建てた部分とがくっついてる感じです。で、ちょっと注目していただきたいのがこの画像右下の歩道。ここは、アスファルトだと思います。(これ書いてる今は、午前01時50分くらいで、現場に行っていた人間のおかあさんは当然寝ちゃってるので確認できませんが、たぶん、アスファルト)でね、←こちら、この高齢者住宅のお庭です。これも、よく見てみると、...って手すりが陰になってよく見えないかもしれないんだけど、画像右下から中央に向かっての小径(こみち)は、石畳風になってますし、画像中央の緑を中心に丸くドーナツ状)になっている小径は小さな砂利(じゃり)が敷きつめてあります。で、中央一番奥のレンガ色の小径は土です。一番歩きやすいのは、アスファルト。一番歩きにくいのがじゃり道。つまり、ここを歩くこと、車イスで進むことは、そのまま歩行訓練、車イスの練習になるわけです。もうひとつ。じゃり道は歩きにくかったり、進みにくかったりするけれども、じゃりですから、進むと音が聞こえます。足や身体の皮膚感覚がアスファルトや石畳や土と違うわけです。もっぺん言うけど、この庭を進むと、それぞれ違った音や皮膚感覚を聞いたり感じたりできることになります。この季節は、晩秋というか初冬というかですが、春から秋にかけては、ここに花がずっと咲いているわけです。←それから一番下のこの画像。ニワトリ小屋があります。この施設で飼っていて、小屋の手入れとニワトリの世話は利用者さんたちがおこない、卵は、とーぜん、利用者さんたちの食卓に上ります。これも、もう何回も書いてるけど、リハ室でやる「いかにもリハっぽいリハ」は単なる『リハの練習』でほんとうのリハは、生活してる場でやんなきゃ意味ないし、そうじゃなきゃつまんないんじゃない?こういう施設作りって、その気になったニポン人にやらせると、すんごく工夫して上手に作ると思うんだけどな~。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.01.31
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』レクチャーの様子をまだアップしてなかったな。←こちらです。おお、人間のおかあさんがXacti(ザクティ)構えつつメモとってるし。そのむこーに人間のおねえさんがいるし。一番右が通訳のともこさんで、説明してくださってるのがダイレクター(いわゆるひとつのディレクターのことか?)のもにかさん。みんな真剣だっ!んで、色と光の次は、グループホーム形式のユニットケアのお話。1ユニット8~9名の居住者で、グループホーム形式ですから、共有の居間とダイニングルームがついてます。『三つの財団』は、グループホームが、まあ、タテに重なっているよーな構造になっていて、計42ユニットが三つの地域にある大きな組織です。そこでは居住者に「ケアを提供するスタッフは部屋の一部」というリソース(←たいがい資源と訳される)の位置づけのようです。もひとつ! ここは家庭なのだから、スタッフは私服!です個人専用のアパート(個室)は30~35平方メートルの広さ。ってことは、シティホテルのエグゼクティブ・ラージツインくらいの大きさではないですか!すげえ!冷蔵庫とトイレ、シャワーは全室にあって、簡易キッチンは希望者に。ベッドだけは三つの財団で用意したものを使っていただきますが、あとは利用者さんの私物を持ち込みますし、部屋のインテリア(配置)は利用者さんとご家族が考えます。たいがいは、もとその方が住んでいらしたところと同じに。つまりベッド以外は部屋ごとひっこし下の画像左はべんくとさんのお部屋。以前牧師さんをなさっていましたが、認知症で引っ越していらっしゃいました。牧師さんですから、以前は日曜のお説教を練るのに使っていた使い慣れた大きな机、やはり牧師さんをなさっていたお父さんの肖像画が飾ってあります。「個人の家」を強調する意図もあって(認知症の進行によって変わってくるものの)ドアの外に表札と郵便受けがあります。これすごいなあ。感動的。つまりさ、単に「認知症者」ってひとくくりにしないで、そこには個性を持ったほかの誰でもないひとりの人間が生活しているってことを、とてもとてもたいせつにたいせつにする―そういう方針が徹底してます。