ぼたんの花

ぼたんの花

2011/06/23
XML
カテゴリ: 地球環境と原発






田中三彦さんの素晴らしい講演が今度の日曜日、26日に

日比谷公会堂で開かれます。

1990年に書かれた”原発はなぜ危険か”-元設計技師の証言-

岩波新書700円+税が再販されています。

田中三彦さんの本を読むと、専門的な知識がとてもわかり易く

書かれています。

と言っても、全てはシンプルなことなのですから

それを小難しく話すのが、おかしいのですが。



田中三彦さんのお話がなぜ良いのか、というと

科学、技術、などの知識が豊富なことに加えて

哲学的なものが基本的な考え方にしっかりと根付いて

ゆるぎないからだと考えます。


それは小出裕章先生にも言える事ですが

白洲次郎さんが言っていた、プリンシプル、というのは

こういうことではないか、と思えるのです。

日本人に不足しているプリンシプル、


これがお二人にはあるからだと思います。


田中三彦さんの本を読むと、頭の良さに加え

知性も感じられるのです。


知識が豊富でも知性の感じられる科学者、学者は少ない。

知識は詰め込めばよいものですが、それにプラスαが加わらないと


なんとか真理教の教祖のようになってしまうよです。


長崎大学のなんとかという教授、福島のアドバイザーになられた


アホな人、長崎、広島の原爆と原発災害を比べて


”大丈夫”なんて言うのがおかしい。


原爆は、地上500メートル以上から投下、

なぜか?アメリカが調査をするのに

地上近くで爆発させたら調査が出来ないから。



チェルノブイリでは、いまだに汚染が酷く、

後、40年経っても住むこともままならない。



日本は”唯一の被ばく国”なんて言いながら

祈念式典なんて開くことも恥ずかしくて出来ない。


福島は、来年になってもまだ収束できないでしょう。


広島原爆は、ウラン800グラム、


100万キロワットの原発一基で一日に3000グラムのウラン。


さて、福島第一原発、1号機から4号機、使用済み燃料を加えて

どれだけの”死の灰”があるのでしょうか。


山下教授はきっと知らないのでしょう。






以下、転載です。


******





「終焉に向かう原子力」第12回

福島第一原発はどうなるのか

放射能汚染はどこまで拡大するのか

      浜岡原発を廃炉にさせよう



浜岡原発現地報告2―停止から廃炉へ  

■ 伊藤実氏 (「浜岡原発を考える会」代表)

■ 白鳥良香氏 (「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」代表)

■ 内藤新吾氏 (「地震で原発だいじょうぶ?会」共同代表)



講  演 

■木村真三氏 (放射線衛生学者、NHK・ETV特集「放射能汚染地図」出演)

   「福島第一原発事故による放射能汚染調査」               

■田中三彦氏 (元原子炉設計技術者、サイエンスライター)

   「福島第一原発事故はけっして “想定外”ではない」



日時: 2011年6月26日(日) 13:30~18:00 (開場13:00)

場所: 日比谷公会堂 (地下鉄日比谷駅徒歩3分、霞ヶ関駅徒歩3分)

参加費: 1000円 (先着順・2000人)  [12:00から整理券を配ります]

主催: 「終焉に向かう原子力」実行委員会       

     浜岡アクション (東海地震の前に浜岡原発を廃炉にさせよう首都圏アクション)

協賛: 『週刊金曜日』









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011/06/24 12:31:19 AM
コメント(0) | コメントを書く
[地球環境と原発] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: