Nov 11, 2005
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テーマ: 自転車(13598)
カテゴリ: 自転車に乗って♪
ーこれまでのハナシをご存知無い読者の皆様へー

あらすじ
一時は楽しく毎週通っていたバンクで活躍していた一台のピスト。家庭の事情でそれを手放さなくてはならなくなった妻ミチコ(仮名)は一大決心の末、売り広告を作成する。ふと決心が鈍った、そんな時、遂に「買い手との対決の日」がやってきた。
平穏な日常が今、かき乱されようとしている!買い手の少年の正体とは!

それでは引続きお楽しみ下さい。



仕事から帰ってきてからも、なんだか落ち着かなくって、夕食のあともチェーンを拭いたり、チェーンリングに付いた油を拭き取ったり、あ、こんなトコロに埃が!等と、あちこち点検しておりました。ペダルは自転車に含んでなかったのですが、使っていないLOOKのペダルがあったっけ、と2階でごそごそと捜し出し、あげちゃってもいいや、等とも思っていました。ぴかぴかのバイクに満足して、最後になってしまうカモ、と写真撮影(馬鹿)。

約束は19:00だったんです。現れたのは予想どおりのお母さんと、予想していたより遥かに若い(12才)男の子。彼の所属するクラブは、子ども達が多いのは知っていましたが、いくら何でも彼には大きいカモ、というのが第一印象でした。しかし、本気で取り組んでいるなら、この自転車の価値がわかるなら、えーい、涙を飲んでもいいや、値段を下げてもいいや、とまで決心していたのですが。

今どきの子どもって、みんなこうなんでしょうか?

シャイというより感情がナイのです。「ふーん」みたいな態度を示されて、断腸の思いで愛車を手放そうとしている私は何なの、という思いがむくむくと私の中で育っていきます。そしてそのお母さんは「すてむ?これすてむっていうの?」という有り様で、「レコード?ああ、イイやつね」。



結局、彼は何か不満だったらしく、さっさと子どもらしく興味を失ってしまい、なんとか私と交渉しようと努力しているお母さんと私との会話にも飽きを示し、部屋の中を見回していました。

かくいう私は、「500出せば新車が買えるんだから、何も中古でなくたっていいかもね。でもそれではレコードは付けられないよね。私は足まわりを重要視してこの装備にしたけれど、普通の自転車でも十分走るんだから、もうこれは個人のテイストってコトで。売り急いでいないし、少し改造に費やせば道路でも乗れるし、売れなくても私はかまわない。値段の交渉には応じられない。大切にしてきたバイクだから。」

言ってしまった。

愛されないのが判っているトコロにお嫁にはやれない。
そんなワタシは頑固親父(笑)。

とゆーワケで、また振り出しに(笑)。
皆さん、お騒がせしました♪





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最終更新日  Nov 11, 2005 08:44:56 PM
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