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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2020.06.20
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カテゴリ: 文芸
​ 先日、職場の中でウロウロしていると、
 ある部署に差し掛かったところで、突然声をかけられたのです。
 「この人たち、村上春樹を知らないって言うんですよ。
  まさか、あなたまで知らないなんて言わないですよね?」

 そこで私は、「もちろん、よ~く知っていますとも。
 村上さんの作品は大好きで、たいていは読んでいますよ。」と答えました。
 でも、その場所を立ち去って、しばらくしてふと思ったのです。
 あの発言、あれで本当に良かったのかな?


『1Q84 BOOK1』より前は、こんな感じ 。以後の作品は全て読了。)
でも、翻訳されたものとなると……
『村上春樹翻訳(ほとんど)全仕事』 に掲載されているものの中でも、既読は数えるほど。

じゃあ、短編やエッセイはどうなのか?
調べなおしてみると、う~ん、まだ読んでないものが結構ありますねぇ……
というわけで、反省の意味を込めて、未読作品をいくつか発注。
そして、最初に読んだのが本著です。

   ***

「メンズクラブ」や「太陽」等のシリーズ広告に使用された短い短篇を集めたもの。
表紙と挿絵は安西水丸さんで、1995年6月に刊行されました。
『ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編』 が刊行された年。
この作品のキャラクター・笠原メイは、本著の中にも登場しています。
ちなみに、本著で登場する渡辺昇(ワタナベ・ノボル)は、安西水丸さんの本名で、
『ねじまき鳥クロニクル』に登場するのはワタヤ・ノボルです。

本著には37もの短い短篇が収められていますが、初心者はかなり戸惑うのでは?

村上ワールドが、ギュッと凝縮された作品たちと言えるのかもしれません。
おそらく、これらは理解しようと思って相対してはいけないものたちなのです。多分。





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Last updated  2020.06.20 20:59:50
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