Atelier Casablanca -ダンスドレスの部屋-

Atelier Casablanca -ダンスドレスの部屋-

2008.02.03
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私は仕事柄出張が多く、よく長距離便に乗るのですが一番よく利用するのはヨーロッパで一番信頼性があるといわれているルフトハンザ航空です。


アメリカの貧困層に里子に出されて育ったヒップホップダンスの才能のある少年、タイラーが芸術学院でバレエを専攻する裕福な少女ノラに出会い、パートナーシップを組んで卒業公演の舞台を目指す・・・という内容です。
卒業公演のダンスシーンの映像はこちら でご覧いただけますが、ヒップホップとバレエを融合した、とてもカッコよくておしゃれなシーンに仕上がっています。ダンスのレベルもとても高くて見ごたえがあります。

この映画を見ていて、アメリカの貧困問題は大変深刻で日本のワーキングプアよりももっと悲惨な状況にあると思いました。アメリカでは大学に行くにも大変なお金がかかりますし、健康保険加入率も低く、お金がない人は教育も受けられなければ医者にもかかれないのです。
そして貧しさも豊かさも次の世代にそのまま受け継がれていくのです。
また、アメリカでは人種差別の歴史がありますが、今日でもそれは完全にはなくなっていないようで、貧しいのは黒人、豊かなのは白人というはっきりとしたラインが引かれているのがこの映画を見ていてもよくわかります。

幸いにも私が住む中央ヨーロッパは昔から手厚い社会保障を行ってきており、大学までの学費はほぼ無料なので努力さえすれば誰でもキャリアを築くことができます。
また健康保険加入は義務であり、医者にかかった場合の診察料の負担額もゼロです。(薬代は1つの薬につき700円程度自己負担)もちろん出産も健康保険が100%負担してくれます。

ダンスにかかる費用もアメリカなどよりはずっと少ないようですし。

なので、アメリカ映画は好きですがアメリカという国にはあこがれないのですよね~。
実際ヨーロッパ人はアメリカ嫌いの人がとても多いです。

でも、アメリカのダンスは素敵です!!






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Last updated  2008.02.03 08:22:11
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