本須賀海岸 カフェレストラン    ボナンザ(創作料理&自家焙煎珈琲)

本須賀海岸 カフェレストラン ボナンザ(創作料理&自家焙煎珈琲)

基本的なブレンド例 


記述された数例のブレンドは<低価格ブレンド><中間価格ブレンド><一級品のブレンド><最高級品ノブレンド>といったように、製品化された時の価格を指標にして4つにカテゴライズされ、一般消費者向け包装済コーヒーと外食業向けコーヒーに適したブレンドのヒントととして紹介しておきます
低価格ブレンド 1.水洗ロブスタ(50%)+コロンビア・コンスモ(50%)
        2.サントスNO.6(50%)+コロンビア・コンスモ(50%)
中間価格帯のブレンド
        1.ブルボン・サントスNO.4(50%)+コロンビア・ヒラルド
         (50%)
        2.ブルボン・サントスNO.4(1/3)+コロンビア・コンスモ
(1/3)+ククタ・マラカイボ(1/3)
一級品のブレンド1.高級ブルボン・サントス(40%)+コロンビア・メデリン(60
         %)
        2.高級ブルボン・サントス(40%)+コロンビア・メデリン
         (40%)+水洗マラカイボ旧年物(20%)
最高級品のブレンド1.コロンビア・メデリン(1/3)+水洗マラカイボ旧年物(1/3)
酸味のあるメキシコ(1/3)
2. アンコラ上物(2/3)+モカ(1/3)

「水洗ロブスタ」は水洗式で精製されたジャワ・ロブスタのようです。ロブスタ種の豆は淡白な風味で酸味はなく、主に他の豆の強さを和らげ、価格的にも安価で製品の低価格化に多く用いられたようです。
「コロンビア・コンスモ」のコロンビアは銘柄、コンスモは等級です。コロンビアは豊かで口当たりがなめらかとされています。コロンビア産のコーヒーの等級は8段階に区別され、コンスモは上から第6段階にあたります。
「サントスNO.6」ブラジル産サントスは酸味が弱く味は平板とされています。NO.6はブラジル産の等級で8段階の6番目ということです。
「ブルボン・サントス」は滑らかで刺激が少なく口当たりが良いとされています。多少の酸味があります。
「コロンビア・ヒルラド」は酸味が多くある程度の風味とコクも得られるといわれています。
「ククタ・マラカイボ」もコロンビア産の豆で、豆の形と風味のバランスが良いこと、また鋭い酸味で知られています。
「コロンビア・メデリン」コロンビア産の中で最高とされ、風味も良くコクも強いものです。
「メキシコ」は充分にコクがあり、優れた酸味、芳香が強く、最高級品とされています。
「アンゴラ」はマレー産の高品質豆で豊かなコクと芳醇な風味で知られています。
『モカ」はイエメンを代表する高品質豆で(オールド・クロップ)を加えることを奨めています。
これはあくまでも当時の基本的な実例の一部として記述さrふぇていますが、苦味と酸味、また強さとまろやかさの調和を目指すと言う意味では、現在のブレンドと
共通する姿勢であるといえます。


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