シドニー・アロマティック物語＊＊＊＊＊Sydney Aromatic Story

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October 7, 2008

親の心、子知らず

カテゴリ：我が家の娘：チョビの話編

引越しをしてから、チョビが変わった。。。

いえ、４週間の間、寄宿舎に入れてから、変わったのか？！

それまでは、本当に、箱入り娘。

他の犬達とはコミニュケーションは無く、きっと、自分の事、人間と思ってた筈。

を見ると、全く無視するか、吠えるか、どちらか。

仲良くしようとした事は無い。

しかし、どこかで犬が吠えていると、自分もそれに合わせて遠吠えをした。

天敵は鳥で、とにかく吠えた。

分かる言葉は、『おとうさん』『おかあさん』『ボール』『とり』

』と『おかあさん』は、なんだか分からないが、この言葉を聞くと、良い事が待っている、というような、興奮状態になる。
私が『あ、おとうさんだ！』と言うと、尻尾フリフリで、玄関に主人を迎えに行く。
おおー、頭良いぞーーー。

『おとうさんだー』と言うと、興奮して、玄関に行く、、、

『ボール』については、たぶん、分かっている。
ご飯よりも、何よりも、大好きな、ボール。
これだけは、寝ていても、ご飯食べていても、何していても
私が『ボール！』と言うと、ダダダーーーッツと駆け出して持ってくるのだ。

私が『とり！』と言うと、天敵はどこだ、と興奮して、庭の方に必ず駆けた。
声が聞こえるだけで、異常な興奮状態になった。

なのに、なのに、、、
今は、『とり』に反応しないのだ。

そして、犬の遠吠えにも、無関心。

４週間の間、他の犬たちに混じって寝泊りをして、それも、日中の８時間ほどは外の芝生で
遊ばせるという日課だったので、きっと、とりが多かったのだろう。
そして、犬の泣き声にも、免疫が付いたようだ。

そう言えば、寄宿舎でもらったチョビの通知表、
そこには、他の犬とのコミミュケーションは良く出来ていたとの事。

あとびっくりしたのだが、チョビは、ネコが好きだった様子。。。係員の人が、楽しそうに教えてくれた。
これにはびっくり。。。

さてさて、そんなこんなのチョビなのだが、困った事がある。

新しい環境（新しいUNIT）にまだ慣れないのか、私達が家を出ようとすると、
ワンワンワンワン、キャイーーン、、、
と鳴くのだ。それも毎日。。。

だから、新しく、もう一枚ドアーを付けたり、防音になるように、ドアーにテープを張ったり、大変だ。。。（金食い虫、、、）

回り近所から苦情が出たらどうしようーーー、と心配で心配で仕方ない。
夜、階段を歩く時なんか、抜き足差し足、、、ひそひそ話、、、

先週末、お隣さんと、下の階の３部屋の人達に、チョコレートを持って挨拶に行った。
どこの家の人も、最初、いきなり知らないアジア人が来たのでびっくりしていたが、
引越しの挨拶＋チョコレート付きと知ると、にこやかで、どの人達も、
大丈夫だよー、心配要らないよーーー、と、チョビが吠えたらごめんなさい、との言葉に
優しい言葉で返してくれた。
これは、チョコ作戦成功？？？

ここ何回か、チョビがあまりにも鳴くので、外出を諦めた私。

もしかしたらチョビは『わたちが鳴けば、おかあさんは、わたちに付いていてくれる』
と、悪知恵が働いているのかもしれない。。。

だから、昨日、今日と、後ろ髪を引かれながら、外出した。　今日は仕事だしーーー。

私達が車に乗るまで、キャンーーーと吠えていたが、いったいいつまで吠えてるのだろう。
まさか、１日中吠えていると言うことは、、、無いと思うが、、、

今度、誰か、チョビがどのくらい吠え、泣き止むのか確かめるアルバイトしてくれないかしら、、、