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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.12.01
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カテゴリ: 経済・ビジネス
​ 今や、誰もがその名を知っているアマゾン。
 しかし、本著を読むと、実はアマゾンについて何も知らなかったと気付かされる。
 今、ビジネス界で何が起ころうとしているのか。
 それを知るために、絶好の一冊!

   ***

本著を読んで、まず驚かされるのは、アマゾンの貪欲な投資姿勢。
97年の上場以来、株主に配当を一度も支払うことなく、
毎年数千億円を費やして、最強の物流システムを築き上げた。


また、FBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)は、アマゾンに出品する中小企業に、
倉庫、在庫管理、決済、配送、カスタマーサービスまでを提供するという仕組み。
FBAを利用する出品業者は、自社製品をアマゾンの倉庫に送るだけという便利さ。
この仕組みが、アマゾンの品揃えを桁違いなものにした。

そして、AWS(アマゾンウェブサービス)は、巨大なサーバーを用意し、
その中のシステムを、オンラインであらゆる企業に提供するというもの。
AWSを利用する企業は、独自にシステムを開発・運用するよりも、
遥かに安いコストで高性能なシステムを使用できるので、CIAもその顧客。

つまり、それを利用する側にとって、非常に都合の良い数々の仕組みやインフラを、
積極投資でいち早く作り上げたのがアマゾンであり、
もうそれを利用しない手はないという状況が、世界規模で出来上がりつつあるというのだ。


このまま、あらゆる分野でアマゾンの一人勝ちが進んで行くと、
私たちの様々な個人情報が、アマゾンに集約され、
そこに繋がる者たちに、知らぬまに利用されてしまうことになりかねない。
便利さとトレードオフの関係で差し出さねばならないのは、そういうものである。





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Last updated  2018.12.01 18:24:13
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