無題


涙を食べられました
「ここでは涙を流す必要なんかない」
といわれて
涙を食べられました

次に・・・
世間というものから・・・
笑顔を食べられました
「ここでは無理な笑顔は必要ない」
といわれて
笑顔を食べられました

そして
世間というものから・・・
スベテの表情・・・感情を食べられました
「ここでは感情なんて・・・必要ない」
といわれて
スベテを食べられました・・・

でも・・・
大切な人がいなくなったときに
私の冷たい頬に冷たい涙がスベッタのです

なぁんだ・・・
私にも笑、涙があるんだ・・・
周りに左右されないような
強いところが
あるんじゃないか・・・

そして・・・・
食べられたと思ってた感情表情がスベテもどってきました・・・
それとともに・・・自信も・・・もどってきたのです
何年も何年も何年もまえにどこかに落としてしまった「自信」もいっしょに・・・




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