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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.12.22
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カテゴリ: 文芸
​ 序話は、壬氏の幼き日の記憶。
 登場するのは、実際の年齢より随分老けて見える、老人のような「父」。
 その「父」は「母」に怯え、「祖母」がそれをなだめている。
 そして、「母」は「祖母」に熱い視線を向けている。

 ここの「祖母」というのが、「女帝」(先の皇太后)と記される人物で、
 「父」というのが、「先帝」のことです。
 つまり、「母」(先帝の妃・安氏)が、まだ幼くして現帝を産んだ人物で、
 現在の「皇太后」ということです。


安氏も現帝を産みはしたものの、その後は恐怖の対象になってしまいました。
なので、弟帝(二人目の子)は不義の子ではないかと、周囲が疑うのもやむを得ない。
ただ、弟帝は「取り違えられた子」( 阿多妃が産んだ子 )に間違いないでしょう。

  以前、女児を産んだ娘のことを知らないと先帝が否定したため、
  子とその父親と思しき医官が追放されたことがあった。
  当時は、医官のみ去勢を免れていたのだが、
  その後は医官も去勢を義務付けられることになった。
  この腹の手術をした者は、そのために去勢されたというから、
  不憫なことこの上ない。(p.295)

この記述、去勢させられた医官というのは、羅門のことのはずですが、

そして、「その父親と思しき医官」って誰?
ひょっとして、どこかでそれと気付かぬままスルーしてしまったのでしょうか?

  そうだ、高順(ガオシュン)は『馬(マー)』の名前を持ちながら、
  女帝の怒りを買った。
  そして、宮刑にされ、以前の名は捨てて『高順』という名になった。


この記述も、女帝の怒りを買って、高順は宮刑にされたとありますが、
一体何を仕出かしたのでしょうか?
そして、そんな高順が、なぜ壬氏の最も身近な所で仕えているのでしょうか?
壬氏の正体が、ほぼ明らかになったとはいえ、まだまだ謎は多いですね。





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Last updated  2018.12.22 10:59:29
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