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2010.06.14
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カテゴリ: PC周辺機器
今回購入したデスクトップPC(LM-IS1432)はCPUとしてCeleron E1400を搭載しています。
P1040865s.jpg

Celeron E1400はCeleronブランドながらDual CoreのCPUでクロックも2GHzとCore 2 Duoの出たての頃と同等以上の性能があります。本来ならこれで性能的には十分なのですが、Pentium ブランドのCPUを試してみたいという思惑があり、Pentium Dual-Core E6500を購入してみました。
この2つのCPUのスペックを比較すると次のようになります。参考にCore2Duoのスペックも一緒に並べておきます。

プロセッサ
型名
動作周波数
コア数
FSB
2次キャッシュ
Intel64
VT対応
TXT対応
ソケット
TDP

Celeron Dual-Core
E1400
2.00 GHz (200x10)
2コア
800MHz
512KB
×
×
LGA775
65W

Pentium Dual-Core
E6500
2.93GHz (266x11)
2コア
1066MHz
2MB
×
LGA775
65W

Core 2 Duo
E7500
2.93GHz (266x11)
2コア
1066MHz
3MB
×
LGA775
65W


両方ともDual CoreでE6500はE1400と比べてクロックが5割増し、2次キャッシュも4倍とかなりの性能向上が期待できます。
Pentium Dual-CoreはCore 2 Duoとほとんど仕様の差がないので、お得感が強いです。

購入したPentium Dual-Core E6500は次のようなパッケージです。


P1040904s.jpg


P1040905s.jpg

型名シール
P1040906s.jpg


P1040907s.jpg

商品を上側から見ると
P1040908s.jpg

商品を裏側から見ると
P1040910s.jpg


いよいよCPUの交換です。
元からついていた E1400を取り外します。
P1050372s.jpg

CPUファンを取り外すと、グリスの塗られたCPUが現れます。

P1050373s.jpg

CPUをE6500につけかえます。
P1050380s.jpg

新規に購入したCPUについてきたファンの固定方法がいまいちよくわからなかったので、元のCPUについていたファンをのせなおしました。

再起動すると…

P1050382s.jpg

BIOS画面でちゃんとPentium Dual-Core E6500@2.93GHzと認識しています。なんとBIOSのバージョンアップは必要なかったようです。

ちなみにCrystalMark 2004R3でE1400とE6500のCPU情報を確認すると次のようになりました。
E1400-cpu.jpg

E6500-GT220-CPU.jpg

CPUクロックが2.00GHzに対して、2.93GHz

L2キャッシュサイズが512KBに対して2048KB
E6500はVTが有効になっています。

いよいよベンチマークの測定です。
E6500に交換するとこうなりました。(E6500+GT220)
E6500-GT220-mark-alu.jpg

E1400の時(E1400+GT220)はこうでした。
E1400-GT220-mak-alu.jpg


項目 E1400 E6500
ALU 17658 28654
FPU 18890 27722
MEM 10805 14049
HDD 7273 10321
GDI 4425 7926
D2D 6477 6628
OGL 12758 20598


CPUの演算性能を現すALU/FPUはCPUクロック比と同等の約5割性能向上しています。
メモリ性能はFSBクロック比と同等の約3割性能向上しています。
HDD,GDI,OGLも向上して、あきらかに動作が速くなったことが実感できます。

動作中の消費電力を調べると次のようになりました。

状態 E1400 E6500
アイドル 72W 67W
ALU 89~100W 89~100W
FPU 89~103W 86~103W
MEM 91~97W 87~94W
HDD 71~74W 67~68W
GDI 95~98W 99~105W
D2D 92~99W 85~88W
OGL 85~110W 83~111W


ベンチマークが向上しているのにもかかわらず、ほとんどの状態で消費電力が減少していることがわかります。
さすがCPUのプロセスが65nmから45nmに微細化されただけあります。

たった8000円で体感速度は明らかに向上し、消費電力は減少するなんて、とても効率の良いアップグレードだったようです。

最後に Windows Vistaでのエクスペリエンスインデックスがどうなったかを確認しておきます。

Celeron E1400の時は次のような結果です。

E1400-Experience.jpg

Pentium E6500の時は次のような結果になりました。

E6500-experience.jpg

Windows Vistaではエクスペリエンスインデックスの最高値は5.9なので、ほとんど満点ということになります。


☆今回購入したもの
・CPU
Pentium Dual-Core E6500(2.93GHz) 7,480円~

P1040904s.jpg

・ビデオカード
GeForce GT240 Low Profile GF-GT240-LE1GHD 8,780円~

4988755134583.jpg


ちなみに今なら Office Personal 2007がセットになった、このベースのPCが39,800円で販売しているようです。

1006-lmis1432bl.jpg

Vista/Celeron E1400/2GB RAM/320GB HDD/Office Personal 2007


☆測定機器

TAP-TST5(ワットチェッカー)
TAP-TST5の安値検索
tap-tst5_1.jpg


TAP-TST7(ワットチェッカーPlus)
TAP-TST7の安値検索
tap-tst7_1.jpg







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最終更新日  2010.06.17 00:06:22
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