人間のおとうさんは「なんでベッドだけは『三つの財団』のを使用するのだろーか?」と、ちょっと不思議で人間のおかあさんに、訊いてみました。人間のおかあさん「そういう説明や質問はなかった」と言ってましたが、「たぶん、今まで使っていたベッドだと、利用者さんの身体機能に合わなくなる可能性が高いので、ベッドは身体状況によって変えていくのではないだろうか?」と。なんか、とても了解というか、腑に落ちました。落ち着いて考えたら「そのとーりだっ!」人間のおとうさんまるっきり考えてませんでした。わがパートナーながらグッジョブ!ジブンのパートナー、ほめるのは照れるけど、たいしたものです!←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.01.29
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『三つの財団(Tre Stiftelser)』の高齢者住宅は、外観がみんなそれぞれ違っています。...何せホラ、01月23日にも書いたように、18・19世紀頃から歴史のある財団だから。...って、今、改めて気づいたけど、江戸時代じゃん!外観は作られた時代を反映しています。内部は、いろいろできるわけで、とりわけ色彩にこの財団の職員とかは注目しています。ひとつの色が、利用者の方々に、どのように解釈されるか、ということで、中でも、認知症の視点を重視しているとのことです。なんでかっていうと、認知症の方はその症状として、いちばん環境を理解しにくいわけですし、視界や視野も狭まってしまうからです。たとえば、新築のグループホームでは、基調は落ち着いた色で、壁紙も模様がゴチャゴチャしていないものを選んだそうです。また床とドアの境界をハッキリつけて、ドアの色はくっきり、「これがドアだ」って分かるようにしています。共有スペースの家具は古いものと新しいものをミックス、素材や色、イスの高さにも気をつけて、利用者さんがくつろげる工夫を重ねているそうです。照明についても同様ですが、説明をしてくださったあん-ぶりっどさんは「もっと明るい光が必要だけれども、今はまだ十分ではないことがわかっている」とおっしゃいます。明るさについては、スタッフさんと利用者さんの間で摩擦が生じることも話してくださいました。スタッフさんはやや暗いのを好むのですが、利用者さんは明るくするのだそうです。好みとかそれ以前に、利用者さんは明るくしないと、よく見えないのだけれども、認知症の症状のせいで、「なぜ明るくするのか」説明できないわけです。これ、ほんと、知らなかったのですが、ただ明るいんじゃダメで、蛍光灯のような白っぽい光、目にまぶしい光、そういう光だと転倒事故が増えるということもお話ししてくださいました。こういう、細かいけど大切なことって、やっぱりあるんだなあ。枝葉末節(しようまっせつ)っていう言葉があるけど、で、この言葉って「取るに足らない」って意味で使われてるけどさ、日常とか生活ってのは、枝葉末節・取るに足らないことの積み重ねなんだよなあだから「取るに足らないこと」って実は大切だよなあとか、人間のおとうさんは感じ入ったのでした。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.01.28
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↑『三つの財団(Tre Stiftelser)』のPR誌まず最初にふたつ謝ってしまおう、すんまそん×2。ひとつめ!昨日、「悪口はなるべく書かない」と初心に返る宣言をしたけど、最後のほーに悪口書きますっっ!!どこの悪口かとゆーと【楽天ブログ】の悪口! (でも小声)ふたつめ!人間のおとうさんはスウェーデン語がまったく読めません!たぶん、スウェーデン語が読めないせーだと思われるがっっ!!表紙の木になってる桃?でも、画像右の食材?やテーブルウェア?でもヒゲのシェフ?でもなく画像一番左のちいちゃな写真の右側に写ってる女性!(たぶんスタッフさんか?)の胸!のとこにばっかし目がイッてしまいます!すんませんっ!おんなじ丸くて柔らかそーなものならば、桃よりおっぱいでしっ!