Atelier Casablanca -ダンスドレスの部屋－

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今年秋に行われたデンマークのラテンチャンピオンシップはかなり衝撃的だったそうです。

ご存知の方も多いと思いますが、IDSFとWDCの国際的な対立など、今年のダンススポーツ界はかなり揉め事が多かったようです。

デンマークでも、ダンサーたちの意思を無視したダンススポーツ協会の暴挙が目立ったようで、ついにダンサーたちの怒りが頂点に達したとか・・・。

そしてなんと、チャンピオンシップに出場するラテンダンサーたちは全員背番号をつけないで試合に臨んだのです。異色のストライキですが、純粋に素晴らしいダンスを楽しむことができた観客たちは大変喜び、涙を流す人までいたとか。
そして最後は円になって、マイケル・ジャクソンの「Make the World a Better Place」（世界をもっと良い場所にしていこう）に合わせてルンバを踊りました。そのときの 映像はこちら でごらんいただけます。素晴らしいベーシックです！！

）また、各国のダンススポーツ協会もいろいろな意味で選手に圧力をかけて来るので、実力に見合った試合結果が出ないことも多く、結局素晴らしい才能を持ったたくさんのダンサーたちがダンススポーツ界を離れて行きます。

ダンススポーツ界の現状に警鐘を鳴らすべくとったデンマークのダンサーたちの行動は大変勇気あるものだと思います。

下の写真は、デンマークのラテンチャンピオン、マルティノとミシェルです。