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世界で一番愛する人と国際結婚

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Sep 12, 2007

勇気をもらった彼女のブログ

(11)

カテゴリ：独り言

私はだらしないので、多少は厳しく律しないと1日中だらだら過ごしてしまう。
そこで最近は、仕事以外でのPC使用とTV鑑賞は1日合計4時間までと
自分に制限をしています。
時間はいつも曖昧ですが、TVを1時間見たらPCは3時間OK、TVを見なかったら
PCは仕事以外でも4時間使ってOKという感じです。（それでも長いですね。）

でもPCを使う時間が短くなると、日本の友人との長いメールのやり取り、
MixiなどのSNSでのメッセージ交換だけで毎日精一杯で
日記にコメントを残してくれる人のブログにもなかなか
行けなくて申し訳ないなあと思っています。

そんな私が制限時間をすっかり忘れて、昨日はあるブログを読みふけりました。

ここに書こうかどうかとても迷ったのですが、

独身女性で癌患者だった方のブログです。

実は、私が今までで一番長く一緒に働いていた男性が、
肺癌のため10ヶ月前に38歳の若さで永眠しました。

その時にショックで、ぼんやりとPCで検索をしていると
たまたまその彼女のブログにたどり着いたわけです。
それ以来、そろそろ更新されているかな～と
彼女のブログをたまに見に行くようになったのです。

31歳の時にステージIVの卵巣癌を発病し、
子宮と卵巣を切除、ストマ増設。

結婚を考えていた彼氏は病気を理解してくれず、
やがて彼女のもとを去ってしまう。

その後は2年間入退院を繰り返し、
その間の出来事をブログに綴ってあります。

私の妹と同い年の彼女。

どれだけお辛いか。そんななか心の支えだった恋人に去られることは、
想像を絶するような苦しみだったと思います。
大病を患う苦しみは、健康者にはほんの数%しか理解できないかもしれない
けれど、恋人に去られる苦しみは経験があるので私にも理解できます。

しかし、彼女の日記に、
「仕事のこと」、「恋愛のこと」、「結婚のこと」、「不妊のこと」
などは高度な悩みだと書かれていました。

そうか、その通りだ。
恋愛の悩みなど非常に贅沢な悩みなのだと思い知らされました。

お腹に癌を残したままでも、彼女は決して希望を捨てなかった。
癌患者でも恋はしたいと思い続けていた。
精力的にオフ会に参加したり、病院に通うために免許を取ったり、
かつらをつけての温泉の入り方などを読んでいると、
なんて強い人だろうとこちらが励まされてしまいました。

それ以来この10ヶ月間、彼女のブログが更新されているかどうか
チェックするようになったのです。

彼女の元気そうな様子を読んでほっとしたり。

最後のほうは、とても苦しそうな日記を読んで
どうか頑張ってと遠くから祈ることしかできませんでした。

昨日、そろそろ更新されているかなと久しぶりにのぞいてみたら、
彼女は、既に天国に召されていました。

10ヶ月間、更新を楽しみにしていたブログ。
もう彼女が更新することはなくなった。

私は彼女への追悼の意をこめて、過去にさかのぼって
まだ読んでいなかった箇所も読みふけったのです。

今は、一度もコメントを残したことがなかったのを後悔しています。
彼女が元気なうちに、文字で「勇気をありがとう」と伝えればよかった。
本来は健康な者のほうが彼女を励ます立場なのに、彼女の
ブログには本当に励まされたから。

ブログ主のご本人の了解を得ることがもうできないので
ここでURLを公開することは控えますが、
HNが「れひさん」という方のブログです。

好奇心とかではなく、少し心が弱っている方、
辛い持病を抱えている方や、身内やご友人に不治の病の方がいる方、
もう死んでしまいたいと思うくらいの悩みのある方などは
彼女に励まされるかもしれません。

れひさん、ありがとうございます。
どうか安らかにお眠りください。
心からご冥福をお祈りします。

p.s.
翌日。気が変わりました。
彼女がこの世に存在したこと、一生懸命生きたことを
少しでも多くの皆さんに分かってもらえるよう、やはりリンクしておきます。
もしよかったら見てみてください。
しばらくの間、妹さんが代わって日記をアップしてくださるようです。

Singleがん患者の幸せ探しの旅

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Last updated Sep 14, 2007 02:01:50 AM
コメント(11) | コメントを書く

■コメント

ドキドキしながら読んでいて

めんたいこ＊ロブスタさん

彼女の素晴らしさが伝わってくるようでした。私もこれから少し時間があるので、彼女のブログを探して読んでみます。きっとコメントを残したらよかったというブルメリアさんの思いはきっと彼女に届いているとおもいます。 (Sep 13, 2007 03:04:01 AM)

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Re:勇気をもらった彼女のブログ(09/12)

ミコちゃん1223 さん

私もその部ログを探して読んでみたいと思ってます。
数ヶ月前に車椅子の、動けない旦那さんの日記を読んでました、死にちかずいているのに苦しさを書いてない明るい日記でした。良く笑わせせてもらいましたが。その方の日記もなくなってしまい。寂しい気持ちです。 (Sep 13, 2007 04:28:06 AM)

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Re:勇気をもらった彼女のブログ(09/12)

