ぼたんの花

ぼたんの花

2007/03/03
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テーマ: 戦争反対(1197)
自殺する女性を助けようとして電車にひかれ死んでしまった警察官。


彼の行為は、とても立派な行為であり賞賛される。



その後、大阪でケータイを見ながらホームを歩いていた女性が、線路へ転落した。


この時、若いの駅員が、他の人に電車に危険を知らせるボタンを押すように支持し、自分は線路に飛び降り
女性を避難させ、二人とも助かった。というニュースもあった。



さて東上線での自殺騒ぎの時には周辺にいた人たちは、いったい何をしていたのだろうか?

まだ人通りのある時間であり、すぐに電車にはねられたわけではない。





アメリカのイラクへの侵攻を支持した人、自衛隊派兵を支持した人たちは


今、イラクの状況がどうなっているのか、知っているのだろうか?





フセインは悪の枢軸というとを未だに信じている人たち。


今日もスンニ派の自爆テロ、というニュースが流れている。



フセイン政権はスンニ派が多かった。




スンニ派こそイラクの民主化を進めていた人々である。

今、米英が後ろ盾になっている政権はシーア派ですよ。



おかしくないですか?


フセイン政権時代の副首相のアジズさんはキリスト教信者


フセイン政権時代、女性の閣僚の割合はとても多かった。アメリカよりも日本よりも。


現政権に不満のある人たちは、どこの国にでもいました。


特にイラクは、湾岸戦争以後、国際社会の経済制裁が酷く、国民は医療さえまともに受けられない
(医薬品が兵器に転用されるというヘンな理屈で)





 そういう不条理をサダムは排して女性を「解放」し宗教の自由もうたった。現にアジズ副首相はキリスト教信者だった。

 その意味ではるかに民主的な治世だった。「いや彼は政敵を排除し恐怖政治を敷いた」という。それなら中国の方がもっとひどいだろう。要するにこれも筋が通らない。

 そんな無理をしてまで米国はなぜサダム排除に執着したか。こういう分からないことだらけの事件を解くとき、国際政治学に「反実仮想」という手法がある。事実に反した想定の意味で、別に難しい話ではない。例えば日本が真珠湾攻撃をしなかったらと仮想する。そしたら米国はどうしたか。それを検討すると歴史に働く国家の意思が結構、見えてくるものだ。



http://zeroplus.sakura.ne.jp/u/2003/0415.html







イラク侵攻にかかわっている国、一番アメリカ 二番イギリス 三番・・・は日本


国際社会はこう見ていますよ。



傍観者でいいのですか?




湾岸戦争では、日本は国際社会から非難を浴びた。


お金だけ出して兵を出さない。






お金を出してしまったことを後ろめたく思わなくてはならない。



この湾岸戦争でお金を出しても国益にはならなかった




今回は、憲法を曲げてイラクに派兵しても、国益にはなっていない。



60年前の歴史認識を自虐的、と言うなら、ちょっと前の自虐的な認識を今のうちに精査してはいかがか?




*アジスさんは、副大統領ではなく副首相の間違いです

訂正しました。





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Last updated  2007/03/03 10:01:16 PM
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