おとぼけ香港生活から脱皮

おとぼけ香港生活から脱皮

「ちょっと違くない?」



そこのスーパーは新しい割りに
トイレの鍵がよくかからなく
誰もいないし、ま、いっかと思い
かすかにひっかかる程度に鍵をかけて
用を足していたのです。

すると、ヒールを鳴らしながら
ツカツカとトイレに入ってくる
音が聞こえたかとおもうと



いきなり




わずかに鍵をかけていた




扉が





ドバッと開いた。




「あ・・・・」と言葉をもらした
私と重なるように




なんと、



その中年女性は





「きゃ~~~~~~~!!!!」
と、悲鳴をあげたのだ。




その女性は
「ごめんなさい」と言うと
自分が開けた扉を手放すと ←(手放すだけですか!!??)
即座に隣のトイレへと
入っていったのだが
どうして、こういう一瞬の出来事って
時間が長く感じ取られるのでしょうか。


扉をガバッと開けた
その中年女性は
私が中に入っているとわかると
目をぎゅっとつむり
体をのけぞらせ
顔を上に向けて
「きゃーーーー!!!」と
悲鳴をあげたのを
私は瞬時にして
捉えることができたのだが、




その中年女性の






これから悲鳴をあげますよといった態度が






なんか、








私が








とても









変質者 になっているではないか!!!!





どうして見られた私が
悲鳴をあげずに
見た方が悲鳴をあげるのだ?




私はなんだかそれが
とても腹立たしくなり
旦那・豊に笑いながらでも
ことの説明をし、
今度こんなことが起きた時の
自己主張に備え←(言ったもん勝ちともいう)
私は
帰りの車の中で
この女性のように
目をつむり
体をのけぞらせた
「『悲鳴』の練習」を
しておいた。


*用を足し終わり、ズボンをあげていた時のことですので
 中年女性に見られたわけではありません


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