Jewelry. さん

私もそう思います。プルメリアさんの気持ちはきっと彼女に届いていると・・・★
わたしもつい4ヶ月前に大親友を36歳という若さで亡くしました。脳腫瘍でした。　偶然、あるラジオ局のHPに彼女が書き込みをしていたのを発見し、それを読んで彼女の頑張っている姿を感じ、涙が止まりませんでした。わたしも勇気を貰いました。
(Sep 13, 2007 11:02:26 AM)

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Re:勇気をもらった彼女のブログ(09/12)

735wavy さん

命有るもの全てはいつか消えていく運命にあるんですよね。時に、神様は早いうちに誰かを選んでしまいます。それは何故なのか私にはわかりません。「もし自分や身近な人間がそうなったら？」と漠然とした恐怖を抱くのと同時に、その事実を芯から受け入れることができれば、もはや恐れるものは何もなくなるのではとも思うのです。「命があって何かにチャレンジ出切るのはとてつもなく素晴らしいことなんだ」ということを、淡々と日々を過ごしていると、さほど感じなくなり、贅沢を追求したり、小さなことにも不満を漏らしたりしてしまいます。病と闘っている（た）人の話を見聞きすると優柔不断で怠惰になりがちな私を「まだまだ努力が足りないぞ！」と叱咤激励された気分になり勇気をもらえます。 (Sep 13, 2007 09:43:09 PM)

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Re:勇気をもらった彼女のブログ(09/12)

アビ男さん

プルメリアさんの気持ち分かります。そしてその気持ちは彼女に届いていると思いますよ。自分の親友はキンジスでした。今はこの世にはいません。なんかしんみりとなってきましたけど親友の分も生きてやると心に誓ってます。アビ男もれひさんのご冥福を心よりお祈りします。 (Sep 13, 2007 10:30:07 PM)

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めんたいこさん

白のプルメリアさん

＞彼女の素晴らしさが伝わってくるようでした。私もこれから少し時間があるので、彼女のブログを探して読んでみます。きっとコメントを残したらよかったというブルメリアさんの思いはきっと彼女に届いているとおもいます。
-----
なんとなく、健康な者がコメントをしてもいいものかと躊躇してしまって一度もコメントできなかったのだけど、彼女には本当に励まされたんです。
(Sep 16, 2007 02:53:17 AM)

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ミコちゃん1223さん

白のプルメリアさん

＞私もその部ログを探して読んでみたいと思ってます。
＞数ヶ月前に車椅子の、動けない旦那さんの日記を読んでました、死にちかずいているのに苦しさを書いてない明るい日記でした。良く笑わせせてもらいましたが。その方の日記もなくなってしまい。寂しい気持ちです。
-----

そういう旦那様を持つ方の日記もあったのですね。
そういうのを目にすると、はっとさせられることが多くて考えさせられますよね。

(Sep 16, 2007 02:54:54 AM)

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Jewelry.さん

白のプルメリアさん

＞私もそう思います。プルメリアさんの気持ちはきっと彼女に届いていると・・・★
＞わたしもつい4ヶ月前に大親友を36歳という若さで亡くしました。脳腫瘍でした。　偶然、あるラジオ局のHPに彼女が書き込みをしていたのを発見し、それを読んで彼女の頑張っている姿を感じ、涙が止まりませんでした。わたしも勇気を貰いました。
-----

36歳の若さで大親友が亡くなっただなんて、さぞお辛かったと思います。その人のことを時々思い出したり、ふと思いを馳せるのもご供養の一つかなと思います。 (Sep 16, 2007 02:57:41 AM)

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735wavyさん

白のプルメリアさん

＞命有るもの全てはいつか消えていく運命にあるんですよね。時に、神様は早いうちに誰かを選んでしまいます。それは何故なのか私にはわかりません。「もし自分や身近な人間がそうなったら？」と漠然とした恐怖を抱くのと同時に、その事実を芯から受け入れることができれば、もはや恐れるものは何もなくなるのではとも思うのです。「命があって何かにチャレンジ出切るのはとてつもなく素晴らしいことなんだ」ということを、淡々と日々を過ごしていると、さほど感じなくなり、贅沢を追求したり、小さなことにも不満を漏らしたりしてしまいます。病と闘っている（た）人の話を見聞きすると優柔不断で怠惰になりがちな私を「まだまだ努力が足りないぞ！」と叱咤激励された気分になり勇気をもらえます。
-----

全く同感です。私が思っていたことを代弁してくださって、ありがとうございます。
(Sep 16, 2007 02:59:39 AM)

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アビ男さん

白のプルメリアさん

＞プルメリアさんの気持ち分かります。そしてその気持ちは彼女に届いていると思いますよ。自分の親友はキンジスでした。今はこの世にはいません。なんかしんみりとなってきましたけど親友の分も生きてやると心に誓ってます。アビ男もれひさんのご冥福を心よりお祈りします。
-----
優しいメッセージ、ありがとうございます。
アビ男さんにもそんな辛い経験がおありなのですね。
お友達もきっとアビ男さんのことを見守っていらっしゃると思います。
(Sep 16, 2007 04:56:14 AM)

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Re:勇気をもらった彼女のブログ(09/12)

ukimia444 さん

はじめまして、美紀ともうします。
素晴らしいブログの紹介ありがとうございますm(_ _)m
改めてブログの良さをしりました。
本当にありがとうございました。
感謝を込めてm(_ _)m
(Sep 24, 2013 08:27:22 PM)

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