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2025年10月20日
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テーマ: ニュース(95897)
カテゴリ: ニュース
わが国の高度に発達した資本主義経済をこのまま維持して行くためには、それに必要な人材を継続して補充していかなければならないが、残念なことに、この国の政府にはそのような「問題意識」が欠落し、ひたすら己の保身のために資本家に奉仕する「政策」だけを実行してきたため、勤労者の所得は徐々に減少し、それに付随して出生率も減少を続け、もはや外国人労働者なしにはこの国の経済は回らない事態となっている。そして、現実に外国人労働者が家族と一緒に移住してきて働いているというのに、その子弟への教育が行き届いていない現状について、元文科官僚の前川喜平氏は、5日の東京新聞コラムに、次のように書いている;




 3日の本紙は、全国で8432人の外国籍の子どもが不就学の可能性があるという文科省の調査結果を伝えていた。2年前より減ってはいるが依然として大きな数字だ。まともな教育を受けられない子どもたちの行く末が極めて憂慮される。

 学校に通っていれば大丈夫というわけでもない。本年度の全国学力・学習状況調査で、中学校国語の正答が2問以下だつた生徒が3万3226人、全体の3・7%存在した。全14問中8問は3択ないし4択の選択式だから、当てずっぽうでも平均2問は正答になるはずだ。正答が2問以下というのは事実上のO点だ。 日本語の読解能力が皆無に近い中学生がこれだけの規模で存在するのだ。そのほとんどは外国籍の子どもだと思われる。放置できる問題ではない。

 文科省の調査では外国人学校に就学している学齢期の外国籍の子どもが1万1615人いたが、外国人学校に対する国と地方の支援は極めて貧弱だ。中でも朝鮮学校に対する差別は「官製ヘイト」と言うべきものだ。

 カネにも票にもならない本当の「外国人問題」に取り組む政治家こそ、今の日本には必要だ。
(現代教育行政研究会代表)


2025年10月5日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-本当の『外国人問題』」から引用

 本当の外国人問題は、参政党や高市議員が言うような「外国人が不当に優遇されている」などというレベルの低い問題ではなく、日本に住みながら十分な教育を受けられないがために日本語が不自由で、疎外感を味わううちに非行から「犯罪」への道に転落する者も出て来ないとも限らない、そのような「分岐点」に、今我々はいるのではなか、そのような観点から、私たちは本当の「外国人問題」を認識し、問題解決への手立てを講じていくように、声を上げるべきだと思います。





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最終更新日  2025年10月20日 15時30分35秒


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