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2010.11.29

この間、楽天ブックスで「チラよみ」キャンペーンをやっていたので、対象商品の中から「Ｄ列車でいこう」を購入してみました。

「チラよみ」とは本の表紙から先頭の12ページを見ることができるシステムです。画質はいまいちですが、本をそのままスキャンしたような画像を確認することができます。
まさに立ち読みしたときの感覚を味わえるのですが、見ることができるのは先頭だけということで、それほど使い勝手はよくありません。

「チラよみ」できるのも全商品というわけではなく、

立ちよみする！　というリンクのある本だけです。

楽天ブックスの検索画面で、【チラよみ対象商品】というキーワードと一緒に検索して表示されるものであればよいようです。

さて「チラよみ」対象商品を購入するとポイントアップするというキャンペーンで「Ｄ列車でいこう」を購入しました。

自分の場合、本屋で文庫本を購入する際は、表紙の絵柄と、裏表紙の説明文などがきっかけになることが多いので、「チラよみ」でも表紙だけでなく、裏表紙も見れるようにしてくれるとうれしいのですが…

内容はある意味夢にあふれていてたいへん楽しめました。

ある事故にでくわしたことがきっかけで、ここまでのめりこんでしまうという男たち。
沿線住人だけではこれ以上の収入が期待できないような状況の中、さまざまなアイデアを出して、身銭をきって乗客をふやそうというその男気（？）につい応援したくなってしまいます。
過疎化がすすんで、赤字となっているローカル鉄道は多いと思いますが、本当にこんなことが実現できたらとつい思ってしまいます。

才色兼備でＭＢＡ取得の女性ミュージシャンなんてキャラクターも面白く、続編や映像化を期待してしまいます。
そういえば今度映画になる「ウッドストック」に似た展開もあります。