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2007年04月28日

奇想コレクション

(4)

テーマ：本のある暮らし(4324)

カテゴリ：本の話題

昨日、ある書店（オアゾ）で「奇想コレクション」の「松尾たいこ」カバー画の原画展を観た。原画なのでここでしか見られないのだろうけど、行ったらやっていたというわけで僥倖なり。

奇想コレクションの原画展を見た途端、たちまちファンになってしまった。

人間の欲望は際限が無い、この素適な松尾たいこカバー絵の「奇想コレクション」が欲しくなってしまった。11冊、決して安くない値段。

「奇想コレクション」とは？その内容をみると下記のもの。

『失われた探険家』（パトリック・マグラア著宮脇　孝雄訳）
『最後のウィネベーゴ』（コニー・ウィリス著大森　望編訳）
『元気なぼくらの元気なおもちゃ』（ウィル・セルフ著安原　和見訳）
『ページをめくれば』（ゼナ・ヘンダースン著安野　玲訳山田　順子訳）
『どんがらがん』（アヴラム・デイヴィッドスン著殊能　将之編）

『願い星、叶い星』（アルフレッド・ベスター著中村　融訳）
『フェッセンデンの宇宙』（エドモンド・ハミルトン著中村　融訳）
『ふたりジャネット』（テリー・ビッスン著中村　融編訳）
『不思議のひと触れ』（シオドア・スタージョン著大森　望編）

それはそれはすごーく魅力的なカバー画の表紙。一枚一枚みていくともうそこから物語が浮かんできて想像力をかきたてられ、私はゼナ・ヘンダースンしか作家名は知らないけれど、絶対おもしろそうだ。おもしろいに決ってると思っちゃった。絵に魅力なのか、物語が知りたいのか当分悩む。

松尾たいこさんのＨＰも見つけ、ブログ「a piece of life」もすてきなこと発見。

原画展に置いてあった持ち帰り自由のポストカード『輝く断片』のカバー画、東京と畑の家の分として2枚頂いてきたよ。↓

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最終更新日 2007年04月28日 14時19分52秒
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■コメント

Re:奇想コレクション(04/28)

柊♪ さん

松尾たいこさんのカバー絵は近頃よく見かけます。
笹生陽子さんの本も松尾さんのカバーだったような…。
とても印象的で、「奇想コレクション」を集めたくなる気持ちもわかります（笑）
ゼナ・ヘンダースンの『ページをめくれば』は新聞の書評にも紹介されていて購入してしまいました。
恩田陸さんが『常野物語』を書かれるのに影響を受けた物語、でしたよね。確か。
まだ表題作しか読めてません…（笑） (2007年04月28日 14時47分47秒)

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柊♪さん

ばあチャルさん

＞松尾たいこさんのカバー絵は近頃よく見かけます。
＞笹生陽子さんの本も松尾さんのカバーだったような…。

先日読んだ岡崎武志さんの「読書の腕前」にも和田誠のカバーだったら読みたくなるとありました。「カラマーゾフの兄弟」も魅力的なカバー絵だったら読めたのに…とか（笑）

本とカバー画の関係、文学の雰囲気を大いに変えますね。

私もゼナ・ヘンダースンの『ページをめくれば』は購入したいです♪

(2007年04月28日 16時16分08秒)

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Re:奇想コレクション(04/28)

オーキリさん

松尾たいこさん知りませんでした。でも素敵な絵ですね～早速ブログを見させてもらいます。 (2007年04月28日 17時25分34秒)

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オーキリさん

ばあチャルさん

本、小説も装丁でずいぶん印象が良くなったりするものですね。作家さんがこだわったりするのもわかります。夏目漱石も明治、大正の今で言えばレトロっぽい、才能のある画家さんといっしょにいい装丁や挿絵にしたとか、日経の文化欄にありましたよ。

(2007年04月29日 08時32分32秒)

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