ソムリエ～

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2003年03月19日

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こんな「役割」が普通に使われるようになったのは
そんな昔ではないはず。

ソムリエとは、「ワインに関する専門的知識をもって
お客様の相談に応じて提供する人」と、たぶん、きっと、
ワインのアドバイスのプロ、といったはず。
そう、「ワイン」。
ワインブームにのって、この「ソムリエ」って言葉が
すご～くありがたく聞こえるようになったみたい。

でもやっぱり工夫がウマイ！？日本人か、そうなると

「ソムリエ」と呼び始める。
でもそれがなんだかわかりやすいから、また仕方ない。

ためしに検索に「ソムリエ　意味」とか
入れてみる。でるわ、でるわ。なんでもかんでも、
「○○のソムリエ」のオンパレード。

お金のソムリエ、情報のソムリエ、珈琲のソムリエ、
丸の内のソムリエ・・・へぇ

これほどまでにいろんな情報、ネタ、話題があふれていると
なにがなんだか、わからなくなる、のか。
誰かに「コレがいいんです！」いってもらう、
「コレがあなたにぴったり♪」と決めてもらうことが、

でも、なんだかそのコトバ＝本来の意味がかわいそうな気もする。

さらに、たまたま乗ったタクシーのラジオで聞いたコト。
「ベジタブル&フルーツマイスター」
これは、簡単に言ったら「野菜のソムリエ」なんです・・・と。
野菜や果物の正しい知識を、姿を知りましょう、という

でもね～、マイスターってドイツ語でしょ、
で、説明ではまたもやソムリエ（仏）。。。
職人魂をオシャレに伝えると、こうなっちゃうのか。

ソムリエの叩き売りも、そろそろどうかなって思っちゃいましたけど、
みんな、意味や価値のあるもの探しが大変な今日この頃なんですね、
ホントは。

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