世界大会日誌(その3)

【世界大会日誌(その3)】



 7月6日~7日

 JBAの援軍が続々と到着!鹿児島のフクダさんも到着!明るいフクダさんの登場で色々が気楽になりました。(誰がいつ到着したのか定かではありません)

 この頃、疲れがピーク。山下さんから「トギーは侍チームなんだから送迎とか私とMASAさんでやろうよ」との提案もありましたが、トギーさんは常に動いていました。ドライバーが欲しいと言う人の為に、イベント会社の方の自宅までドライバーを借りに行ってあげたり、パソコンの部品を買いたいって選手をパソコンショップまで連れて行ってあげたり、、

 (僕も、銀行で換金したいって選手をダウンタウンまで連れて行ってあげたり、町に友達が来ているって選手を駅まで乗せて行ってあげたり、、)一応書いときます。(^^ゞ

 僕も、トギーさんも、僕たちが日本人の代表なんだって気持ちで、出きる限り親切に、出きる限りフレンドリーにって気持ちを持ち続けていました。僕は後半かなり疲れていて、挨拶がにこやかに出来ない日なんてのもありましたが、トギーさんは常に誰にでも話しかけていて、彼は日本人に対しても非常に気配りのできる人なんだけど、心底ええ人やな~って思いましたね。

 あと、フランス人選手団が旭川空港に到着したって連絡が井上さんから入り、コレも予定より早かったんですよね、、(井上さんはたまたま東京から同じ飛行機の乗っていて、旭川空港からムラタさんに連絡し、それで早めの到着が判明)で、とにかくマイクロバスに、僕とよっしゃん2人で乗り込んで迎に行きました。

 僕はフランスに一度行った事があって、フランス人はとにかく英語を喋らない、喋りたがらないってのが頭にあり、つかみは絶対にフランス語やな、、と考えたわいいけど、フランス語のボキャブラリーは少なくてね、、結局以下の様な感じになりました。

 僕 「ボンジュール!」

 フランス選手団 「ボンジュール!」

 僕 「ボンジュール!」

 フランス選手団 「ボンジュール!」

 僕 「、、、ボンジュール!」

 フランス選手団、  大爆笑!

 そこからは英語で、ちゃんと英語が分かる人が2,3人いたので助かりました。(^^ゞ


 7月7日(金)

 僕とフクダさんにもの凄いプレッシャーが、、

 7月8日夜のレセプションの司会を2人でする事になっていたのですが、、急遽、予定していた倍くらいのパートを担当する事になってしまったのです、、。

 最初から聞いていたパートは、ちゃんと日本語の原稿をトギーさんからもらっていて、それをフクダさんが翻訳し、さらに僕の娘の英語の先生に添削までしてもらって、完璧な原稿が仕上がっていました。

 しかし、、

 急遽任されたパートは、日本語の文章作りからする事になり、日本語は井上さんに大部分を添削してもらい、英語はフクダさんがネットの翻訳機を使って作成に取り掛かりましたが、この日は、ネームプレートが出来ていないらしくて、パソコンがなかなか空かず、フクダさんの作業は翌日にずれ込む事に、、(フクダさんパソコンで気分が悪くなり途中で一度ダウン)

 ※ネームプレートは結局飯塚君がその大部分を作ってくれたと聞いています。かなり遅くまでパソコンの作業をしてくれていて、、飯塚君はチーム戦の最初の種目で肉離れをやっちゃたんだけど、、このパソコンの作業が影響しているんじゃないかと、、トギーさんも団体戦の時に2回も「足やっちゃいました、、」ってのがあって、、スタッフと選手の両立は難しいよな、とその時思っていました。しかし、個人戦では飯塚君が総合で12位!トギーさんはオージーで優勝!と、まるで、スーパーマンのような格好いい活躍ブリ!やっぱ、「できる人」はどこか違うんですよね~!

 7月8日、なんとか出来上がった原稿を、アメリカ人のジーン&エイミーに添削してもらい。移動中の車の中で初めての読み合わせ。

 しかし、原稿に不備があることが分かり、会場でフクダさんがバタバタと手直し。結局、ちゃんとした読み合わせは1回だけに終わりました。

 もの凄く不安で、、特に発音が、、で、その場にいたラングスのジャミルさんに最後まで発音の指導をしてもらってました。(^_^;)

 で、イザ本番!

 僕もフクダさんももの凄く緊張していて、特に最初に英語のパートを担当してくれたフクダさんは大変だったと思います。僕は最初日本語でしたので、まだマシだったと思いますが、それでも、旭川市長の前にマイクを持っていくのを完全に忘れていました。

 僕の英語のパートは、プライドの司会の様な感じでしたので、とにかく勢いで押し切りました。最後はなんとか盛り上って終わることが出来たと思います。原稿ラスト3行くらい飛ばして終了しちゃいましたが、、その方がノリがいいかなって思ったのですよ。

 レセプションの終了を告げると、スタンディングオベーションを戴いて、、トギーさんに「MASAさん、ステージに出てください!」とお尻をたたかれて出て行きましたが、その時に、レセプションで演奏や演技をしてくれた全員を再度紹介する余裕は、残念ながら僕にはありませんでした。m(__)m みんなを紹介してから、「このレセプションのプロデューサーはトギーさんです!」ってのをやりたかったんだけどね~(^_^;) これだけは本当に残念です。

 だけど、、この司会が終了した時点で、 (コレで世界大会が終わってもいいや、、) ってくらいの気持ちになりました。(笑)

 ザミルさんがハイタッチで「いや~良かったですよ~!」って言葉をかけてくれて、もの凄く嬉しかったです。その他も、結構多くの海外選手からも「良かったよ!」って声をかけて戴きました!(*^^)v

 その後のレセプションは、まるで打ち上げの気分で、、かなりお酒を飲んでしまいましたね~(^^ゞ

 つづく

「世界大会日誌(その4)」 へ!


 ↓レセプションの会場!(撮影:古川貴浩)

レセプション会場


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