神様お願い！

流産手術をしたT先生。暇な時にこのT先生の名前でインターネット検索をしてみました。自分の名前ではヒット件数ゼロなのに、さすがドクターともなると出るわ出るわ。。。

『週1回東北の個人病院まで助っ人で行っているんだ～』『あの医大卒業したのかぁ。』『論文こんなのも書いてるのね』などなど。。。

うちは2時間待って3分診察の典型的な病院。もちろんこんな無駄話する時間はありません。だから先生のことが少し知れてうれしかったです。

一番びっくりな発見だったのは、とある掲示板に病院名、本名で先生の書きこみがあったこと。もろ個人情報漏洩されてますけど・・・・（ネットって怖いですね！）

どんな内容かって？そこが問題。

『ハンサムなお医者様の掲示板』 （念の為タイトルはややもじってます。）

うそ～ん（失礼！）だって、先生はお世辞にもハンサムとは言えません。頭の毛だってそろそろやばそうな状態だし、白衣着てなければただの・・・・（あえて言いませんが）。

ただ！ただ、、、、書き込まれる理由は少しわかります。

１．白衣の威力

２．優しさ（微笑み）

３．腕

この3つが揃っているからじゃないかと。うちの病院で一番偉くて一番腕のいい先生には笑顔が欠けていて怖い。優しくて美しい女医もいますが腕がありません（いつも痛い）。

スロットで揃えるよりも難しい３つなのかもしれません。逆を言えば！ドクターは外見関係なくモテることができるのは確かなようです。自分がもし男だったらめっちゃ勉強してドクターに絶対なってやる～(>_<)

今日この先生に術後初めて診察してもらいました。流産した私にはいつも以上に優しく、微笑みは『さらに倍！』みたいな感じで説明してくれました。

「今回は残念な結果になりましたが、ちゃんと妊娠はできたんですからね～。いいですか～？もうあなたは 不妊じゃないんですよ～。（微笑み）」

ここ最近言われてきた言葉には何度も涙し悲嘆にくれてきましたが久しぶりに今日は嬉しい気持ちになりました。

「もうあなたは不妊じゃない」

まだ妊娠したわけでもないのに、卒業証書もらったように嬉しい。涙が危うく流れるところでした。

ドクターの言葉は時に神様の言葉のよう。患者はその言葉にいつも一喜一憂してきました。次発せられる一言にいつもドキドキして。。。

色んな婦人病をかかえていて自然妊娠はできないから医学的には不妊だろうけど、でも今回の先生のこの一言にすごーく救われました。