木になる桃よか胸が気になる...すんまそん!!すーはーはー、すーはーはー(深呼吸している)......れーせーになれジブン、れーせーになれジブンさて、とゆーわけで環境だ環境ここでいう環境は、物理的環境のことです。まず内部環境つまり建物の中の環境。それが家庭らしい環境であること、なぜならここは、住んでいる高齢者の家庭なんだから。で、調和(ハーモニー)していることと、「建物の中でいろいろな人に出会える」ってゆーのが簡単にできることそれと同時に、外部環境。おいおい紹介していきますが、ここでは庭を一番重視しています。目で見てきれいな、心地よい感覚を刺激して、「リハビリに取り組もう!」っていう気持ちになれるような環境作り。これは文化活動とアクティビティというテーマとも関係があって活動のための活動ではなく、意義のある活動ほんとうに「やろう!」っていう刺激に満ちた環境と条件を提供するってことです。それは開放型施設になることを目指すってことでもあります。150~170人の方が住んでいる施設に、外部の方が来てなるべく参加できるようにしています。三つの施設に美容師・歯科医・フットケア(リフレクソロジーのことか?)の人とかに来てもらって場(トポスってゆーと、かっこいいかも)を提供します。レストランも利用者も職員も外部の方も利用します(だから上の画像右には食材とかテーブルウェアとかシェフが写ってるしメニューMenyが書いてあるんだね)会議室も外部の方が利用できるわけです(有料、でもお安い)高齢者はなかなか外に出たがらない方もおられるわけで、スタッフが施設を外部に開放してその方々に来てもらうと、入所者と外部の方との接点が施設の中で自然に作られるし、サービスも提供できます。こういう営みって、ふつう、メンタルヘルスにもいいし、なによりも愛とかパートナーシップって呼ばね?←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとなさてと、最初に予告した悪口ですが。楽天ブログやってる人しかわかんないと思うけど、「記事に書き込む」ウィンドーから「画像を掲載する」を選択すると、ちっちゃい画像になっちゃうぞ!たぶんサムネイル画像?になっちゃうんじゃないか?と思う。人間のおとうさんのよーにPC? html?にぜんぜん詳しくない人は、前みたいな『あらかじめ複数の画像をまとめて1枚モノにして、画像を左寄せして右には文章を書く』ってゆーのができないじゃないか~!コレ、思いっきり困る!←まあ、そんならちょっとは勉強しろよ!とか知識なくても簡単に作れるソフト買えよ!ってコトかもしれないけど、ホラ!ウチってば暖房ボイラの交換にお金かかるし。
2007.01.25
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↑『三つの財団(Tre Stiftelser)』のパンフレット:画像左が表紙ですがEtt aldreboende Dar jag sjalv vill bo「自分が年をとったら住んでみたい住宅」って書いてあります。...ってか読めないし書いてあるらしいです。この財団では、年に1回、スタッフと上司が話し合う日があって、そのときには「あなたは、年をとったら、ここに住みたいですか?」って訊かれるそうです。ニポンでコレやったら、たいがいの施設では『踏み絵』みたいになるな、間違いなく...そうではなくって、スタッフが「いいえ」と言ったら、当然「いいえ」の理由とか事情があるはずなので、それを訊きます。『食事』を例にとると「わたしは、もっとこういうふうに食事を摂りたい」とか「食事のとき、後ろでガンガン鳴ってる音楽、アレ、なんとかならんか」とか「仲の悪い人と一緒に食事しなきゃらないのか?」とかそういった「いいえ」の理由が出てきてそれを改善していくと、高齢者住宅も発展していけるわけです。(なんか、トヨタのカイゼンみたいだ...アレ、トヨタではうまくいったけど、郵便局はじめ上から押しつけたとこではさっぱりみたいですね)施設への『忠誠の踏み絵』じゃなくてどうしたらもっと「住みたい住宅」になるかっていうのを、きいてみるってことです。