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kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2016.01.07
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 建物の場合は、既存の建物を活かしながら、その価値を新たに創造し直すこと。
 建物の「使われ方(用途)」や「使う人(入居者、利用者など)」を変えて、
 空間を新しく生まれ変わらせること。

 このリノベーションで、まちを変えていく。
 小倉や雑司ヶ谷でリノベーションを手掛けた著者が、
 本著では、その取り組みを具体的に紹介してくれている。
 まちづくりについて書かれた書物は数あれど、本著はちょっと視点が違う。

   ***


それは、20歳から39歳までの女性人口が、
2010年からの30年間で半分以下になってしまう地域。
そこに、東京23区で唯一、著者の住む豊島区が入っていた。

  そもそも池袋は「住みたいまちランキング」でも
  上位3位以内に食い込んだりしているのに、
  なぜ消滅可能性都市になってしまうのか。
  住みたくても住める家がない、
  住み続けることができないまちだからじゃないのか。(p.192)

つまり、豊島区周辺の大学に入学した若者たちは、このまちに住み始めるが、
区内に魅力的な仕事がないため、就職してからは中央区など区外へと通勤する。
そして、しばらくの間は、このまちに住み続けるが、


  すでに述べた通り、豊島区の賃貸住宅にはワンルームがすごく多い(中略)
  そして、結婚して子どものいる家族が住めるファミリータイプの部屋が極端に少ない。
  それらのワンルームや空き家をどうやって、
  子育て世代にとって必要な場所へとリノベーションして活用できるか。(中略)
  住む場所(家)だけではなく、保育園、幼稚園、学童保育といった

  そして若い人たちが働きたいと思うような魅力的な仕事・職場も必要だ。
  若者たちに「将来もこのまちに、子育てをしながら住み続けたい」と思わせる、
  そういう暮らし方のできるまちだということを表現しなければいけない。(p.194)

こういったねらいで、著者はリノベーションによるまちづくりを進めた。
そして、その際に気をつけねばならないことには、次のようなこともある。

  たとえ空き店舗が再生されても、隣の建物から
  「こっちの方がいい」と人が引っ越してきてしまったら、何の解決にもなっていない。
  それまでまちにいなかった人たちがやってきてこそ
  そこで新しいビジネスを始めるからこそ、まちに新たな雇用が生まれるのだ。(p.204)

若者たちに「将来もこのまちに、子育てをしながら住み続けたい」と思わせる、
それまでそこにいなかった人たちがやってくる
そんなまちやむらにつくりかえることが、
どこにおいても、まちおこし・むらおこし最大のポイントになるのだと思う。





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Last updated  2016.01.07 21:28:32
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