ぼたんの花

ぼたんの花

2005/11/17
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テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: 原発と劣化ウラン
先日、来日されたイラクからの帰還兵、元米兵のマシューさんからお礼のメールが届いたようです。


以下、転載です。





[転送・転載、歓迎。]

                 2005年11月17日

 ジェラルド&ジャニス・マシュー夫妻から――

「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」に際して日本に来ていただいた、ジェ
ラルド&ジャニス・マシュー夫妻から、お礼のメールが届いています。

同カンパをいただくことができました。詳しいご報告は改めてさせていただきますが、
まずは、ここに改めてお礼申し上げます。
                         嘉指信雄


 「2005年11月16日

 夫と私は、日本に私たちを招待してくださったことを感謝しております。劣化ウラ
ンとその影響についての私たちの経験を皆さんと共有することを可能にしてくれた、
他の37グループの皆さんにもお礼申し上げます。

 日本での私たちの経験はとても感銘深く、決して忘れることはないでしょう。私た
ちはメッセージを伝えるために日本に行きましたが、お返しに、自分たちのものとなっ
たメッセージを携えてアメリカに戻ってきました。


われたことの話に率直に耳を傾けてくださいました。率直に、この問題を受け入れて
くださったのは、日本とニューヨークの反劣化ウラン・グループだけです。私たちは、
改めて心からお礼申しあげます。

 どうか、この感謝の気持ちを皆さんにお伝えください。皆さん全てを決して忘れま
せん。この繋がりをずっと大事にしましょう。そう!肥田(舜太郎)先生に夫を診て

有り難く、私は、先生の全てのアドバイスに従おうと思います。

 皆様に幸ありますように、また、忘れないでください、二人のアメリカ人が皆さん
の仲間だということを。私たちが一緒になって変化を引き起こすことができるよう祈
念しています。          敬具

  ジャニス&ジェラルド・マシュー」



[以下、メール原文]

Dear Mr. Kazashi,
My husband and I would like to thank you for extending your invitation
to us to Japan. As well as the 37 other organizations that helped make it
possible for us to share our story about DU and it's affects. I must tell
you that our experience in Japan was most memorable and will never be
forgotten. We went to Japan to send a message and in return we came back to
the US with a message of our own as well. You and the people of Japan
welcomed us with open arms willing to hear the story that has affected us
all. I must say only you and the organizations against DU and in NY have
been so open and excepting of this issue. I once again thank you sincerely.
Please forward my message of gratitude to everyone; they will never be
forgotten and we shall keep in touch definitely. Oh, I personally would
like to thank you for the arrangement that was made for Dr. Hida to see my
husband. He was most helpful to me and I shall try to follow all of his
recommendations. Bless you all and don't forget you have 2 Americans right
here on your side. I pray we can make a difference.

Respectfully,
Janise & Gerard Matthew





↓以下、管理人ぼたんの花の感想です。


「率直に、この問題を受け入れてくださったのは、日本とニューヨークの反劣化ウラン・グループだけです。」とのマシューさんの言葉です。
被爆国である日本、私の知人達でさえ、この問題にあまり重きを置いていない人が多いですね。

そういう私も、このHPで、戦争反対のテーマからこの話題に流れて行った時には、危険であるが、今、早急に問題にしなければならないこととは思っていませんでしたし。

劣化ウランという言葉も、随分昔に、知らぬうちに私の脳に収まり、そして原発の危険度もかなり問題だ、と思っていた私自身も、今回、いろいろな本を読んだり、調べてみるととても大変なことである、と改めて、実感できたのだから。

マシューさんご夫婦も、つい最近になって劣化ウランの危険性を知ったのだから、その害にあっていない人には、殆ど、興味が無い事なのだろう。

60年前の戦争のことを、あーだ、こーだ、と言っている暇は無い!と思うのですが、60年前の歴史を検証しないと、今、すでに世界中が、汚染されていることにさえ、どうしても理解できない、理解したくない、という人達が大勢いるようです。

でも、ぜひ、わかって欲しい。


追記

マシューさんのメールに書かれている肥田先生とは
『内部被曝の脅威』 肥田舜太郎/鎌仲ひとみ 共著 ちくま新書 680円+税
を書かれた先生です


是非、読んでください。





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Last updated  2005/11/18 04:52:21 AM
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