もひとつ、忘れちゃいけないのは、住んでいる高齢者にも訊くってことでケアの方法については、ケアされる当人にきいてみます。「どうしてほしいですか?」―そこでの利用者さんの答えを、スタッフは頭に入れておきます。よくさあ、ニポンでは臨機応変とか言うでしょ。「キミねえ、臨機応変だよ、臨機応変」とかってで、それってたいがい、ほぼ間違いなく、「じゃあその臨機応変のナカミは何か」の吟味がない。臨機応変が口癖のヤツは、たいがい、ナカミのないヤツか勘違いおじさん/おばさんす。そういえばむかし、口開いたら「気配り」とかっつって、他人に気配りを強制するホン書いてベストセラーにしたアナウンサーがいたな。笑っちゃったのが、その年の紅白で一番気配りしないで浮いてたのがそいつだったあたり。そいつが私の大好きな鈴木清順監督の弟だってんで、あやうく鈴木清順まで嫌いになりそーだったぞ。にたよーなのが、たぶん「品格」とか言ってる数学者だな。彼には「草葉の陰でおとーさんおかーさんが泣いているぞ」とか「アンタはもーいーから数学のこと考えろって」とかいーたいなり。臨機応変のコツは、まずきいてみるなんだな、ホントは。...って、ジブンもそいつらとにたよーなこと言ってないか、今?と気づいてしまったわたくし。...イカンだろ。それはともかく、この「きく」っていうのは、一体というか両面ですしこの方針、15~20年くらい同じ考え方で運営してきたそうです。そうすると、ゆっくりだけれども、だんだん改善されてきたとのことでじゃあ、「もうこれだけ何年もやったから、もういい」と手を抜くとす~ぐ逆戻りする。だから、やめない。...なんか、かっこいいなあ、こーゆーの。他人の悪口書いてないで、オマエもそーしろよ!と耳元で小人がささやくなあ。だいたいブログ始めるとき、メッタに悪口は書かないと決めたはずじゃないのかジブン!すんまそん(小声)←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.01.24
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←こちら『三つの財団(Tre Stiftelser)』「ヴェーガヒューセン(Vega Husen)高齢者住宅・クラブヴェーガ(Club Vega)」「エングゴードバッケン(Anggards backen)高齢者住宅」「認知症高齢者グループホーム(Otium)」を柱とした大きな高齢者住宅がイェテボリ市内3か所にあり、それを運営しています。全部で370床、スタッフ数もほぼ同数とのことです。だから『三つの財団』なわけです。イェテボリ市から委託を受け、委託料をもらって運営されており、運営理事会(政治家-市議-)で方針を決定します。ひじょうに歴史のある財団で1726年とか1862年、つまり18・19世紀!頃(当然スウェーデンにも高齢者福祉はなかった時代)、寄付金をもとにして作られた高齢者住宅です(ノーブレス・オブリージェ...でしょうか?)。それ以降発展してきました。理事会だけではなく、職員と話し合って方針を決めてきました。それが01月20日に書いた「私たちが年をとったり、自分の親や身内が年をとったら、どんなふうに住みたいだろうか」住みたいところを作りたいです。職員にとっては職場ですが、しかしその職場は高齢者の家なわけで、「家にいるんだ」と高齢者に対して共感を持ってもらうためにです。この話し合いについては、また明日書きます。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな内容とは関係ありませんがABEが「あのいぶきもんぶかがくだいじんと首相官邸で会い、いじめや反社会的行動を繰り返す子供に対する出席停止措置制度を積極的に活用することを各教育委員会に速やかに通知するよう指示した」らしい。あのなあ、まず働く人たちをいじめたり、教育基本法や憲法9条改「悪」するという反社会的行為をくりかえすおまえらを「出席停止しろ!」02月01日の付記:なんであべしんぞはやなぎさわこうせいろうどうだいじんを「出席停止措置」しないんだ? なんで国家がいじめてシカトした残留孤児を助けないんだ?そのいじめやシカトにじぶんのじーさんがからんでるからか?
