2003年9月号 No.4

◆ビューティー講座◆


今月のテーマ「美白の代名詞。ビタミンC」


1 美白の代名詞ビタミンCを上手に摂取しましょう。


美白コスメの中でも誰もが知っている成分ビタミンC
  ビタミンCはコスメだけでなく、食事でとっても美白効果あり。
  だから、積極的に取りたいところ。

  ただ、ビタミンCの中には、紫外線を刺激してしまう成分も含まれているから
  これから紫外線をいっぱい浴びることになる一日のスタートである朝食に大量摂取は危険。
  食事としてとるなら、夕食時にしっかりとるのが理想です。

  食後のデザートくらいの量なら朝でも全然OK。食べたら駄目という事ではないので
  そこのところはしっかり理解してね。




2 ビタミンCの効果は美白だけじゃない!


ビタミンC=美白というイメージがあるけど、ビタミンCの働きはメラニンの抑制だけじゃない。

  老化の天敵!!活性酸素を除去してくれるの。それ以外にも体内でのカルシウムの吸収を促進
  得にコラーゲンの形成にも関わっているから、不足すると大変!!

  シワやタルミの原因にもなるの。
  ビタミンCを摂取するという事は、美白だけでなく、リフティングにも関係してくる。

  ビタミンCは美肌には欠かす事のできない、とても大切な栄養素だという事を再認識してね。




3 たばこやめようよ!!


最近では禁煙セラピーとか禁煙を努力する傾向がありますよね。
  たばこはビタミンCを破壊するというのは良く言われてる事だけど
  どれ位破壊されるのか知ってる?

  一日に必要なビタミンCは100mg(2000年4月改正)
  1本のたばこで破壊されるビタミンCは、25mg~100mgと言われています。
  一日10本吸う人で毎日破壊されるビタミンCは、250mg~1000mgという事になりますよね。

  栄養素(五訂食品成分表参照)で見ると
  野菜では1食分のブロッコリー1/3株が60mg、パセリ1/2本が6mg
  果物ではビタミンCの宝庫と言われているキウイでも1個69mg。

  補給しなくても最低でも250mg位が破壊されているとなれば大変。
  きついたばこで1000mgって言う人もいるはず。

  体内に貯蔵されているビタミンCは約1500mg前後と言われてる。

  折角摂取したビタミンCどころか体内の貯蔵分まで破壊されてしまったら
  美肌や美白どころじゃなくなるじゃない?

  美肌の基本「健康」にも害を及ぼす。

  ねぇ…たはこ、やめようよ!!



4 摂取したいけど、水や熱に弱いのよね。


でも、水に溶け出しても水にはしっかり含まれているからスープは有効な調理方法。
  スープごと飲んじゃえばOKでしょ?
  それに、国産品と輸入品でも含有量は違う。
  ハウス育ちよりも旬に出回る物の法が含有量は絶対的に高い。

  選ぶ時にちょっと注意するだけで、効果的にビタミンCを意識して摂取して欲しいです。







まずは、美肌の基本は健康から。
  ビタミンCは大切な栄養素の1つです。しっかり摂取してくださいね。



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