初めてのおもてなし

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2003年03月18日

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久々に日記に復活。

今日は、とある企業のサービスを体験してもらうべく、
小学生とママたちと、「初めてのおもてなし」
というタイトルで、お料理？をしてもらう、
一応、そのせんせい。

さて、お料理といっても、火を使えないので、
実際は盛り合わせ、といった方がいいかな。
おつまみとデザートの2品、まずは完成予想図を描かせる。
細かく描く女の子。

色を使わず、黒い線だけで説明しようとする男の子B
計3名とバトル。
今日は彼らがジュニアシェフ、ママはサポート。
でも黙っていられない、ママたち。ふふふ。

思ったとおりのすったもんだで親子であーでもない、こーでもない。ワタシまで子供になってしまった。
お皿というキャンパスに、プリンやらヨーグルトてんこもりに
したり、のり巻きにサラダをちらしてみたり。
コレだけ聞くと、「えっ」っと思うかもしれないけど、
そう、それは不思議な皿ができたけど、
みんなが楽しんでいたのはまちがいない。
実際に作ったものをお持ち帰りはできないので、みんなで食べた。

それがまたよかった。

さて、このイベントの最後に、ちょっとしたアンケートをした。
「あなたにとってのおもてなしって？」たぶんこんな質問。
子供たちから
「おもてなし、って何？」と原点のような声があがる。

もっともらしい大人の説明。

そうか、おもてなしって言葉は普段使わないのかもしれない。
言葉で聞くと、よそよそしさが漂うような感じもするけど、
自分と自分の大切な人をうれしい、楽しい気持ちにする、
そのための準備、そんなふうに思ってもらえたらといいけどね。

こういう企画って、当然のことながら企業の思惑だったり、
仕切りの立場だったり、ワタシの役割なんかがあるけれど、
ワタシはこんな彼らにとってのある時間の演出に参加できて
よかったと、思った、ほんと。

いやいや、今日の子供たち、小学3、4年生。
年のころで10、11歳。ワタシには不思議な存在。
よくしゃべるし、おもしろいことを当たり前のように
ぶつけてくる。ときどきちょっと照れる。
とにかく目一杯アピール。ママの心配もお構いなしで
くるくると転がるような感覚。
大人が仕事上で盛んにスピード感とかいうのとはぜんぜんちがった
メーターを持ってる。
最後にエレベーターで見送ったとき、扉が閉まる寸前まで
ずっと目をそらさないで手を振ってくれた彼らに
こっちが「ありがと」って気分になったのでした♪

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