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あおいまりい
私はまりい。家計立て直しのため、日々努力しています。お買い得品追跡中！
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2008年08月21日
テーマ： 図書館で借りた本(43)
カテゴリ： 社会
リクエストしてみた本。
遺品整理屋は見た！！
ニュースでたまに報道されている老人の孤独死。
死後しばらくたってから発見された住居内での遺体。
外で自殺した遺体現場。
これらの後始末は警察がやるものだと思っていた。
ところが違うのだ。
遺族がやる。
天涯孤独の人だとしても、何とか警察が調べて
会ったことのないような遠縁がやらなくてはならない。
わからなければ、大家さんがやる。
当然死後数日たった現場は壮絶な状態で素人などが
処理できるものではない。
そこでこの本の著者のような会社が後始末をする。
現場の清掃、消臭、遺品の整理など。
お金では割り切れないような悲惨な現場を淡々と処理する
様子が描かれている。
孤独死や自然死は本人が悪いわけではなく、
責めることはできないが、親族がもう少し当人と連絡を
とっていれば避けられるものも多い。
実際、そのようなことがあると賃貸なら賠償請求も発生するし、
近所の人に頭を下げなければならないのは親族だ。
身寄りがなければ、大家さんが始末する。
その物件は事実の公開をしなければならない義務があるそうで
そうなると当然その物件は人が入らず大家さんの収入にも影響する。
少子高齢化の社会、これからはますます身寄りのない人、
特にリスクの高い老人には賃貸物件の契約は難しくなることだろう。
いろいろ考えさせられる本だ。
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