近年、私たちの身の回りでは、家電やセンサーといった様々な「モノ」がインターネットにつながり、暮らしを便利にするサービスが次々と生まれています。こうしたIoT(Internet of Things)の流れは、もはや特別なものではなくなりつつありますが、実際に自分で何かを作ろうとなると、専門知識が必要で敷居が高いと感じる方もいるかもしれません。
そんな中、まさに「今」求められている技術の核心を突く、興味深い一冊に出会いました。『IoTデバイス×Webアプリでホームネットワーク AWS クラウドサービス開発テクニック』です。この本は、単にIoTデバイスをいじるだけでなく、それをWebアプリと連携させ、さらに多くの開発現場で活用されているAWS(Amazon Web Services)といったクラウドサービスを使って、一歩進んだシステムを構築する方法を学べるという点で、非常に魅力的です。まさに、これからのエンジニアやクリエイターにとって必須となるスキルセットを、実践的に身につけるためのガイドブックと言えるでしょう。