本須賀海岸 カフェレストラン    ボナンザ(創作料理&自家焙煎珈琲)

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コーヒーには軟水硬水どちらがいいの



そもそも硬水、軟水とはいったい何なのでしょう?これは水に含まれるミネ ラル分(カルシウム、マグネシウム)の含有量で定義されるもので、 硬度100未満が軟水、100以上が硬水というのが普及してきています (炭酸カルシウムが100ppm溶け込んでいる状態=硬度100)。

ではなぜコーヒーには軟水がよいのでしょう?これはコーヒーに限った事 ではなく、成分抽出をするような飲み物は味を決定づける有効成分の形を変 えないで口にすることが重要だからです。

コーヒーの場合ですとガン抑制効 果のあるクロロゲン酸という成分も簡単にミネラル分(カルシウム、鉄分な ど)と反応してしまいますし、酸味などを与えるカルボン酸類も容易に姿を 変えてしまいます。 又、硬度の高い水はドリップヒーターの配管にスケール(汚れ)を生成しや すいため、お湯の出が悪いなどの症状が出やすくなります。

ところで日本の水の硬度の平均は60程度とも言われていますが、地域によ る傾向がはっきり現れているそうです。東北、北陸などの降雪地帯は硬度 40以下、関東、琵琶湖隣接地域、九州地方などは80以上だそうです。

地下水などを飲料用に用いた場合はさらに高くなる場合も考えられ、コーヒー の味も変化必至と考えられます。 なんだか硬水が悪者のようですが、ミネラルウォーターが販売されている事 からもミネラルは体に必要な物で料理によっては味を良くする効果がありま す。水の使い方はケースバイケースという事ですね。


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