BLUE MOON

BLUE MOON

「荒む大地」  月に奏でる唄  題名改訂




いつかは花が  咲くことを願って

いつかは草の  生い茂ることを願って


 私は  信じているから   


 私だけは 信じているから


月日は流れ   大人になった少女は

今日も荒れ果てた大地を眺め  それでも今日も水を与える    


 変わらぬあなた  変われない私

 だから今日から

 いつかは・・・の想いを  いつまでも・・・に変えて


一筋の涙が  初めて少女の頬を伝い  

一滴の涙が  もの言わぬ大地に落ちた


やがて少女は気づく


荒む足元のその真下に  

少女への思いが  育まれていたことを


少女のために再びの息吹を


大地の思いが  隠されていたことを



 少女のために   そしてこれからは 貴女だけのために


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