ぼたんの花

ぼたんの花

2007/01/30
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テーマ: 戦争反対(1197)
アル・ゴアさん製作の映画、”不都合な真実”を観てきた。

環境問題に取り組むゴアさん、そのきっかけは息子さんが交通事故に遭い、一ヶ月、意識が戻らなかったこと。そこから考え方が変わってきた。
ゴアさんの生い立ちや、息子さんのことなどを織り交ぜて映画は進むが、このゴアさんの生き方を見ていると、これが私が子供の頃にイメージしていたアメリカ人であり、アメリカの風景だ。

アメリカの景色や、ゴアさんの子供の頃の写真を見ると、まるで私の大好きなノーマン・ロックウェルさんの絵のモデルのような子供と風景。そして善良なアメリカ市民のゴアさん。


クリントン政権の副大統領で、ブッシュさんとの大統領選に負けてしまったゴアさん。

得票数ではブッシュさんに勝っていたにも関わらず、出口調査でも勝っていたのに、だ。

もちろん現ブッシュ政権が関わった不正に満ち溢れた選挙だった。電子投票システムによる不正と、マイノリティーの人たちへのあからさまな選挙妨害。ゴアさんが大統領になっていたら?と考えても仕方がない。ケネディ大統領暗殺以後、ゴアさんのような人が大統領になることは二度と無いと私は思っている。それだけ巨大な悪の枢軸になってしまったアメリカ。



環境問題を考えれば”戦争反対”は当然のこと。戦争ほど環境を破壊するものはなく、ましてウラン兵器などを使えば、周辺国へも被害は及ぶ。。。というより、もう及んでいる。



地球は温暖化している、そして二酸化炭素も増えている、この二つの事実は間違いない。





長い地球の歴史を考えると、地球の気温が上昇した、という時期もあるらしい。

しかし、産業革命以後、地球のエネルギーを膨大に消費した、という事実とこのことに警笛を鳴らすのは、どちらを主張する学者も同じ見解。




 1. 温暖化=CO2 だから原子力発電


 2. 石油資源の枯渇 だから原子力発電


 3. 環境にやさしい だから原子力発電



という発想はまったくの間違い。



 1.海の温度を上げ続ける装置=原子力発電

 2.ウランは石油・石炭より限りある資源

 3.ウランは採掘をするときから害をまき続け、発電所の建設にも運営でも膨大な二酸化炭素を排出し
  その後、海を暖め、放射能汚染で魚類も減り続ける最悪なシステム



毎朝、起きて会社に行く、友達と食事をする、恋人と映画に行く、美味しい食事を作る、、、




ガソリン代、電気代や食事代を節約すること、、、それが環境にやさし人であり、エコは特定の人たちの考え方ではなく、私たちが毎日の生活の中で考えることであると、よくわかる映画でした。


追記:”不都合な真実”の映画の中にはウランや原発についてのお話しは出てきません。





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Last updated  2007/01/30 01:31:50 PM
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