シャアバーン月（イスラーム暦８月）なんですね。

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2006年08月25日

シャアバーン月（イスラーム暦８月）なんですね。

テーマ：アジアの風に吹かれて・・(11767)

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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において

アッサラーム　アライクム

アメリカ発信のサイトを見たら、今日は既にシャアバーン１日になっていました。
　南ア発信のサイトは、ラジャブの３０日でしたが。
　・・・・ニッサンのユリゲラーではありませんが、気持ちは「時間がありません！」

「満月通信」より
イスラーム暦八月シャアバーン

イスラーム暦八月シャアバーン月は、我らが愛する預言者様（サッラッラーフ　アライヒ　ワ　サッラム）が断食をよく行っていたとされる月です。
実際、信者の母アーイシャ（ラディヤッラーフ　アンハー）がこう言ったとされています。

　預言者様はシャアバーン月に数日を除き、殆ど一月間断食していたとも言われています。（参・サヒーフムスリム第二巻２３３ｐ）
　では、この月に断食をするという意義は何でしょうか。四つの聖月のひとつゆえに断食が推奨されている（と確かなハディースは存在しないものの伝統的には考えられている：）ラジャブ月と、皆さんも御存知の断食が義務であるラマダーン月との間に、シャアバーン月はあります。それで人びとは、どうしてもシャアバーン月には断食をしない傾向にあります。しかし、預言者様（サッラッラーフ　アライヒ　ワ　サッラム）は人々が至高なるアッラーのことを忘れがちになる時や場所でこそ、信仰ある行いをするように勧められていました。

信頼のおけるハディースにおいて、至高なるアッラーを思い出さない者たちの間で逆にアッラーをよく思い出す者は、他の者が（戦線から）逃げ出している中で、逃げずに固い信念で戦っている者のようであると預言者様（サッラッラーフ　アライヒ　ワ　サッラム）は我々に説かれています。
　シャアバーン月に断食をするということで、特筆すべき善きことは、ラマダーン月で我々が行う断食への準備になるということです。ラマダーン月の前に断食が習慣化していない者たちにとって、ラマダーン月の断食は、かなり困難に感じます。最初のニ・三日は、特に辛いものです。

シャアバーン月の半ば以降、つまりラマダーン月の直前に断食することの是非についてよく議論されますが、この疑問に対するイスラーム学者の意見によると、シャアバーン月の前半から断食している者なら、続けて後半も断食するのは構わないが、翌月からのラマダーン月に向けて、体力低下を招かないためにも、半ば以降から断食を始めるべきではないとしています。
　シャアバーン月またそれ以降の月で更なる善行ができるように、わたしたちを至高なるアッラーがお導きくださいますように。

Prepared by Hany Omar, 12-10-2001

アッラーのご加護と祝福がありますように
ワッサラーム

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