【次女への1通の手紙】[障碍のある娘の誕生日に]

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2002年07月13日

【次女への1通の手紙】[障碍のある娘の誕生日に]

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テーマ：障害(障碍)児を持つ親として，障碍児を見て聞いて・・・(506)

カテゴリ：カテゴリ未分類

【次女への1通の手紙】

天使ちゃんお誕生日おめでとう・・・パパとママより

○○ちゃんは，1992年6月28日PM1:45に3070gで生まれました．
お昼に「お腹がすいたょ～～」ってママのお腹から出てきて，
すぐにえんえん泣いていました．
えんえん泣きすぎて，お顔も真っ赤にしていました．
一杯ママのオッパイを飲んで
とっても元気よくパパもママもうれしくてたまりませんでしたヨ

○○ちゃんの障碍を知ったときには，パパもママも辛かった．
でも，ママのお友達のおばさんがパパとママにこう言いましたネ．
「○○ちゃんは天使だね」「天使は裸で，人の考えた常識
(衣服)に不器用なのは，当然でしょう．」て・・・
「アダムとイブがヘビにだまされて出来た習慣でしょう」って．
そうかもしれませんね・・・
幼稚園では○○ちゃんと遊んだ自閉症の子供が活気を持ったよネ．
○○ちゃんと小学校二年生の普通学級で同級生だったお友達の
数人のお母さんからは，「○○ちゃんとクラスで生活して
我が家の子供は優しさと思いやりを勉強しました．」って言う
お手紙を貰ったことがあったネ．
それに，○○ちゃんと遊んだ高校生のお兄ちゃんは障碍児の
教育やボランティアがしたいと言って専門学校に進んだ人も
いたネ．
○○ちゃんに励まされた人達一杯いるよネ．
言葉や仕草は遅いけど誰にもマネできない力を持っている．
○○ちゃんは，天使かもしれないね・・・
ある癌を克服した小学生の子供がクリスマスの日にパパとママ
の所に来て「○○ちゃんは神様に使われているのだヨ」って
言った事が有ったよネ・・・
パパとママは最近になってやっとその言葉が少し分かるような
気がします．
そしてパパとママの子供に為ってくれて「ありがとう」と
今日の誕生日に○○ちゃんへ贈ります．

2002.6.28.

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