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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2012.02.12
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 その加害者が、精神障害者であると認定された場合、
 責任能力がないとして、刑事的な処罰が減免される。
 被害者やその周辺の人々にとっては、とても納得できない状況だ。

 本著は、「心神喪失」「心神耗弱」を規定した刑法39条と、
 それに関連する触法精神障害者の処遇の問題について解説したものであるが、
 近年における事例のみでなく、古代ギリシア・ローマの時代に遡り、
 人類がこの問題と、どのように向き合ってきたかを知ることができる。

全く異なる分野の問題ではあるが、本著の読書前に読んだ 『教育幻想』
「事柄思考」と「人柄思考」に分けて考える、ということになるのではないか。
「心神喪失」や「心神耗弱」を、「人柄」とするのも、かなり強引すぎるのだが、
それらを、その人物がもつ「特質」ととらえれば、そういう見方もありではないか。

そうすると、当然、こういった事件においては、
「事柄思考」をより重視しながら、判断していくことが重要になると思う。
逆に「人柄思考」重視では、現実に起こった事件を裁くのに適さないだろう。
この問題については、まだ私自身が不勉強なので、今後関連書に当たってみたい。





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Last updated  2012.02.12 14:28:06
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