2007.01.23
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どーん!(One piece風に)三つの財団!もひとつドーン!!三つの財団!!何か『正義の門』?みたいな感じでビビる人間のおとうさんでは、ある。『三つの財団(Tre Stiftelser)』はイェーテボリ市内の各行政区から民間委託されて運営している団体。何を運営しているかというと、高齢者住宅+老人ホーム+ナーシングホーム+認知症の人たちのグループホーム+65歳以下の高次機能障がい者の小規模ナーシングホーム+老人精神病の人たちのグループホームです。運営方針は自分が年をとったら住みたい高齢者住宅!んで、もうちょっと具体的なこととかは...いま、人間のおかあさんがXacti(ザクティ)で撮ってきた、レクチャーのMPG4movieを観ながら、予習中。すんまそん。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.01.20
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1月16日ヒューグスボーのサールグレンスカ大学付属病院生活リハ室の画像が夜だったよーに1日目終了。時差ボケにもめげずよー介護のお勉強した! 途中でXacti(ザクティ)のバッテリーがなくなり、ガッチリ充電してったはずの予備バッテリーも、なぜか空っぽバッテリーのエネルギーも人間のエネルギーも空っぽのまま。そのせいであろ~。ケータイ画像のこちら↓ これしかない...、食べたものの画像もない...。ちなみにこれは、ショッピングアーケードのクリスマス飾りです。...何か角々したデザインですな。次の日、やっぱ朝食の食べ物画像皆無(おそらくががががって食べて「あ、画像撮ってないのに全部喰っちまった!」とゆー感じと推測される)んで、ちょっと元気になってホテルFIRST Gを朝撮影したのがこちら↓ こちら別角度からみたホテル(「...たぶん」らしい)↓ホテルはトラムのターミナルすぐそばなので、そちらからみたところ。左下側に停留所とオレンジ色の電光掲示板の時刻表が見えるんだけど、わかるかなあ?んで、ホテルのお部屋から見た街並みがこちら↓でもって、ホテル内と、そこからチラッと見た街並みがこちら↓ う~ん! モダン?ってゆーんですか?ポストモダンとかゆーんですか?よくわかんないけど。外に出てから見えた街並みとゆーか建物がこちら↓ 外から見た街並み、もひとつ。ハイ、こちら↓ 走っているの青いのはスカニアのバスとゆーか車両でしょうか?さああああーってと! せっっかく来たんだ! 福祉だ福祉!「今日もがんばっておべんきょすっつおー!」(スウィングガールズ上野樹里のセリフの感じで)←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな...あ、今週末は、かな~り、人間のおとうさんが忙しかったり、帰宅が遅かったりすると予想されるため、早めに記事書いときたいな~とか思ってます。
2007.01.18
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これ、ホントは15日の記事にしようと思ってたものです。...が、諸事情(01月15日の記事)で挫折しちゃいました。←こちらヒューグスボーのサールグレンスカ大学付属病院 生活リハ室です。リハ室ってゆーけど、独立した建物じゃん。すげー。ここでのメインはグループリハです。5~6名からなる1グループにPT+OT+ST+看護師+日本でいう准看護師か医師という5名のリハチームが関わります(01月11日の記事)。このグループリハが1グループにつき週に2回行われます。1グループ週2回のリハは2か月、費用は公費負担です。またスタッフは県の職員。医療の必要のない利用者さんは、2か月が過ぎると市のサービスに移行し、生活リハを兼ねたデイサービスということになるみたい。←こちら、生活リハ室の室内です。リビングでしょうか?ニポンの施設とかのデイルーム?...でもニポンのよりも『生活感』ってーのがありませんか? 何より、ココ、大学病院の中ですぜ?←こちらはキッチン繰り返すけど、こういう日常生活に近い条件で、リハが行われていくわけです。そうじゃないと、リハの意味激減だしね。←で、そういう中に、さりげに、ぜんぜん仰々しくないリハのプレイフルな道具が置いてあって、こういうの、すごく好ましいなあ...って思っちゃいます。やっぱ!「日常」って、すごくだいじだわ。←励みになります。クリックひとつよろしゅうに楽天ブログ★アクセスランキング←もひとつクリッとな
2007.01.16
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